その頃のデュアライズしたソニックとナル
はと言えば…



「『うりゃぁぁあ！！』」



メカに突進していく、が蹴り飛ばされて
天井にぶつかり…落ちてきたところを
また蹴られ、とピンチに陥っていた。




「っぐ！！」
『ナル！！大丈夫か！？』
「ほーっほっほっほ！！愉快愉快！
これなら2人いっぺんに倒せる
一石二鳥！！」



ソニックのその言葉に
ナルは笑顔で答える。



「っ平気平気！！」
『やるねぇ！でもまだまだ！』



再び飛びかかるが、今度は
メカの手に捕まり壁へと叩きつけられて
2人は押さえつけられた。




『っふん！少しはマシなもの作るじゃないか！』
「いつもはすぐ壊れるくせにな！！」
「減らず口を聞けるのも今のうちじゃ
なんせこのE-18はカオスエメラルドを
動力源にしとるからな！しかも2個な！」
「『っなーるほどねぇ…！！』」
「さてそろそろトドメを」




エッグマンがとどめを刺そうとした
その時、エッグマンに電話が
かかってきた
電話の相手はデコーらしい




『あのーDr.エッグマン様
動力室に何人か閉じ込めたったんだけど
こりゃあ敵かーねぇ味方だだかーねぇ』
「は？」



エッグマンが映像を見てみると…
そこには扉を壊そうとする
ナックルズとリオーレの姿！！




「ナックルズと…小娘にそっくりな変なやつ！！
バカもん敵に決まっとるじゃろ！！」
『あー敵だったきゃー！』
「それにしても動力室で何してた！」
『なんか時限爆弾がどーたらこーたら
してたがや？』
「なんだと！？」




それを聞いたソニックとナルは
仕方ないな、と笑って
力を込めた。




「しょうがないなー」
『爆弾仕掛けて閉じ込められる
なんてよォ・リオーレお前馬鹿だな！！』




力を込めると…メカの手から
脱出することに成功し、
勢いよく2人は飛び出した！！




「！？ソニック、ナル！！」
「『ふん！』」




脱出するとエッグマンの元へと
高速で飛んでいき、エッグマンは
忌々しげに顔を歪めた。





「お前らには学習能力というものがないのか！」
「『へへーんだ！！』」




踏みつけようと攻撃してきた
メカを避けるとメカの
胸目掛けてドリルダッシュで突っ込む！！




「ったぁぁぁぁぁ！！」
「ば、馬鹿な！！」




そしてメカの胸を突き抜けて出てきた
ナルとデュアライズした
ソニックの手には…



「『イヤッホーウ！！！』」
「あ、しまった！！」




カオスエメラルドが2つ！！
カオスエメラルドを手にすると、
ナル…そしてデュアライズした
ソニックの体が光輝き力が増す！！




「『うおおおぉ！！！』」



巨大メカを何度も何度も
体当たりで突き抜け、メカは
穴だらけになっていく！！
そして壁を突きぬける、と
メカはバチバチと電気を漏らし出す！！




「も、もうダメ！！
あらーーーーっ！？！？」




エッグマンが退散してすぐに…
メカは大爆発を起こし、黒い煙が
基地から立ち込めた。