そして翌日の朝‥朝食を
作って食べ、支度をすると
窓から飛び立ち隣のソーンダイク家へ
ソニックの様子を見にやってきたナル



「おーいクリスー、ソニックの様子どうだ？」
「ナル！もう玄関から来てよ‥」



コンコン、と窓を叩くナルに
クリスは苦笑いしながらも窓を開けた
窓を開けると、ソニックはソファに座り
クッキーを口に運んでいるようだった



「Good morning！」
「おはよーさん、どーだよ様子は」
「上々さ」
「‥ん？てかこれニュースに
写ってんのお前じゃん」
「そうなんだよ、騒ぎになってるみたい」



テレビを見ればソニックの様子が
ニュースに写っており‥
騒ぎになってるとか‥と
そう呟いていると、ドアが勢いよく
開かれチャックが興奮した様子で
クリスに近づいてきた




｢クリス、聞いたか？Sチームを打ち負かす謎のマシンが現れたって…ん？｣
「‥げ」
「！あっ、」



チャックはそこでソファに座っている
ソニックに気がついたようで
ニュースとソニックを何度も見比べて
おり‥



「ん！？」
「あっ！！へへ、」
「Hey！！なにすんだよHey！！」
「隠しても無駄だって、ほらァ」



咄嗟にソニックをクッションで隠したが
ソニックが暴れてクッションをのかした
ことによりチャックにバレてしまい‥
チャックはソニックを抱き上げた



「青い‥見た目はハリネズミ‥！！
こいつか！！！」
「うわぁぁ！？ちょ、」
「どんな仕組みになってるんだ‥！」
「だぁぁっ！！くすぐった‥！！」


ドライバーを取り出し中を見ようとするが
当然ソニックは機械ではないので
くすぐったいだけであり‥ソニックは
チャックの腕の中から逃げ出した



「逃げるな！！」
「チャックー、そいつ生きもんだぞ」
「おじいちゃん、彼‥ソニックは
機械じゃないんだ」


それを聞きあまりのショックにドライバー
を落とすチャック
その時‥



「こ、来ないでください‥怖いです‥」
「チャオ‥」
「ん？」



テレビの方に目線をやると、そこには
うさぎの女の子と不思議な…妖精？
が身を寄せあい震えていた



「来ないでください…」
「チャオ…！！」
「クリームにチーズ！！」
「え、何？クリームチーズ？」
「知り合いなの？」
「このヘンテコな世界に来たのは
俺だけじゃなかったのか、よおし
待ってろ！！」



勢いよくソニックは飛び出していったが…




「場所知ってるのー！？」



クリスの言葉で直ぐに帰ってきたのだった