とある日の昼…
ナルとリオーレが
テレビを見ていると家のチャイムが鳴らされた。



「？なんだ？」
「とりあえず出てみよう」



2人は来客の予定はないのだが、と
首を傾げながらも来客に答える前に
扉を開ける…




「はーい……誰だお前ら」
「！、おいナルこいつ
確か大統領補佐の」
「俺テレビ見ねぇからしらね」




扉を開けると、そこに居たのは
大統領補佐官とそのシークレットサービスが
立っていた
大統領補佐官が扉を開けて
ナルとリオーレを見据えた。




「お前がナルとその
従兄弟のリオーレだな」
「そうだけど」
「何か用か」




ずいぶんと偉そうだな、と
眉をしかめながら答えると
補佐官はなぜ来たのかを説明し出す




「逮捕しに来たわけじゃない、
君たちの能力を見込んで
大統領の特使として協力を要請しに来た
もちろん無償でとは言わない
作戦成功の暁には名誉市民として
生活もこちらで保証しよう」
「…っけ、くだらねぇな」
「私たちの力を利用して
出世の糧にしたいだけだろうくだらん」
「う」
「あばよ」



図星をつかれた補佐官は
表情を崩した。
やっぱりな、とためいきを着いた
ナルとリオーレは扉を閉めようと
した、が補佐官はしつこく
扉を閉めさせまいと扉を抑えた。



「ちょ、ちょっと待て！！
言うことを聞け、さもないと！！」

「「…」」



そんなしつこい彼にいい加減しびれを切らし
額に血痕が浮かんだ
ナルとリオーレはナイトメアンになると
トゥインクルダストでシークレットサービスと
補佐官を囲み…




「大統領ん所に」
「帰れ！！」

「えっ！？わっ、あ、うわぁぁぁぁ！！」




パラループを発生させて
次元に穴を開け、
大統領の元へとシークレットサービスと
補佐官をワープさせ送り返した。




「けっ、お高く気取りやがって！！」
「気に入らんな」




ふん、と鼻を鳴らして2人は
家へと戻っていくのだった。