「リオーレ！せっかく
来たんだからよ！またレースでも…」

「ナル」
「！」



リオーレとナルが
話していると、ソニックが2人の
元へと降り立ち2人の意識は
ソニックに向く。



「！お前…」
「よぉ、どうしたソニック？」
「その男、誰なんだよ？」
「私か」



リオーレを指さし尋ねたソニックに
ナルは紹介して見せた。



「紹介するぜソニック、こいつ
リオーレ・キャンベルって言うんだ
俺の従兄弟」
「従兄弟？」

「おーい、ソニックー！ナルー！」



従兄弟というワードに
ソニックが目をぱちくりとさせていると
他のメンバーもやって来た。



「お、よぉ皆」
「……全員知り合いか？」
「ダチだな」
「ナルが世話になってる様だな
私の名はリオーレ・キャンベル
ナルの従兄弟だ」




ナルの知り合いと聞くと
リオーレは前に出て自己紹介を
して見せた
彼の自己紹介を聞いたクリスは
チャックの言葉を思い出して
声を出す。




「あぁ！！君がおじいちゃんの言ってた
ナルの従兄弟！！
そろそろこっちに来ると言ってたけど…」
「ん、俺の両親とこいつの両親が
こちらに来てから忙しい物でな…
先に俺だけこちらに来たわけだ」
「そっか、僕クリス！よろしく」




そうか彼がナルの従兄弟か、と
クリスが笑顔で自己紹介をすると
エミーやクリーム、テイルスも
彼に自己紹介をして
リオーレは受け入れられたようだった。




「さっきナルと一緒に
飛んでたけどリオーレも同じ
ビジタメアンなの？」
「まぁな…同じ力は使えるが
お前どこまで話してんだ」
「まーまーまー」



じろり、と睨みつけてきた
リオーレにナルは
苦笑いをしながら手を振った。