渚のエミー
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その頃、エミーは…
ひとりでヤシの木が茂る砂浜を
歩いていた。
「綺麗ー…これでソニックも一緒だったら!」
エミーは妄想を膨らませる
まずは砂浜で追いかけっこして…
海で遊んで、夕方になった頃
2人で砂浜に座り黄昏て…
ソニックが手を握ってきて…
そこから…!!
「なーんちゃって!いやだ!いやいや
私ったら恥ずかしい!っ、うわ!?」
妄想に浸っていたその時、エミーの頭に
椰子の実が落ちてきて
「もーーーー!!せっかく浸ってたのに!!」
妄想を邪魔されたエミーを怒りを顕に
椰子の実をぶん投げた。
「エミー」
「ひゃっ!!ナル!?
や、やだぁ今の見てた?」
「椰子の実ぶん投げたとこは見てたぜ?」
「つい興奮しちゃってー、えへへ」
さく、さく、と砂浜を踏みしめて
愉快そうな微笑みを浮かべるナルに
エミーは恥ずかしそうにしながら
ナルの隣に並んで歩き出す。
「お前の事探してたのさ、エミーお前は
おまじないとかってやるタイプ?」
「?やるわよ、なんで?」
「母さんから聞いた願いが叶うおまじないが
あってさ、海でやる奴」
ナルが取りだしたのは
小さな小瓶と白い紙とペンだ
それをエミーに手渡すと
おまじないの説明をしだす。
「”願いを書いた紙を小瓶に入れて
海に流すといつの日か願いが叶う”
ってさ、母さんに聞いたのさ」
「へぇー!ロマンチック、素敵…!」
嬉しそうに小瓶を見つめるエミーに
ナルはとある提案をした。
「その紙にさ、ソニックとの事
書いて流したらどうかなって」
「え?」
ナルのその言葉にエミーは
頭を上げてナルの顔を見る
彼女はそのまま言葉を続けた
「ソニックとデートしたかっただろうけど
あいつ、今回来られなかったからさ……
俺はお前とソニックが結ばれればいいなって
思ってるからー…なんだ、恋とかわかんねぇ
俺なりの応援…っつか、」
「…ありがとう、ナル!
これにお願いしてみようかしら」
気恥ずかしげに話すナルに
エミーは笑顔で答えた
ナルはエミーに笑い返すと
彼女に背を向けて手を振る。
「じゃ、俺も自分の分とってくるわ!
じゃあなー」
そう言い残して別荘へと戻って行ったナル
エミーはそんな彼女に手を振って見送り…
ナルの姿が見えなくなると
小瓶を見つめ、切なそうな表情で呟いた。
「ナル、貴方鈍感すぎよ…」
ソニックのあの熱い視線に何も
気がついていないんだから……
エミーは小さく呟いた。
「ソニックが好きなのは貴方なのよ、ナル」
そう呟いて小瓶を見つめていると…
男女の声が聞こえてきた。
「へー、なんのおまじない?」
「!」
隠れてみると、恋人同士らしき
男女が岩に座って話していた
女性の方が桜貝で作った
ブレスレットを男性に渡す。
「泳ぎが上手くなるんですって、
そしてもうひとつ…私の分も!」
「君も泳ぎが上手くなりたいの?」
「ううん、男女二人でつけると…
その2人は永遠に結ばれるんですって
一生懸命作ったのよ?」
「ありがとう、よし!もうひと泳ぎだ!!」
「あ、待ってったら!」
男女のそのやり取りを見たエミーは
ふと、砂浜に落ちていた桜貝を見つめて…
ひとつ、ふたつ桜貝を拾い始めた。
ひとりでヤシの木が茂る砂浜を
歩いていた。
「綺麗ー…これでソニックも一緒だったら!」
エミーは妄想を膨らませる
まずは砂浜で追いかけっこして…
海で遊んで、夕方になった頃
2人で砂浜に座り黄昏て…
ソニックが手を握ってきて…
そこから…!!
「なーんちゃって!いやだ!いやいや
私ったら恥ずかしい!っ、うわ!?」
妄想に浸っていたその時、エミーの頭に
椰子の実が落ちてきて
「もーーーー!!せっかく浸ってたのに!!」
妄想を邪魔されたエミーを怒りを顕に
椰子の実をぶん投げた。
「エミー」
「ひゃっ!!ナル!?
や、やだぁ今の見てた?」
「椰子の実ぶん投げたとこは見てたぜ?」
「つい興奮しちゃってー、えへへ」
さく、さく、と砂浜を踏みしめて
愉快そうな微笑みを浮かべるナルに
エミーは恥ずかしそうにしながら
ナルの隣に並んで歩き出す。
「お前の事探してたのさ、エミーお前は
おまじないとかってやるタイプ?」
「?やるわよ、なんで?」
「母さんから聞いた願いが叶うおまじないが
あってさ、海でやる奴」
ナルが取りだしたのは
小さな小瓶と白い紙とペンだ
それをエミーに手渡すと
おまじないの説明をしだす。
「”願いを書いた紙を小瓶に入れて
海に流すといつの日か願いが叶う”
ってさ、母さんに聞いたのさ」
「へぇー!ロマンチック、素敵…!」
嬉しそうに小瓶を見つめるエミーに
ナルはとある提案をした。
「その紙にさ、ソニックとの事
書いて流したらどうかなって」
「え?」
ナルのその言葉にエミーは
頭を上げてナルの顔を見る
彼女はそのまま言葉を続けた
「ソニックとデートしたかっただろうけど
あいつ、今回来られなかったからさ……
俺はお前とソニックが結ばれればいいなって
思ってるからー…なんだ、恋とかわかんねぇ
俺なりの応援…っつか、」
「…ありがとう、ナル!
これにお願いしてみようかしら」
気恥ずかしげに話すナルに
エミーは笑顔で答えた
ナルはエミーに笑い返すと
彼女に背を向けて手を振る。
「じゃ、俺も自分の分とってくるわ!
じゃあなー」
そう言い残して別荘へと戻って行ったナル
エミーはそんな彼女に手を振って見送り…
ナルの姿が見えなくなると
小瓶を見つめ、切なそうな表情で呟いた。
「ナル、貴方鈍感すぎよ…」
ソニックのあの熱い視線に何も
気がついていないんだから……
エミーは小さく呟いた。
「ソニックが好きなのは貴方なのよ、ナル」
そう呟いて小瓶を見つめていると…
男女の声が聞こえてきた。
「へー、なんのおまじない?」
「!」
隠れてみると、恋人同士らしき
男女が岩に座って話していた
女性の方が桜貝で作った
ブレスレットを男性に渡す。
「泳ぎが上手くなるんですって、
そしてもうひとつ…私の分も!」
「君も泳ぎが上手くなりたいの?」
「ううん、男女二人でつけると…
その2人は永遠に結ばれるんですって
一生懸命作ったのよ?」
「ありがとう、よし!もうひと泳ぎだ!!」
「あ、待ってったら!」
男女のそのやり取りを見たエミーは
ふと、砂浜に落ちていた桜貝を見つめて…
ひとつ、ふたつ桜貝を拾い始めた。