プリズンアイランドの爆破から次の日…
ナルの事をリオーレから
聞いた両親、ナイツとルア
リアラとアイもクリスの家へ
集まり事故の続報を待つ…



『プリズンアイランドで起きた
爆発事故の続報です
GUNの公式発表によりますと
爆発事故による死傷者はゼロ』
「っよかった…ナル…！」
「はぁぁぁ…」




死傷者ゼロの続報に
ナイツとルアは安堵し、
リアラとアイがそんなふたりを
支えるように肩を抱いた




「な？言っただろナルは無事だって」
「でもあいつが連れていったんなら
安心は出来ないわ！」
「分かってるさ、もしあいつが
ナルに手を出したりなんてしたら…！」




ソニックがそう言いかけた時、
ニュースは脱走したソニックの
話題となりエラがニュースを消した。




「さてと、俺は出ていくとするか？」
「やはり隠れているのはごめんかソニック」
「そうだ」




リオーレの言葉に頷くとソニックは
去っていってしまった。




「俺達もナルの救出に動こう」
「多分ナルはDr.エッグマンの
秘密基地に連れていかれたと思うんだ
どうにかしてその基地を見つけないと！」
「だがどうやって」
「てわけして手がかりを
見つけるしか無さそうね」



そう話し合うテイルスらに
ナイツとルアが頭を下げた。



「どうか…ナルの事ををよろしくお願いします」
「頼む、うちの娘をどうか…」
「おじさん、おばさんわかってるよ
必ずアイツは連れて戻る」
「リオーレ」
「！」
「…無理するなよ」
「怪我、しないでね」
「…うん」




心配そうにしているリアラとアイに
リオーレも頷くと手がかりを
見つける為に外へと出ていった。