その頃テレビでお尋ね者となったソニックは‥



「無駄無駄ァ！！弾が止まって見えるぜ！」




追ってくるガードロボから逃げていた
ガードロボを容易く壊し、リングを
使って攻撃を跳ね返すと
ガードロボはただの鉄の塊と化して燃え出した。




「真打にしちゃ呆気なかったぜ！
‥ん？」




その時、ガードロボの上から何者かが
ワープしてきてソニックを見下ろした
それはソニックと同じ容姿をした黒いハリネズミ‥




「なるほど、確かに姿形は
僕に似ているようだ‥
鏡に映る影のように」
「読めたぜ、お前が俺に化けて
色々騒ぎを起こしてくれた訳か！
この偽物野郎！！」





ソニックが彼に襲いかかる、か
彼は直ぐに消えると今度は
ビルの上に移動していた




「偽物？フェイクは君の方じゃないのか？
いや、フェイクと呼ぶにはレベルが違いすぎる」
「でかい口叩けるのは今のうちだぜ！！」





ソニックが彼の元へ移動する、が今度は
彼は違うビルに移動していた！！
そして次はスピード勝負に出たが
彼はソニックと並行して走っている！！




「っいた！！」



その時、ナルがソニックらを
見つけることができ追いついた。
空から見るにソニックと黒いハリネズミの
他にクリス達も追いついてきたらしい




「‥ソニックとよく似たハリネズミ‥？
でも色がちげぇ‥」
「(シャドウ！！)」
「！‥あの黒いやつそんな名前なのか？」



そうナルがマリアに尋ねていると‥





「ぐあっ！！」
「！？ソニック！！」





ソニックとシャドウの戦闘が始まり、
ソニックはシャドウの攻撃を避けられずに
倒れた。





「(止めて！！お願い！！)」
「言われなくても！！」




ナルは急いで彼らの元へと
降り立つとソニックの元へと駆け寄り叫んだ。





「やめろ！！”シャドウ”！！」
「ナル！！」
「！？ナル！！」
「、何？」




クリス達は突如現れたナルに驚き
ソニックとシャドウは彼女がシャドウの
名前を知っていたことに驚いた。





「‥君は誰だ、なぜ僕の名前を知っている？」
「それは‥‥‥‥‥‥」
「(‥‥‥‥シャドウ‥‥‥‥)」




マリアの事をどう説明したものか、と
考えているとシャドウの方から自分の
事を語り出してくれた。




「そこのお前の言う通り、僕の名前はシャドウ
プロフェッサー・ジェラルドから
カオスコントロールの力を与えられた
唯一にして究極の存在」
「言いたい事はそれで終わりか！！」




ソニックがそう言い放ったその時、遠くから
パトカーのサイレンが聞こえてきた




「もうこれ以上遊んでいる暇は無い
アディオス、ソニック・ザ‥ヘッジホッグ！
カオスコントロール」
「あっ！！おい、待てよシャドウ！！」



ナルがシャドウを止めようと
手を伸ばした、がシャドウは少し彼女の
方を振り向くだけだった
だがカオスコントロールで消えるその寸前
シャドウは彼女の面影を見た




「(お願い、待って！！シャドウ！！)」

「っ！！‥マリア‥？」




そしてシャドウが消えると、警察が現れ
ソニックを囲んだ。






「ソニックに次ぐ！お前は完全に
包囲された！大人しく投降をしろ！」
「もしかしてそんなもので俺が
捕まえられると思ってるのかい？」
「黙れ！！5つ数える間に考えろ！」




ソニックが抵抗しようとしたその時
クリスとナルの声が響いた




「もうやめてソニック！！」
「抵抗したらお前の立場が！！」
「‥っ」
「君たち下がっていたまえ！
あれが獣の正体なんだ！
あんな生物はプリズンアイランドの
特別室にでも叩き込んでおかないと危険だ！」
「プリズンアイランド？‥俺そこに
連れて帰るのか？」




それを聞いたソニックの表情は代わり
ナルの表情も変わった




「もう既に準備は出来ている！」
「あぁナル！クリス！
お前たちの言う通りだここは大人しく
降参するぜ！」
「取り抑えろ！！」




ソニックは取り押さえられ、拘束された
ナルはソニックがなぜ掴まったのか
その理由をしっていた




「(‥ソニックの奴、シャドウの謎を
探るために捕まったんだな)」





そして連れていかれるその寸前、
ソニックはナルとクリスに
微笑みかけた




「心配するなよBuddy！またすぐに会えるさ！」




そしてソニックは連れていかれてしまった‥