カオスの件から日が経った………
カオスの被害は壮大でクリスの学校の
体育館には避難者が続出し
クリス自身も落ち着くまで別の街に
身を寄せることとなった…
これで一段落した…


と、思われていたのだが
同時期、GUNでは…



「これでエッグマンロボと互角にやりあえるぞ！」
「もう奴にでかい顔はさせん！」




対、エッグマンメカの対策として
新たなメカが開発されていた
そしてそれを天井の小さなメカが見ていた……
その様子を、盗聴器メカからエッグマンがら盗聴していたのだ！




「何を偉そうに！
ワシのメカを真似して作ったくせして！」
「侮っていいんだぎゃ？」
「大群でこられたらあぶなかですたい！」
「分かってますよ！
GUNのメインコンピューターに
ハッキングしてどんな状態か調べてやる！」




カタカタ、とキーボードを打ち込み
ハッキングし侵入するとエッグマンは
データを漁り始める…





「ほうほう色んなのを作っとるのー」




その中から…妙なデータがでてきた
それは

「プロフェッサージェラルド・ロボトニック」


と書かれたデータ…





「んん！？なんじゃと！？」




そのデータを見たエッグマンの顔色が変わった
そしてスペースキーを押し素早くデータを読み上げ……
エッグマンはデコーとボコーに振り返った




「あぁ…！この世界、ワシの生まれた世界じゃ…」
「えぇ！？」
「偉大なる科学者、「プロフェッサー
ジェラルド•ロボトニック」！ワシの爺さんじゃ」
「と、言うことはこの世界は元の世界と？」
「どがん関係が有るとね？」




この世界は同等の空間と時間を持ちながら全く違う
別世界、平行宇宙だということがわかった
しかしなぜ祖父の名前が、と解析
しようとすればパスワードの壁が立ちはだかった




「あーくそ！！ダメだぁ〜…！」




その時、エッグマンの脳裏に1人の
従兄弟の存在が蘇った




「…マリア！そうだもしや！
マ、リ、ア…っと！」



その名を打ち込めばパスワードが
解除され開いた！だがその侵入が
GUNにバレてしまい、急いで
ファイルダウンロードを行った。




「がー！もうギリギリだったね！
なになに？…おぉこれは！！
爺さんの日記じゃ！」




日記にはこう記されていた




『ついに究極の生物、”シャドウ”を
完成させた、記憶のコントロールも
完璧だ全てをシャドウに託す
後世に望むものあればあれを
目覚めさせよ、世界に絶望を
望むなら！！』