エミーが攫われてから…
ナルとリオーレ
ソニックとテイルスはすぐに
エミー救出へと向かった。


「Heyテイルス！all right？」
「うん、僕は大丈夫！」
「無理するなよ、なんなら俺たちだけでも」
「いや、僕も行く！いや行かなきゃ」



ナルがそう言うとテイルスは
大丈夫だ、と返した
エッグキャリアを追いエミーを助けねばと




「ほんとに大丈夫かテイルス？」
「うん、じゃあ飛ばすよ
ソニック！ナル！リオーレ！」
「OK！」
「「おう」」




ナイトメアン姿のふたりも頷き
4人はエミー救出へと向かった。




……………………………………………………

その頃エミーは…
深海の中のエッグキャリアの
中に囚われていた。




「出せー！出してよー！ここから
出しなさーい！！…もうどうしてこうなるの？
あーあソニックとナルに
食べさせてあげたかったのにな
あたしの手料理…」




一人暮らしを初めて半年、料理の腕も
上達したのにとエミーはため息混じりに
零した。



「あーあ、それにもっとドラマティックに
再会して2人を応援するつもりだったのに…」




エミーはその妄想を語る
街中で偶然2人に再会して…
「2人はデート？」なんて軽く
からかいながらも2人を応援して
距離を近づけて…
ソニックとナルを
一緒にさせようと思っていた、と




「…ソニックを追いかけていた頃が
懐かしいなあのころピンチの時は
いつもソニックが助けてくれた
そのソニックの隣にはいつの間にか
ナルがいるようになったのよね…

ソニック、ナル、早く来て
私はここよ…」




………………………………………………………

その頃エッグマン一味はといえば




「あー！あーあー、待つがや！！」
「ずるいたい！！あー、あーあー」
「あーあー！！ただいまマイクのテスト中！」
「あーあー！本日は晴れですたい！！」




デコーとボコーがどちらが
マイクで話すかマイクの前で争っていた





「やかましいんだよ！！！
全く…おほん！E-100シリーズの諸君！
司令を出すからよく聞け！このしっぽが
着いたカエル！このカエルこそがこの
作戦上必要不可欠にして重要なカエルじゃ！
それで諸君に対する司令だが…
このカエルを草の根分けても探し出し
捕獲して来るのじゃ！早速出撃じゃ！！」





そしてエッグマンはE-100シリーズの
メカにカエルくんの捜索を任せたのであった…