「ソニック！！」
「テイルス！！」
「！ナル、リオーレ
…テイルスはまだ眠っている
静かにな」



シー、と静かにするようにジェスチャー
をしたチャックに2人は静かに声を落として
何があったかを尋ねた
ソニックとテイルスはカオスエメラルドを
見つけられたはいいがエッグマンに
奪われ、奪い返そうとした結果が
これらしい…





「エッグマンの野郎…！！」
「…う」
「！テイルス、大丈夫か！？」
「ここは…クリスの家？
…ソニックは！？」
「おぉ気が付いたか、無事だよ
エミーが墜落してきたオマエさん
たちを見て連絡してきたんだ」





テレビを見ると、エッグマンの騒ぎが
映像に映っていた……
その映像に彼らは唇を噛んだ。





「Xトルネードも酷くやられたみたいだな」
「でも僕ら諦めないよ！
負けた分は取り返さないとね！」
「その意気だ！」
「倍返ししてやらないとな」
「しかし街は大騒ぎだな
エミーたちも渋滞に捕まってないと
いいんだが」
「様子を見てくるか、行こうぜナル」
「おう！」





ソニックとナルは2人で
買い物に行ったエミーの様子を
見に行く事にした‥



……………………………………………………………

「ソニックとテイルス、
ナルとリオーレ
には栄養ある物沢山食べて元気になって
貰わないとね！」
「はい！私もエラさんにお料理を習い始めたんです！」
「よーし、2人で腕奮っちゃお！」
「チャオー！」



その言葉にチーズが怒り、エミーが
「チーズも入れて3人だ」と訂正すると
チーズは機嫌を治した。




「あなたも大したこと無かったね」
「ことりさんどこから来たんですか？
お名前は？」




エミーがそう言って話しかけた青い小鳥
この小鳥は騒動の際に空から落ちてきた
小鳥である
エミーはその小鳥に「リリィ」と
名付けることにした。




「迷子みたいだし、仲間の元に
返してあげれれるといいんだけどねー
…ん？」




その時、エミーたちの前に
突如ロボットが現れた。




「モクヒョウ ハッケン！」
「何こいつ！」




ロボットはエミーに近づき…
次の瞬間






「キャーーーー！！！！」





エミーの叫び声が響いた。





「「！エミー！」」

「きゃーー！！離してーー！！」




ナルとソニックが駆けつけると、
そこには地面に転がった買い物商品の数々
エミーが抵抗したのであろう
ハンマーが転がっており…
そして前方にはエミーと小鳥のリリィが
ロボットの小脇に抱えられていた。





「だ、誰か助けてください…！」
「エミーっ！！！」
「！！ソニック！！ナル！！」
「この！！エミーを話しやがれ！！」




ナルがエミーを取り返そうと
ロボットに飛んで向かい、ナイフで攻撃を
仕掛けようとしたが…





「ジャマ スルナ」
「っうわ！？」
「ナル！！」




ロボットに殴り飛ばされ、
ナルは地面に落ちていき…
そんなナルを受け止めた。



「ナル！大丈夫か！？」
「でも、エミーが…！！」


「ソニックーーー！！！ナルーーー！！」




だが…エミーはエッグマンの
ロボットにより攫われてしまった…