死んでも愛してね
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妖が遺書をポケットにねじ込んで
学校の屋上のドアを開ける
ぎぃぃ、と音を立ててドアを開けて
屋上へ足を踏み入れると既に先客がいた
「あ、似蛭田と琉絵じゃんか」
「お前らもやっぱり…ここで死ぬつもりだったか」
「まぁね、咄嗟に浮かんだのがここだった」
「久々にこの8人で集まったんじゃないか?」
そうだね〜!どうだった?この期間
すっごく幸せだったよ勿論!
毎日のように愛し合ってましたとも
私も〜、やっぱり皆そうだったね
恋人達の言葉が甘く、脳に響く
4人のこの世にまだ存在がある彼氏たちは
そんな彼女に微笑む
翔、塊、零は既に靴を脱ぎ
遺書を靴の下に置いて準備は出来ていた
「…さてと、それならちょうどいい
4人1斉に飛ぼうか?」
零がそう言って柵を乗り越えて
屋上の縁に経つと翔や塊、妖も
柵を乗り越えて縁に立つ
「そうだな、それがいい」
「…下がうるせぇけどな」
「んな事、どうでもいいだろ?」
下では4人が飛び下りることを知った
まだチラホラと残っていた生徒たちが
ギャーギャーと騒いでいた
飛び降りだ!!だの
早まるな!!だなんて言葉は
彼らには届かなかった
今、目の前に屋上の柵の外側…
空中に浮かぶ彼女たちしか見えてないのだから
「そっちに行ったら母ちゃんに
薫ちゃんの事を紹介しなきゃなぁ」
「零くんのお母さん?会いたい会いたい!」
「一堂、俺らにも紹介しろよ」
「それはもちろん!」
さて飛び降りるかと柵から手を
離そうとしたその時、ドタドタドタ!
と勢いよく階段を上がる音が聞こえて
ドアが勢いよく開いた
「「リーダーっ!!!」」
「「お前らっ!!」」
「「零さん!!皆さん!!」」
「やあ皆!見送りに来てくれたんだね!」
「おーちょうどいい、遺書がそこにあるけどな」
「これが最後なんだ、ちょうど良かったな」
「俺たち、愛花の所に行くことに
したんだ」
学校の屋上のドアを開ける
ぎぃぃ、と音を立ててドアを開けて
屋上へ足を踏み入れると既に先客がいた
「あ、似蛭田と琉絵じゃんか」
「お前らもやっぱり…ここで死ぬつもりだったか」
「まぁね、咄嗟に浮かんだのがここだった」
「久々にこの8人で集まったんじゃないか?」
そうだね〜!どうだった?この期間
すっごく幸せだったよ勿論!
毎日のように愛し合ってましたとも
私も〜、やっぱり皆そうだったね
恋人達の言葉が甘く、脳に響く
4人のこの世にまだ存在がある彼氏たちは
そんな彼女に微笑む
翔、塊、零は既に靴を脱ぎ
遺書を靴の下に置いて準備は出来ていた
「…さてと、それならちょうどいい
4人1斉に飛ぼうか?」
零がそう言って柵を乗り越えて
屋上の縁に経つと翔や塊、妖も
柵を乗り越えて縁に立つ
「そうだな、それがいい」
「…下がうるせぇけどな」
「んな事、どうでもいいだろ?」
下では4人が飛び下りることを知った
まだチラホラと残っていた生徒たちが
ギャーギャーと騒いでいた
飛び降りだ!!だの
早まるな!!だなんて言葉は
彼らには届かなかった
今、目の前に屋上の柵の外側…
空中に浮かぶ彼女たちしか見えてないのだから
「そっちに行ったら母ちゃんに
薫ちゃんの事を紹介しなきゃなぁ」
「零くんのお母さん?会いたい会いたい!」
「一堂、俺らにも紹介しろよ」
「それはもちろん!」
さて飛び降りるかと柵から手を
離そうとしたその時、ドタドタドタ!
と勢いよく階段を上がる音が聞こえて
ドアが勢いよく開いた
「「リーダーっ!!!」」
「「お前らっ!!」」
「「零さん!!皆さん!!」」
「やあ皆!見送りに来てくれたんだね!」
「おーちょうどいい、遺書がそこにあるけどな」
「これが最後なんだ、ちょうど良かったな」
「俺たち、愛花の所に行くことに
したんだ」