死んでも愛してね
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妖視点
俺もアイツらも、今はただ
あの世から戻ってきた彼女が
全てになっていた
何もかも振り切って部屋に戻れば
琉絵が部屋の中心で
腰掛けて座っていた
「妖、おかえりぃ」
彼女の胸に飛び込んできつく抱きしめる
と、いつものように撫でてくれる
けどなんかおかしい
いつもと違ってどこか悲しそうな顔を
浮かべて微笑んでいた
「……妖、思いっきり、抱いて」
「…欲しがりめ」
そう言われるなら仕方ねぇな
琉絵の制服を脱がせて
その肌に触れて、舐めて
交わりきつく抱きしめ合う
思う存分交わった後
2人で寝転がって、琉絵の
方に寝返りを打つ
琉絵のその目には涙が浮かんでいた
「…琉絵?」
「……妖、ありがとうね何にも言わずに
私の事受け止めてくれて…楽しかったし
嬉しかった、でももうおしまいだ、明日で」
「……っは……?」
もう おしまい?
それがどういうことが嫌でもわかった
彼女は死人、だったら帰る場所がある
それはあの世だ
体温が下がって、歯がガチガチ言い出すのは
服きてないからじゃない事を知っていた
「あのね、あの世っていいとこなんだよ
地獄ってないんだよ知ってた?
すごい極楽だよ〜…でもね、足りない
ものがあったの、それは妖だよ
好きな彼に会えないことが私達
とっても辛くて、毎日苦しんでたら
神様がこの期間だけ彼の所へいける
ようにしてくれたの、その期間が
もう終わっちゃう…私も…愛花も、
薫も、理央奈も…」
あぁ来たか とうとう来たか
んな日が来るとは思ってたけど
来て欲しくなかった
冷たい琉絵の体を抱きしめる
冷たい彼女の体の体温と
まだ生きてて温もりのある俺の
体の体温が交わる
「……ふざけんなよ……お前が……
お前がまた居なくなったら俺は、
どう生きたらいいわかんねぇぞ…」
「……妖」
「行くな、行くなよ琉絵
俺のそばにいてくれ、なぁ、」
掠れた声で琉絵にそう縋り付くと
琉絵は俺の前髪を上げて
額にキスを落とした
冷たい唇の感触がわかった
「…妖、私といたい〜…?」
「いたい、お前といたい」
「………私、ここにいることはできなくなるけど」
悲しそうな、辛そうな顔をして
震えた声で琉絵は告げた
「…妖がこっちに来ることは出来るよ
…私ね、妖にこっちに来て欲しい」
琉絵がそう告げると
俺はあっさりとこの世に見切りをつけた
「なんだ、それならすぐに行く
お前の所へ今すぐに行ってやるよ」
逝ってやるよのまちがいだな
俺がそう答えると琉絵は
嬉しそうな笑顔を見せて俺に抱きついた
「嬉しい、妖!ずっと一緒だから…」
「おう…じゃあ、遺書かいて
さっさとお前のところに行かないとな」
私ついてくよ〜
なぁ、あの世ってどんな所なんだ?
なんて話しつつ俺たちが向かうのは
高校の屋上だった
俺もアイツらも、今はただ
あの世から戻ってきた彼女が
全てになっていた
何もかも振り切って部屋に戻れば
琉絵が部屋の中心で
腰掛けて座っていた
「妖、おかえりぃ」
彼女の胸に飛び込んできつく抱きしめる
と、いつものように撫でてくれる
けどなんかおかしい
いつもと違ってどこか悲しそうな顔を
浮かべて微笑んでいた
「……妖、思いっきり、抱いて」
「…欲しがりめ」
そう言われるなら仕方ねぇな
琉絵の制服を脱がせて
その肌に触れて、舐めて
交わりきつく抱きしめ合う
思う存分交わった後
2人で寝転がって、琉絵の
方に寝返りを打つ
琉絵のその目には涙が浮かんでいた
「…琉絵?」
「……妖、ありがとうね何にも言わずに
私の事受け止めてくれて…楽しかったし
嬉しかった、でももうおしまいだ、明日で」
「……っは……?」
もう おしまい?
それがどういうことが嫌でもわかった
彼女は死人、だったら帰る場所がある
それはあの世だ
体温が下がって、歯がガチガチ言い出すのは
服きてないからじゃない事を知っていた
「あのね、あの世っていいとこなんだよ
地獄ってないんだよ知ってた?
すごい極楽だよ〜…でもね、足りない
ものがあったの、それは妖だよ
好きな彼に会えないことが私達
とっても辛くて、毎日苦しんでたら
神様がこの期間だけ彼の所へいける
ようにしてくれたの、その期間が
もう終わっちゃう…私も…愛花も、
薫も、理央奈も…」
あぁ来たか とうとう来たか
んな日が来るとは思ってたけど
来て欲しくなかった
冷たい琉絵の体を抱きしめる
冷たい彼女の体の体温と
まだ生きてて温もりのある俺の
体の体温が交わる
「……ふざけんなよ……お前が……
お前がまた居なくなったら俺は、
どう生きたらいいわかんねぇぞ…」
「……妖」
「行くな、行くなよ琉絵
俺のそばにいてくれ、なぁ、」
掠れた声で琉絵にそう縋り付くと
琉絵は俺の前髪を上げて
額にキスを落とした
冷たい唇の感触がわかった
「…妖、私といたい〜…?」
「いたい、お前といたい」
「………私、ここにいることはできなくなるけど」
悲しそうな、辛そうな顔をして
震えた声で琉絵は告げた
「…妖がこっちに来ることは出来るよ
…私ね、妖にこっちに来て欲しい」
琉絵がそう告げると
俺はあっさりとこの世に見切りをつけた
「なんだ、それならすぐに行く
お前の所へ今すぐに行ってやるよ」
逝ってやるよのまちがいだな
俺がそう答えると琉絵は
嬉しそうな笑顔を見せて俺に抱きついた
「嬉しい、妖!ずっと一緒だから…」
「おう…じゃあ、遺書かいて
さっさとお前のところに行かないとな」
私ついてくよ〜
なぁ、あの世ってどんな所なんだ?
なんて話しつつ俺たちが向かうのは
高校の屋上だった