一方、白雪姫は森の中をさまよい歩いておりました。


「うう、足が疲れてきちゃったなぁ…飛んじゃダメ？」


ダメダメ！白雪姫は飛ばないし今ラッキーマンちゃんドレスでしょ！！


「ちぇー…あっ、家があるよ！あそこでちょっとやすませてもらおうかな…」


森の中をさまよっていた白雪姫は
1件の家を見つけ、その中に入ると
疲れのあまりベッドの上で寝てしまいました。
そしてその頃…宝石を掘る仕事をしていた小人達が帰ってき始めていました。



「おいジジィーーー！！！なんで俺が小人なんだよ！！もっと目立つ役を出せよ！！小人じゃ目立たねぇじゃないかー！！！」
「やっっかましいぞボウフラァ！！出れただけでもありがたいと思え！！」


そうだぞスーパースターマン！！出れなかったヤツだっているんだぞ！！


「うーん王子じゃなかったのが残念だなぁ…ねー、一匹狼マン」
「ガル…」
「ケッ、宝石掘るだけなんてつまんねぇぜ」
「白雪姫、それは男のロマン…」
「兄貴！！兄貴がいねぇー！！」



小人やかましいな…
あぁ、天才マンか？天才マンは後から出てくるよ
なんてたって王子様だから



「なにーー！？！？天才マンが王子だと！？じゃあ愛花とキスするってのかよ！！」


勝利マンくん近い近い！！
そ、そうなるだろうな話の流れてきには！！


「させてたまっか！！俺が目覚めさせてやる！！」
「兄さん！！気持ちは山々ですが王子様がキスしなきゃ！！」
「うるせー！！」


あのーそろそろ話の流れ戻してもいい？


「あっ、話の流れ止めてすみません！そうでした師匠が待ってるんでした！」


そう白雪姫が待ってるから早く帰ったげてね
さて話の流れ戻すぞーそうして7人の小人は小屋に帰りました、すると…なんということでしょう


「あれ、誰か寝てるね？」
「はっ！あれは…！ししょ、いや女の子ですね！！」


疲れきって眠っている白雪姫がいました。
7人の小人は驚きましたが、可愛らしくも美しい白雪姫をすっかり気に入ったようでした。
すると白雪姫が視線に気づき目を覚ましました。


「うーんよく寝た‥あっ！ここの人？あ、ごめんね！勝手に寝ちゃって‥！実は私、お妃様に追われていてそれで‥」
「何も言うな、そんなら好きなだけいればいいだろ」
「！ほんと？」
「ああ、いいよなお前ら！！」
「もちろんですとも！！」


こうして白雪姫は7人の小人と過ごすことになりました
ですがそれをよしとしなかったのは‥お妃様でした