夏祭りデートの巻
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それから天才と鈴音は
出来れば行列の短い屋台を回る
チョコバナナを見つけて食べたり…
「あ!ねえねえ天才チョコバナナー!食べたーい!!」
「…鈴音それは自覚しているのか?」
「え?何が?なんの事?」
「…ふーっ…」
そして射的をみつけて鈴音が
ぬいぐるみを見つけて…
天才がそれを見事に打ち落とした
「あ、あの狐のぬいぐるみ…」
「欲しいのか?」
「うん!やろっかなー」
「そういうことなら私に任せろ、取ってやろう」
「え、いいの?」
「彼女にいい所を見せたいのさ」
ふっ、と笑うと銃を構えて
位置を決めると…引き金を引いた
パンッ!!
「一発!?に、兄ちゃんやるな…」
「わぁ!!さすが天才!!」
「ほら、取れたぞ」
「やったー!!ありがとう!!」
天才からぬいぐるみを受け取り鈴音は
嬉しそうにぬいぐるみを抱きしめる、が
天才は首を傾げた
「しかしなぜその狐のぬいぐるみが良かったんだ?隣にクマのぬいぐるみもあったのに」
そう、ほかにも可愛いぬいぐるみもあったのに
なぜその狐のぬいぐるみが良かったのかと
天才は不思議に思い鈴音に聞いた
鈴音はぬいぐるみを抱きしめながら
ニコニコと答えて見せた
「えとね、それは……ほら!このぬいぐるみ、金色の毛しててお目目が緑色でしょ?」
「ん?あぁ」
そのぬいぐるみは毛先がピン、と
跳ねていて目の色が緑色だ
そのぬいぐるみは…そう、
「天才に似てるなぁって思って…だから欲しかったの」
「っ…!!そ、そうか…」
天才は頬が真っ赤になり頬の熱を
照れくさそうに目線ををあっちこちにやった
そんな天才にくすくすと鈴音は
楽しそうに笑ってぬいぐるみを抱きしめていた
思い思いに屋台を楽しめば近づいてくるのは…
そう、花火の時間である
だがどうせ花火を見るのなら、と
天才は鈴音の手を取った
「天才?」
「どうせ花火を見るのならよく見える所へ行こうか」
「あ、うん!それいいね!いこー!」
手をしっかりと恋人繋ぎにして
向かった先は神社内の高台である
階段をのぼり…高台のベンチに
座りお互い寄り添いあって空を見上げる
…すると気の抜けたような音が響いて
人々は空を見上げる、すると…
ドーーーーン!!!!
夜空の大輪の数秒限りの花が咲いた
メインイベントである花火が始まったのだ
「うわぁぁー!!綺麗…!」
「全くだな…」
その美しさに2人は見惚れる
その花火に続くように腹に響く重圧感
と共に数々…赤、青、緑に黄色…
様々な光の花が漆黒のキャンバスに
描かれて様々な花火が咲き誇る
かんしゃく玉かのような小さな花火が
咲き誇り…大型の花火も散る間際に
キラキラと光の粒となり見るものを楽しませる…
子供は歓喜の声を上げてはしゃいで喜び
大人は酒の肴とビールを片手に花火を楽しむ
それは鈴音と天才も同じであり
目を花火といい勝負なくらいに輝かせて
見る鈴音を眩しそうに見つめて
美しく微笑む天才…
「花火綺麗だね、天才!」
「あぁそうだな」
花火を一心に見つめながらそう言う
鈴音の笑顔を見つめた後に
天才も花火に目線をやり花火を見つめる…
…………………………………………………………………………………
フィナーレの大型花火が咲き誇り散った
後…煙の臭いを残して花火は終わり
人々はそれぞれ帰路へとついて行く
天才と鈴音は一旦休むために
天才と神才の自宅へと足を進める
「父さんただいま今帰った……父さん?」
中へ入り父へ声をかけたのだが返答がない
テーブルを見ると書き残しがあった
どうやらヒーロー神に呼ばれて明日の夜に
帰ってくるらしい…それはつまり?
「私と天才…今二人きり?」
「そうだな」
二人きり
その言葉にドキドキと鈴音の
心臓は高鳴る…もしかしてあの夜のような
ことが起こるのでは、とあわやの事を
想像してブンブンと首を振った
「あ、えと天才」
「鈴音」
「ひゃいっ!?!?」
「…せっかく2人だけなんだ」
天才に声をかけられて鈴音は
体を跳ね上がらせて返事をした
天才の声は真剣で……その瞳は
怪しげに、色気を含んで揺らいで輝いていた
「…今夜は泊まっていけ」
「へ、あ…天才…?」
「………私と、夏の思い出をもう1つ作らないか……?この姿で……」
ごくり、と固唾を飲み込み色気を含む
天才を真っ直ぐに見つめる…
天才はぺろ、と舌なめずりをしてみせると…
「……夜の思い出を、な……どうだい?」
鈴音はそんな天才に胸を
高鳴らせて…コクリ、と頷いた
…折角の夏なんだ、大胆になったっていいはずだ
出来れば行列の短い屋台を回る
チョコバナナを見つけて食べたり…
「あ!ねえねえ天才チョコバナナー!食べたーい!!」
「…鈴音それは自覚しているのか?」
「え?何が?なんの事?」
「…ふーっ…」
そして射的をみつけて鈴音が
ぬいぐるみを見つけて…
天才がそれを見事に打ち落とした
「あ、あの狐のぬいぐるみ…」
「欲しいのか?」
「うん!やろっかなー」
「そういうことなら私に任せろ、取ってやろう」
「え、いいの?」
「彼女にいい所を見せたいのさ」
ふっ、と笑うと銃を構えて
位置を決めると…引き金を引いた
パンッ!!
「一発!?に、兄ちゃんやるな…」
「わぁ!!さすが天才!!」
「ほら、取れたぞ」
「やったー!!ありがとう!!」
天才からぬいぐるみを受け取り鈴音は
嬉しそうにぬいぐるみを抱きしめる、が
天才は首を傾げた
「しかしなぜその狐のぬいぐるみが良かったんだ?隣にクマのぬいぐるみもあったのに」
そう、ほかにも可愛いぬいぐるみもあったのに
なぜその狐のぬいぐるみが良かったのかと
天才は不思議に思い鈴音に聞いた
鈴音はぬいぐるみを抱きしめながら
ニコニコと答えて見せた
「えとね、それは……ほら!このぬいぐるみ、金色の毛しててお目目が緑色でしょ?」
「ん?あぁ」
そのぬいぐるみは毛先がピン、と
跳ねていて目の色が緑色だ
そのぬいぐるみは…そう、
「天才に似てるなぁって思って…だから欲しかったの」
「っ…!!そ、そうか…」
天才は頬が真っ赤になり頬の熱を
照れくさそうに目線ををあっちこちにやった
そんな天才にくすくすと鈴音は
楽しそうに笑ってぬいぐるみを抱きしめていた
思い思いに屋台を楽しめば近づいてくるのは…
そう、花火の時間である
だがどうせ花火を見るのなら、と
天才は鈴音の手を取った
「天才?」
「どうせ花火を見るのならよく見える所へ行こうか」
「あ、うん!それいいね!いこー!」
手をしっかりと恋人繋ぎにして
向かった先は神社内の高台である
階段をのぼり…高台のベンチに
座りお互い寄り添いあって空を見上げる
…すると気の抜けたような音が響いて
人々は空を見上げる、すると…
ドーーーーン!!!!
夜空の大輪の数秒限りの花が咲いた
メインイベントである花火が始まったのだ
「うわぁぁー!!綺麗…!」
「全くだな…」
その美しさに2人は見惚れる
その花火に続くように腹に響く重圧感
と共に数々…赤、青、緑に黄色…
様々な光の花が漆黒のキャンバスに
描かれて様々な花火が咲き誇る
かんしゃく玉かのような小さな花火が
咲き誇り…大型の花火も散る間際に
キラキラと光の粒となり見るものを楽しませる…
子供は歓喜の声を上げてはしゃいで喜び
大人は酒の肴とビールを片手に花火を楽しむ
それは鈴音と天才も同じであり
目を花火といい勝負なくらいに輝かせて
見る鈴音を眩しそうに見つめて
美しく微笑む天才…
「花火綺麗だね、天才!」
「あぁそうだな」
花火を一心に見つめながらそう言う
鈴音の笑顔を見つめた後に
天才も花火に目線をやり花火を見つめる…
…………………………………………………………………………………
フィナーレの大型花火が咲き誇り散った
後…煙の臭いを残して花火は終わり
人々はそれぞれ帰路へとついて行く
天才と鈴音は一旦休むために
天才と神才の自宅へと足を進める
「父さんただいま今帰った……父さん?」
中へ入り父へ声をかけたのだが返答がない
テーブルを見ると書き残しがあった
どうやらヒーロー神に呼ばれて明日の夜に
帰ってくるらしい…それはつまり?
「私と天才…今二人きり?」
「そうだな」
二人きり
その言葉にドキドキと鈴音の
心臓は高鳴る…もしかしてあの夜のような
ことが起こるのでは、とあわやの事を
想像してブンブンと首を振った
「あ、えと天才」
「鈴音」
「ひゃいっ!?!?」
「…せっかく2人だけなんだ」
天才に声をかけられて鈴音は
体を跳ね上がらせて返事をした
天才の声は真剣で……その瞳は
怪しげに、色気を含んで揺らいで輝いていた
「…今夜は泊まっていけ」
「へ、あ…天才…?」
「………私と、夏の思い出をもう1つ作らないか……?この姿で……」
ごくり、と固唾を飲み込み色気を含む
天才を真っ直ぐに見つめる…
天才はぺろ、と舌なめずりをしてみせると…
「……夜の思い出を、な……どうだい?」
鈴音はそんな天才に胸を
高鳴らせて…コクリ、と頷いた
…折角の夏なんだ、大胆になったっていいはずだ