伝説の三本柱!の巻
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『これより世直しマン様全宇宙統一式典及び結婚の義を行う!!!』
花火が空を彩った恐怖の式典…
今日は式典であると同時に、ヒーローたちが処刑される日だ。
広場の中心から椅子に座った世直しマンと、同じく涙ながらに椅子に座りウエディングドレスを着たみっちゃんが現れた。
「全宇宙に生きる者よよく聞くがいい!!今日の式典を執り行うと同時にこの全宇宙はこの世直しマンが統一する!!そしてこの世直しマンに使えるものだけが生きることが許されるのだ!!」
「私の意思に従わぬ物は宇宙の秩序を乱すものとして死んでもらう!!これからの宇宙では私が法律であり秩序だ!!」
「では、最後まで私に従わなかった者を紹介しよう…」
世直しマンの言葉と共に、柱に括り付けられ縛られたヒーロー達が下からせり上って来て現れた
ご丁寧に勝利くんまで縛った状態でだ。
「知っての通り、この者たちは今まで宇宙の秩序を守ろうとしていたヒーロー協会とその生き残りのヒーローだ!しかしどうだ、その力の無さのためにこの宇宙には常に凶悪な宇宙人達がはびこり真の平和は来なかった!!」
「しかしこれからはこの世直しマンの力で宇宙に平和をもたらすことを約束しよう」
その世直しマンの演説に会長が歯噛みしながら反論する。
「何が平和だ‥お前は力だけで自分の思い通りに全てを押さえ込み全宇宙を独裁の恐怖へ陥れようとしているだけだ!!!」
「‥それにはまず、私に従わぬこの者たちに死んでもらう!!これは私に逆らうとどうなるかの見せしめでもある。そしてこいつらが死んだ時こそヒーロー協会の消滅であり、新しい宇宙の時代の始まりなのだー!!」
世直しマンは再び座り直すと冷酷な一言を言い放つ。
「やれ」
その言葉と共に銃を持った手下が現れ
それぞれは死に直面し冷や汗を流す。
「(くっ…これでヒーロー協会も終わりか…!)」
「(拓内ー!!真千子ー!!ごめんよーっ!!!)」
「(天才のこの私でもどうしたらいいのかわからん…!)」
「(何とかヤツらと友達に………ダメだ、今更なれっこない!)」
「(も、もうやられちゃうの?やだよ悔しいよぉ…!!)」
「皆ーっ!!!諦めるな!!死ぬまで勝負は着いてねぇ!!!」
「そっスーッ!!!」
勝利マンと勝利くんのその声ももう慰めにも勇気づけにもならなくて…
手下が銃を構え、弾を打つ体制になる。
「(ら…ラッキー様…見代は貴方に死んで欲しくありません…!!)」
「撃てーーーーーーーーっ!!!」
バババババ!!!と大きな銃撃音と共に
銃弾が発射されそれぞれの心臓に銃弾が辺る…はずだった、が痛みも何も来ず一同は目を開けた。
「あ、あれ、痛くない……!!?」
「なっ、何!?!?」
目を開けた一同が1番に目に入ったのは、
銃弾を撃とうとしていた手下の銃を手から弾く鉄下駄。
「て、鉄下駄!!」
「「と、言う事は!!!」」
鉄下駄はそのまま飛んでいき、一人の男の足へ納まった。
そうその男とは…
空中には…3本の柱を持った努力マンが浮いていた。
救世主の登場にヒーロー達はその名を嬉々として呼んだ。
「「努力マン!!!」」
「努力マン!!良かった、無事だったんだねー!!」
「何ーーーっ!?」
思わぬヒーローの登場に世直しマンが
立ち上がりその姿を睨みつける。
努力マンが世直しマンを指さし高らかに叫んだ。
「そこまでだ世直しマン!!貴様のような独裁者に宇宙を支配する資格はない!!」
「ふっ、まだ生き残りがいたとはな!!お前も共に死んでもらうぞ努力マン!!」
「もうお前に私たちは倒せん……
この3本の柱がある限りな!!」
「!?」
「な、なんだあの柱は…!」
「あれは1か月前の決闘星の爆発の時…」
そう叫んだ努力マンは脇に抱えていた
黄金の柱を目の前に出す。
そしてその柱を入手した経歴を話し出す、
努力マンは破片の隕石とともに20日間宇宙を飛び続けて…ひとつの星へ辿り着いた。
「こ…ここは良い子が住んでる良い町星!!も、もしや!!」
努力マンはたどり着いた星に見覚えがあった。
記憶を頼りに1人の人物の元へと駆け出してゆく、
記憶の通りに走ると見えたのは
”鍛治職人カッチンナ”の文字
そう、努力マンに鉄下駄を作る修行をもたらした先生の元だった。
努力マンは勢いよくその扉を開ける、と…
「カッチンナ先生!もしやと思いましたが生きておられたんですね!!」
体が痩せ細っていたが…まだ健在のカッチンナ先生の姿があった。
努力マンの存在に気がついたカッチンナ先生はボソリと呟いた
「努力マンやはりお前だったから待っていたぞ…やはり宇宙を救うためにここに現れる死者とはお前だったのだな…」
「!?どういうことですかカッチンナ先生!?」
「…わしが父から聞かされていた我が家に先祖代々伝わる伝説、この良い街星から北の空に見えるインフルエン座の中のひとつの星が激しい光を放った時宇宙最大の危機が訪れる…その光をわしは20日前に見たのじゃ」
「そ、それは決闘星の爆発の光に違いありません、そして宇宙の危機をもたらしているのは世直しマン…」
「そしてその危機を救うには光を見てから20日間家宝の3本の柱を打ち続けろと…」
「じゃ、じゃあ先生は地球人で言えば180歳の老いた体で!?」
努力マンは青ざめてカッチンナ先生の
体を心配したが、カッチンナ先生はまだ言葉を続ける。
「そしてその3本の柱打ち終わる時どこからともなく使者の一人が現れるとな、それが努力マンお前じゃ、この3本の柱だけが宇宙を救う奇跡を起こすことが出来るのだ!!」
「(奇跡を起こす三本の柱…)」
以前よりも痩せ細り、骨と皮だけになってしまったカッチンナ先生。
しかしそのまま背中からは宇宙の平和を汚してはならぬという意思が見えていた。
花火が空を彩った恐怖の式典…
今日は式典であると同時に、ヒーローたちが処刑される日だ。
広場の中心から椅子に座った世直しマンと、同じく涙ながらに椅子に座りウエディングドレスを着たみっちゃんが現れた。
「全宇宙に生きる者よよく聞くがいい!!今日の式典を執り行うと同時にこの全宇宙はこの世直しマンが統一する!!そしてこの世直しマンに使えるものだけが生きることが許されるのだ!!」
「私の意思に従わぬ物は宇宙の秩序を乱すものとして死んでもらう!!これからの宇宙では私が法律であり秩序だ!!」
「では、最後まで私に従わなかった者を紹介しよう…」
世直しマンの言葉と共に、柱に括り付けられ縛られたヒーロー達が下からせり上って来て現れた
ご丁寧に勝利くんまで縛った状態でだ。
「知っての通り、この者たちは今まで宇宙の秩序を守ろうとしていたヒーロー協会とその生き残りのヒーローだ!しかしどうだ、その力の無さのためにこの宇宙には常に凶悪な宇宙人達がはびこり真の平和は来なかった!!」
「しかしこれからはこの世直しマンの力で宇宙に平和をもたらすことを約束しよう」
その世直しマンの演説に会長が歯噛みしながら反論する。
「何が平和だ‥お前は力だけで自分の思い通りに全てを押さえ込み全宇宙を独裁の恐怖へ陥れようとしているだけだ!!!」
「‥それにはまず、私に従わぬこの者たちに死んでもらう!!これは私に逆らうとどうなるかの見せしめでもある。そしてこいつらが死んだ時こそヒーロー協会の消滅であり、新しい宇宙の時代の始まりなのだー!!」
世直しマンは再び座り直すと冷酷な一言を言い放つ。
「やれ」
その言葉と共に銃を持った手下が現れ
それぞれは死に直面し冷や汗を流す。
「(くっ…これでヒーロー協会も終わりか…!)」
「(拓内ー!!真千子ー!!ごめんよーっ!!!)」
「(天才のこの私でもどうしたらいいのかわからん…!)」
「(何とかヤツらと友達に………ダメだ、今更なれっこない!)」
「(も、もうやられちゃうの?やだよ悔しいよぉ…!!)」
「皆ーっ!!!諦めるな!!死ぬまで勝負は着いてねぇ!!!」
「そっスーッ!!!」
勝利マンと勝利くんのその声ももう慰めにも勇気づけにもならなくて…
手下が銃を構え、弾を打つ体制になる。
「(ら…ラッキー様…見代は貴方に死んで欲しくありません…!!)」
「撃てーーーーーーーーっ!!!」
バババババ!!!と大きな銃撃音と共に
銃弾が発射されそれぞれの心臓に銃弾が辺る…はずだった、が痛みも何も来ず一同は目を開けた。
「あ、あれ、痛くない……!!?」
「なっ、何!?!?」
目を開けた一同が1番に目に入ったのは、
銃弾を撃とうとしていた手下の銃を手から弾く鉄下駄。
「て、鉄下駄!!」
「「と、言う事は!!!」」
鉄下駄はそのまま飛んでいき、一人の男の足へ納まった。
そうその男とは…
空中には…3本の柱を持った努力マンが浮いていた。
救世主の登場にヒーロー達はその名を嬉々として呼んだ。
「「努力マン!!!」」
「努力マン!!良かった、無事だったんだねー!!」
「何ーーーっ!?」
思わぬヒーローの登場に世直しマンが
立ち上がりその姿を睨みつける。
努力マンが世直しマンを指さし高らかに叫んだ。
「そこまでだ世直しマン!!貴様のような独裁者に宇宙を支配する資格はない!!」
「ふっ、まだ生き残りがいたとはな!!お前も共に死んでもらうぞ努力マン!!」
「もうお前に私たちは倒せん……
この3本の柱がある限りな!!」
「!?」
「な、なんだあの柱は…!」
「あれは1か月前の決闘星の爆発の時…」
そう叫んだ努力マンは脇に抱えていた
黄金の柱を目の前に出す。
そしてその柱を入手した経歴を話し出す、
努力マンは破片の隕石とともに20日間宇宙を飛び続けて…ひとつの星へ辿り着いた。
「こ…ここは良い子が住んでる良い町星!!も、もしや!!」
努力マンはたどり着いた星に見覚えがあった。
記憶を頼りに1人の人物の元へと駆け出してゆく、
記憶の通りに走ると見えたのは
”鍛治職人カッチンナ”の文字
そう、努力マンに鉄下駄を作る修行をもたらした先生の元だった。
努力マンは勢いよくその扉を開ける、と…
「カッチンナ先生!もしやと思いましたが生きておられたんですね!!」
体が痩せ細っていたが…まだ健在のカッチンナ先生の姿があった。
努力マンの存在に気がついたカッチンナ先生はボソリと呟いた
「努力マンやはりお前だったから待っていたぞ…やはり宇宙を救うためにここに現れる死者とはお前だったのだな…」
「!?どういうことですかカッチンナ先生!?」
「…わしが父から聞かされていた我が家に先祖代々伝わる伝説、この良い街星から北の空に見えるインフルエン座の中のひとつの星が激しい光を放った時宇宙最大の危機が訪れる…その光をわしは20日前に見たのじゃ」
「そ、それは決闘星の爆発の光に違いありません、そして宇宙の危機をもたらしているのは世直しマン…」
「そしてその危機を救うには光を見てから20日間家宝の3本の柱を打ち続けろと…」
「じゃ、じゃあ先生は地球人で言えば180歳の老いた体で!?」
努力マンは青ざめてカッチンナ先生の
体を心配したが、カッチンナ先生はまだ言葉を続ける。
「そしてその3本の柱打ち終わる時どこからともなく使者の一人が現れるとな、それが努力マンお前じゃ、この3本の柱だけが宇宙を救う奇跡を起こすことが出来るのだ!!」
「(奇跡を起こす三本の柱…)」
以前よりも痩せ細り、骨と皮だけになってしまったカッチンナ先生。
しかしそのまま背中からは宇宙の平和を汚してはならぬという意思が見えていた。