恐怖の世界の巻
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「どうしよう、らっきょどこかに行っちゃったし…うぅーピンチだよ…」
涙目で俯いたその時、けたたましくサイレンの音が鳴り響いた。
「!?何何!?」
『緊急事態発生!!何者かが宇宙船に乗って侵入!』
「!もしかして…!勝利マン達かな!?」
スピーカーから聞こえてきた声に鈴音はぱっと顔を明るくさせた。
彼女の思っていた通り、上ではちょうど勝利マン達が飛田君に乗り世直しマンに挑んでいたところだった。
「ふっ、馬鹿め来おったか!!」
「世直しマンめ!今度こそお前に勝ーつ!!やれ友情!!」
「飛田くん!スペシャルミサイル発射!!」
ミサイルを世直しマンに打つが世直しマンは余裕の表情で避ける。
負けじとミサイルやら何やらを発射して戦う事に鈴音のいる地下牢が揺れる…
「は、派手に戦ってるなぁ…このままじゃ危ないかも、変身ラッキョがあればな‥」
「美味い美味い!なんでこんなとこにらっきょの瓶が落ちてたのかな?」
「!?あっ!!」
見張りの手下が何かを食べており、何かと目を向けてみれば…手下達は鈴音の変身ラッキョをポリポリと食べていたのだ、
鈴音は声をはりあげよう、としたが一瞬頭を回らせた。
「(…私のものと言っても信じて貰えないだろうな…何としてもラッキョ食べて変身しなきゃ!……うぅん…そうだ!!)」
鈴音は牢に駆け寄ると手下二人に声をかけた。
「お、お願い…そのらっきょを分けて欲しいの…」
「え?…!」
目を潤ませて弱った演技で手下に懇願する方法だ
鈴音を見た手下は顔を赤くして黙った。
「お、お腹が空いてるの…お願い、世直しマンには黙ってるから…お願い!」
「ど、どうするよー?」
「可愛い女の子が困ってんだぞ!?それに黙っててくれるって言うんだから大丈夫だって!」
手下の1人が牢の隙間からラッキョを1粒
鈴音に食べさせようと手を伸ばした。
「ほら食え!」
「あ、ありがとう!(これで変身出来る…!)」
鈴音がラッキョに手を伸ばそうとした、その時…
ドカーーン!!
「きゃあああ!?もう!!もうちょっとだったのに!!」
ちょうど飛田くんミサイルが地下牢の辺りに命中して鈴音は吹き飛ばされた。
地面に激突する、かと思われたが休憩テントの上に落ちて何とか助かった。
「いてて…ら、らっきょは?…あ、あった!」
潰れたテントから体を起こして辺りを見回すとそこにはらっきょの瓶が転がっていた。
ラッキョを手に取ろうとしたその時…
ドカーン!!
「あー!!もうまたラッキョが!!」
またミサイルが飛んできてラッキョだけが吹き飛ばされてしまい鈴音は悔しげに叫んだ。
吹き飛ばされたラッキョは塔の窓の中に入り込んでしまった。
「あぁんあんな高い塔に!…の、登るしかないよね‥」
階段もなく不安だったが、鈴音は
壁をよじ登ってらっきょを取りに行く事にした。
下を見ないようにして、不安な気持ちを顔に出しながらもおそるおそる、と登っていく‥
「ううぅ怖いよー!!で、でもラッキョ!」
怯えながらも登りきって窓枠に手をかけて、
足をかけて体を動かした。
「や、やっと頂上に…あ、ラッキョ!あった!」
「鈴音ちゃん?」
窓によじのぼり中に入ると直ぐにラッキョを見つけられ、ラッキョを手に取ったその時鈴音の耳に聞きなれた声が聞こえた。
「えっ…みっちゃん!?」
「鈴音ちゃん助けに来てくれたの!?」
「あ!えーとね!」
そう、鈴音が入ったのはみっちゃんが捕らえられていた塔だったのだ。
変身の事は言えないので言い訳を咄嗟に考えて返した。
「ひ、ヒーローの皆にね!あの塔に捕らえられてる人がいるか見てきてくれって言われたの!んでいたら報告しに戻ってきてくれって!」
「え!!ラッキー様は!?ラッキー様はいる!?」
「も、もうすぐ来るよ!!だ、だから待っててね!!って、わ、わ…!」
みっちゃんの事を何とか納得させて窓の方へと足を進めて降りようとしたその時…
鈴音足を滑らせて…
「やっ、きゃーーーーーっ!!!!」
「あっ!!鈴音ちゃーん!!」
真っ逆さまに落っこちてしまった。
衝撃と痛みにに備えて体を丸めギュッと目を瞑った…が
「…?(あれ、痛くない?)」
痛みは来ず、誰かに抱かれているような感覚に包まれていて…
不思議に思った鈴音か目を開けると、目の前に真っ先に映ったのは勝利マンの顔。
「あっ!しょ、勝利マン!?友情マン、会長!!」
「ラッキーマン!!いや、追手内鈴音!!いきなり落ちてくるからびっくりしたぜ!!」
「あ、ど、どうもー‥ありがとう勝利マン!」
「手にらっきょを持っているということは‥戦ってくれるのかい!?」
そう‥鈴音は勝利マンの腕の中に
いたのだ。
いきなり自分の腕に落ちてきた鈴音にびっくりしていたようだが直ぐに笑顔を浮かばせた。
「やはりお前がラッキーマンだったのか!?面白い変身してかかってこい!」
「!!よ、世直しマン…!」
勝利マンに下ろしてもらって地面に降り
世直しマンに睨まれ一瞬肩を跳ねさせたがぐっ、と覚悟を決めて瓶から1粒ラッキョを取りだして口の中に放り投げて、変身した。
「ラッキーマン参上!ラッキー!クッキー!どつきー!!」
バシィン!!!
「ぐおっ!?」
咄嗟に出た決めセリフと共にハリセンで世直しマンをどついた鈴音。
ハリセンでどつかれた世直しマンは怒りの表情を浮かべて叫んだ。
「貴様ー!!許さん!!」
「さすがラッキーマン!変身してついでのラッキー攻撃!」
「おのれラッキーマン!宇宙の統一者、世直しマンに楯突くものがどうなるか教えてやる!!」
涙目で俯いたその時、けたたましくサイレンの音が鳴り響いた。
「!?何何!?」
『緊急事態発生!!何者かが宇宙船に乗って侵入!』
「!もしかして…!勝利マン達かな!?」
スピーカーから聞こえてきた声に鈴音はぱっと顔を明るくさせた。
彼女の思っていた通り、上ではちょうど勝利マン達が飛田君に乗り世直しマンに挑んでいたところだった。
「ふっ、馬鹿め来おったか!!」
「世直しマンめ!今度こそお前に勝ーつ!!やれ友情!!」
「飛田くん!スペシャルミサイル発射!!」
ミサイルを世直しマンに打つが世直しマンは余裕の表情で避ける。
負けじとミサイルやら何やらを発射して戦う事に鈴音のいる地下牢が揺れる…
「は、派手に戦ってるなぁ…このままじゃ危ないかも、変身ラッキョがあればな‥」
「美味い美味い!なんでこんなとこにらっきょの瓶が落ちてたのかな?」
「!?あっ!!」
見張りの手下が何かを食べており、何かと目を向けてみれば…手下達は鈴音の変身ラッキョをポリポリと食べていたのだ、
鈴音は声をはりあげよう、としたが一瞬頭を回らせた。
「(…私のものと言っても信じて貰えないだろうな…何としてもラッキョ食べて変身しなきゃ!……うぅん…そうだ!!)」
鈴音は牢に駆け寄ると手下二人に声をかけた。
「お、お願い…そのらっきょを分けて欲しいの…」
「え?…!」
目を潤ませて弱った演技で手下に懇願する方法だ
鈴音を見た手下は顔を赤くして黙った。
「お、お腹が空いてるの…お願い、世直しマンには黙ってるから…お願い!」
「ど、どうするよー?」
「可愛い女の子が困ってんだぞ!?それに黙っててくれるって言うんだから大丈夫だって!」
手下の1人が牢の隙間からラッキョを1粒
鈴音に食べさせようと手を伸ばした。
「ほら食え!」
「あ、ありがとう!(これで変身出来る…!)」
鈴音がラッキョに手を伸ばそうとした、その時…
ドカーーン!!
「きゃあああ!?もう!!もうちょっとだったのに!!」
ちょうど飛田くんミサイルが地下牢の辺りに命中して鈴音は吹き飛ばされた。
地面に激突する、かと思われたが休憩テントの上に落ちて何とか助かった。
「いてて…ら、らっきょは?…あ、あった!」
潰れたテントから体を起こして辺りを見回すとそこにはらっきょの瓶が転がっていた。
ラッキョを手に取ろうとしたその時…
ドカーン!!
「あー!!もうまたラッキョが!!」
またミサイルが飛んできてラッキョだけが吹き飛ばされてしまい鈴音は悔しげに叫んだ。
吹き飛ばされたラッキョは塔の窓の中に入り込んでしまった。
「あぁんあんな高い塔に!…の、登るしかないよね‥」
階段もなく不安だったが、鈴音は
壁をよじ登ってらっきょを取りに行く事にした。
下を見ないようにして、不安な気持ちを顔に出しながらもおそるおそる、と登っていく‥
「ううぅ怖いよー!!で、でもラッキョ!」
怯えながらも登りきって窓枠に手をかけて、
足をかけて体を動かした。
「や、やっと頂上に…あ、ラッキョ!あった!」
「鈴音ちゃん?」
窓によじのぼり中に入ると直ぐにラッキョを見つけられ、ラッキョを手に取ったその時鈴音の耳に聞きなれた声が聞こえた。
「えっ…みっちゃん!?」
「鈴音ちゃん助けに来てくれたの!?」
「あ!えーとね!」
そう、鈴音が入ったのはみっちゃんが捕らえられていた塔だったのだ。
変身の事は言えないので言い訳を咄嗟に考えて返した。
「ひ、ヒーローの皆にね!あの塔に捕らえられてる人がいるか見てきてくれって言われたの!んでいたら報告しに戻ってきてくれって!」
「え!!ラッキー様は!?ラッキー様はいる!?」
「も、もうすぐ来るよ!!だ、だから待っててね!!って、わ、わ…!」
みっちゃんの事を何とか納得させて窓の方へと足を進めて降りようとしたその時…
鈴音足を滑らせて…
「やっ、きゃーーーーーっ!!!!」
「あっ!!鈴音ちゃーん!!」
真っ逆さまに落っこちてしまった。
衝撃と痛みにに備えて体を丸めギュッと目を瞑った…が
「…?(あれ、痛くない?)」
痛みは来ず、誰かに抱かれているような感覚に包まれていて…
不思議に思った鈴音か目を開けると、目の前に真っ先に映ったのは勝利マンの顔。
「あっ!しょ、勝利マン!?友情マン、会長!!」
「ラッキーマン!!いや、追手内鈴音!!いきなり落ちてくるからびっくりしたぜ!!」
「あ、ど、どうもー‥ありがとう勝利マン!」
「手にらっきょを持っているということは‥戦ってくれるのかい!?」
そう‥鈴音は勝利マンの腕の中に
いたのだ。
いきなり自分の腕に落ちてきた鈴音にびっくりしていたようだが直ぐに笑顔を浮かばせた。
「やはりお前がラッキーマンだったのか!?面白い変身してかかってこい!」
「!!よ、世直しマン…!」
勝利マンに下ろしてもらって地面に降り
世直しマンに睨まれ一瞬肩を跳ねさせたがぐっ、と覚悟を決めて瓶から1粒ラッキョを取りだして口の中に放り投げて、変身した。
「ラッキーマン参上!ラッキー!クッキー!どつきー!!」
バシィン!!!
「ぐおっ!?」
咄嗟に出た決めセリフと共にハリセンで世直しマンをどついた鈴音。
ハリセンでどつかれた世直しマンは怒りの表情を浮かべて叫んだ。
「貴様ー!!許さん!!」
「さすがラッキーマン!変身してついでのラッキー攻撃!」
「おのれラッキーマン!宇宙の統一者、世直しマンに楯突くものがどうなるか教えてやる!!」