「よし、とにかくこれで奴は心が読めん!!俺の考えた最大の攻撃を使えばあいつに勝てる!!」
「おっ…世直しマンがちょっとだけ今の一言に動揺したぞ！」
「ふふふそうかお前にこちらはやつの心が読める！こいつはいい！」


世直しマンが心を読めなくなった代わりに
スーパースターマンが心を読めるようになり形勢逆転の雰囲気が漂う。
早速勝利マンはヒーローたちを集めて作戦を伝え始めた。


「いいか皆！最大の攻撃とは…」
「うんうん」
「なるほど！」
「さすが勝利マン！」
「そして会長は…」

「‥‥‥」


世直しマンがその様子を黙って見る中、
ヒーロー達は皆横に広がって構えた。


「いくぜーっ！！！世直しマン！！セブンヒーローズスペシャル！！」


構えたヒーロー達はそれぞれ思い思いの得意の必殺技を世直しマンに向けて発射した。


「ビクトリービーム！！！」
「太陽光線！！！」
「ピカーーーーッ！！！」
「ラッキービーーム！！！」
「顔面ファイヤー！！！」
「スーパースターカッター！！！」


「みんなの武器を合わせて一つの光線にすれば、その破壊力は計り知れないものになるのだーっ!!」


それぞれの必殺技を身に受けて世直しマンは腕で防ぎながら後ずさる、がにやりと笑った。


「っぐ！！…ふふふ、この程度の破壊力では私は倒せんぞ！！」
「あっでもちょっとだけ痩せ我慢してる！！」
「くっ‥！！」


スーパースターマンに本心を読まれて
動揺する世直しマン。
その中勝利マンはまた声を上げた。


「さーっ！！会長頼む！！」
「よっしゃーっ！わしももう回復してるはずだやって見る！！」
「何！？な、何をする気だ！！」

「会長のヒーローパワーで今の攻撃の威力を何倍にもするのだ!!」
「！！」

「ヒーローーッ！！！パワーーーッ！！！！」


会長がポーズを取りヒーローパワーを与えれば…ヒーロー達の攻撃は威力をまし世直しマンに襲いかかった、
世直しマンは光線に押されて後ろに下がり鎧にヒビが入る。


「よーしもう少しだ頑張れ！聞いてる！！聞いてるぞ！！」
「う、うう…仕方ないこうなったら…奥の手を！！」


「よ、な…」


腕で光線を受け止めていた世直しマンは
突如仁王立ちになると右手で4の字を作り、次に7の字を作り…



「おしーーーーーーっ！！！」



押すような動作をした、すると…



決闘星は爆発して、跡形もなく吹き飛んだ。
ヒーローたちの運命やいかに！？