少女の勇気の巻
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「そんなことは無い!!俺はあの時見ていたぞラッキーマン!!お前は咄嗟に会長やスーパースターマンを庇ったじゃないか!!そんな勇気のあるお前が弱虫なわけが無い!!」
「勝利マン‥?」
「そうだよラッキーマンちゃん!!それだけじゃない、君は天才マンにも立ち向かい勝つことが出来た!!もっと君は自信を持っていいんだ!!」
「‥友情マン‥」
2人の激励に目が潤む鈴音、
だが‥心は晴れてもまだ弱い心が消えてくれなくて‥
「私とやる気か?ラッキーマン」
「!!」
目の前に立つ強大な敵、強大な魔王。
その殺気に当てられて情けない声が出そうになるのを堪えた。
「っ‥!!」
「ラッキーマン!大丈夫だ、俺たちがついてる!!」
「ラッキーマンちゃん!!」
「お前のような小娘、本気を出すまでもなく殺せるのだぞラッキーマン‥殺されたくないのならこちらへ来た方がいいのではいか??」
双方から聞こえる声。
勇気をだそう、と振り絞るものの‥
「ラッキーマンちゃんがんばれっす!!」
「ラッキーマンちゃん!!」
「大丈夫だよラッキーマンちゃん!!怖くない!!」
「え!?」
「何!?いつの間にこんなに観客が!!」
勝利マンの上にいる勝利くんの声に続いて多くの声が聞こえてそちらを見ると、多くの観客がいつの間にか戦いを見守る為に来ていた。
「ラッキーマンちゃん!!諦めなければ!!諦めなければいつか勝てるっす!!」
「勝利、君?」
「勝利マンがそう教えてくれたんす、間違いないっす!!」
勝利君はラッキーマンを、鈴音を元気づける為にぽつり、ぽつりと話し始めた。
あれは250年前…
シンプル星に住んでいた勝利くんは…星でいちばん弱いという理由です多くのいじめっ子から虐められていた。
「そんな時、勝利マンと出会って……ボクは、『勝利』という同じ字を持つ者として鍛えられることになったっす、特訓は凄く苦しくて辛かったっす!!」
だけれど、特訓を終えていじめっ子達の中に放り込まれて‥その特訓にはきちんと効果があったのだと実感した。
あんなに強いと思っていたいじめっ子達を蹴散らして勝った時の感動や嬉しさの涙は、勝利くんは忘れない。
そこから決めたんだ、どこまでも勝利マンについて行こうと!!
「だから、ラッキーマンちゃんも諦めずに勇気を出せば‥!!世直しマンにだって勝てるっす!!」
「うぅ、いい話だ!!」
「2人にはそんな絆が…!!」
「…勝利くん…そうだよね、諦めないで…勇気を出せば…!」
しかし世直しマンはそんな一同を鼻で笑った。
「ふん、何が諦めなけれぱいつかは勝てるだ?」
「!!世直しマン‥!」
「要するにただしつこいだけだろうが馬鹿らしい‥」
ぎろり、と鈴音は世直しマンの方を睨みつける。
しかし世直しマンはそんな目線に臆せずに言葉を続ける
「私に殺られた天才マンもしつこかったが結勝てはしなかったでは無いか」
「っ!?」
「いくらラッキーマンが勇気を持とうが‥私に勝てるはずがないのだ!!」
世直しマンのその1つの言葉に鈴音は一瞬頭が真っ白になり‥怒りがマグマの湧き上がった。
今、目の前のこいつは‥彼の事をなんと言った?
優しく声をかけ、守ると言って慰めてくれた天才マンの事を‥なんといった!?
「‥正‥して」
「何?」
拳をふるわせ、涙をぽたりと流しながら顔を上げた。
顔を上げた鈴音の顔は怒りに染っており‥そこに迷いと脅えはもうなかった。
「訂正してよ!!今の言葉!!」
「何?」
大きく声を張り上げた。
自分の事はいくらバカにされても構わない
だって怖がっていたのは事実で‥怯えていたのも事実で‥
だが、だがしかし!!
「私の事は馬鹿にしても構わないよ!!けど、けど味方を馬鹿にされるのは許さないし許せない!!」
怒りのままに胸の茶柱サーベルを手にした。
「伸びろ茶柱ーーーっ!!」
「馬鹿め私とやる気か!!」
「ラッキーマン!?」
「まてラッキーマン、無茶だ!!」
「このーーーっ!!!」
茶柱サーベルを伸ばして世直しマンの方へと掛けてゆき向かう鈴音、
茶柱サーベルを刺さんと構えた、が‥
「甘いわ!!」
「きゃ!?」
ガキン!!と音を立てて世直しマンは手にした剣で鈴音の持っていた茶柱サーベルを空高く弾き飛ばしてしまったのだ。
茶柱サーベルを弾き飛ばされたが鈴音は再び睨みつける。
「っ‥」
「‥馬鹿な娘だラッキーマン」
「(茶柱サーベルが弾き飛ばされちゃった‥こうなったらもう一か八か!!お願いラッキーパンチ!!)」
鈴音は一か八かに掛けてラッキーパンチを繰り出すことに決めた。
少し力を込めてラッキーパンチを繰り出すがいつもの通りふにゃふにゃだ。
「ラッキーパンチ!!」
「ふっ‥死ねーーーっ!!ラッキーマン!!」
そんな鈴音に切りさこうと世直しマンは剣を振りかざし勢いよく振り下ろす。
「ああバカか!!剣であのパンチに勝てるわけない!!」
「やられる!!」
グサーーッ!!!
「いでーーーっ!!!!」
そんな彼女にもうだめだ、と観客とヒーローチームが声を上げたその時‥空から世直しマンに弾かれた茶柱サーベルが降ってきて、ピンポイントに世直しマンの剣を持つ手に刺さったのだ!!
「く、くそーっ…!!」
「あ…あれっ?」
「きゃー!!!ラッキー様ステキー!!!やっぱりラッキー様が一番よー!!」
大逆転して世直しマンに傷を追わせた鈴音。
勇気をだして世直しマンに立ち向かった彼女に信頼はさらに高まった。
「ほら言っただろラッキーマン」
「あ、勝利マン‥勝利くん‥!」
振り返り自分を見守っていた勝利マンと
勇気づけてくれた勝利くんを見る。
2人は笑顔を浮かべていた
「お前は勇気のある女だってな」
「うん‥うん!!ありがとう、みんな!ありがとうね、勝利くん!!」
「よくやった勝利くん、お前のおかげでラッキーマンが勇気を取り戻すことが出来たぞ」
「えへへ、っす!」
小さな勇気のある男の子は
勝利マンの頭の上で照れくさそうに笑った。
「勝利マン‥?」
「そうだよラッキーマンちゃん!!それだけじゃない、君は天才マンにも立ち向かい勝つことが出来た!!もっと君は自信を持っていいんだ!!」
「‥友情マン‥」
2人の激励に目が潤む鈴音、
だが‥心は晴れてもまだ弱い心が消えてくれなくて‥
「私とやる気か?ラッキーマン」
「!!」
目の前に立つ強大な敵、強大な魔王。
その殺気に当てられて情けない声が出そうになるのを堪えた。
「っ‥!!」
「ラッキーマン!大丈夫だ、俺たちがついてる!!」
「ラッキーマンちゃん!!」
「お前のような小娘、本気を出すまでもなく殺せるのだぞラッキーマン‥殺されたくないのならこちらへ来た方がいいのではいか??」
双方から聞こえる声。
勇気をだそう、と振り絞るものの‥
「ラッキーマンちゃんがんばれっす!!」
「ラッキーマンちゃん!!」
「大丈夫だよラッキーマンちゃん!!怖くない!!」
「え!?」
「何!?いつの間にこんなに観客が!!」
勝利マンの上にいる勝利くんの声に続いて多くの声が聞こえてそちらを見ると、多くの観客がいつの間にか戦いを見守る為に来ていた。
「ラッキーマンちゃん!!諦めなければ!!諦めなければいつか勝てるっす!!」
「勝利、君?」
「勝利マンがそう教えてくれたんす、間違いないっす!!」
勝利君はラッキーマンを、鈴音を元気づける為にぽつり、ぽつりと話し始めた。
あれは250年前…
シンプル星に住んでいた勝利くんは…星でいちばん弱いという理由です多くのいじめっ子から虐められていた。
「そんな時、勝利マンと出会って……ボクは、『勝利』という同じ字を持つ者として鍛えられることになったっす、特訓は凄く苦しくて辛かったっす!!」
だけれど、特訓を終えていじめっ子達の中に放り込まれて‥その特訓にはきちんと効果があったのだと実感した。
あんなに強いと思っていたいじめっ子達を蹴散らして勝った時の感動や嬉しさの涙は、勝利くんは忘れない。
そこから決めたんだ、どこまでも勝利マンについて行こうと!!
「だから、ラッキーマンちゃんも諦めずに勇気を出せば‥!!世直しマンにだって勝てるっす!!」
「うぅ、いい話だ!!」
「2人にはそんな絆が…!!」
「…勝利くん…そうだよね、諦めないで…勇気を出せば…!」
しかし世直しマンはそんな一同を鼻で笑った。
「ふん、何が諦めなけれぱいつかは勝てるだ?」
「!!世直しマン‥!」
「要するにただしつこいだけだろうが馬鹿らしい‥」
ぎろり、と鈴音は世直しマンの方を睨みつける。
しかし世直しマンはそんな目線に臆せずに言葉を続ける
「私に殺られた天才マンもしつこかったが結勝てはしなかったでは無いか」
「っ!?」
「いくらラッキーマンが勇気を持とうが‥私に勝てるはずがないのだ!!」
世直しマンのその1つの言葉に鈴音は一瞬頭が真っ白になり‥怒りがマグマの湧き上がった。
今、目の前のこいつは‥彼の事をなんと言った?
優しく声をかけ、守ると言って慰めてくれた天才マンの事を‥なんといった!?
「‥正‥して」
「何?」
拳をふるわせ、涙をぽたりと流しながら顔を上げた。
顔を上げた鈴音の顔は怒りに染っており‥そこに迷いと脅えはもうなかった。
「訂正してよ!!今の言葉!!」
「何?」
大きく声を張り上げた。
自分の事はいくらバカにされても構わない
だって怖がっていたのは事実で‥怯えていたのも事実で‥
だが、だがしかし!!
「私の事は馬鹿にしても構わないよ!!けど、けど味方を馬鹿にされるのは許さないし許せない!!」
怒りのままに胸の茶柱サーベルを手にした。
「伸びろ茶柱ーーーっ!!」
「馬鹿め私とやる気か!!」
「ラッキーマン!?」
「まてラッキーマン、無茶だ!!」
「このーーーっ!!!」
茶柱サーベルを伸ばして世直しマンの方へと掛けてゆき向かう鈴音、
茶柱サーベルを刺さんと構えた、が‥
「甘いわ!!」
「きゃ!?」
ガキン!!と音を立てて世直しマンは手にした剣で鈴音の持っていた茶柱サーベルを空高く弾き飛ばしてしまったのだ。
茶柱サーベルを弾き飛ばされたが鈴音は再び睨みつける。
「っ‥」
「‥馬鹿な娘だラッキーマン」
「(茶柱サーベルが弾き飛ばされちゃった‥こうなったらもう一か八か!!お願いラッキーパンチ!!)」
鈴音は一か八かに掛けてラッキーパンチを繰り出すことに決めた。
少し力を込めてラッキーパンチを繰り出すがいつもの通りふにゃふにゃだ。
「ラッキーパンチ!!」
「ふっ‥死ねーーーっ!!ラッキーマン!!」
そんな鈴音に切りさこうと世直しマンは剣を振りかざし勢いよく振り下ろす。
「ああバカか!!剣であのパンチに勝てるわけない!!」
「やられる!!」
グサーーッ!!!
「いでーーーっ!!!!」
そんな彼女にもうだめだ、と観客とヒーローチームが声を上げたその時‥空から世直しマンに弾かれた茶柱サーベルが降ってきて、ピンポイントに世直しマンの剣を持つ手に刺さったのだ!!
「く、くそーっ…!!」
「あ…あれっ?」
「きゃー!!!ラッキー様ステキー!!!やっぱりラッキー様が一番よー!!」
大逆転して世直しマンに傷を追わせた鈴音。
勇気をだして世直しマンに立ち向かった彼女に信頼はさらに高まった。
「ほら言っただろラッキーマン」
「あ、勝利マン‥勝利くん‥!」
振り返り自分を見守っていた勝利マンと
勇気づけてくれた勝利くんを見る。
2人は笑顔を浮かべていた
「お前は勇気のある女だってな」
「うん‥うん!!ありがとう、みんな!ありがとうね、勝利くん!!」
「よくやった勝利くん、お前のおかげでラッキーマンが勇気を取り戻すことが出来たぞ」
「えへへ、っす!」
小さな勇気のある男の子は
勝利マンの頭の上で照れくさそうに笑った。