「世直しマン‥やつにはなにか秘密がある！！」
「秘密！？努力マンそれって！？」


努力マンが”世直しマンには秘密がある”という事を見抜いた事に驚いた鈴音は、彼に縋り答えを迫った。


「お答えしましょう、やつの秘密とは‥！！」


「怖いもの知らずスーパースターマンお出ましー！！世直しマンぶっ倒して目立ってやるぜ！！ってこれどうやって停めればいいんだ！？ってぎゃーー！！ぶつかるー！！」


努力マンが説明しようとしたその時‥
宇宙船を盗んで追っかけてきたスーパースターマンが現れ、初めて操作する宇宙船の止めようがなく岩に激突して爆発した。
いきなり現れたスーパースターマンに張り詰めた空気はぶち壊しになりヒーローチームも世直しマンも黙りになってしまった


「「………」」
「えと、どこまで話進んだっけ？」 「えーっと、努力マンが世直しマンにはなんか秘密があるって言ったとこ」
「うむ」


努力マンは改めて世直しマンに向き直ると
高らかに叫んだ。


「そう、やつは特別な能力を持っている！！やつは天才マンがパンチを打つ前に体を動かしたり光線を打つ前にバリアを張っていた！！間違いない！！世直しマンは……




人の心を呼んでいる！！！」
「なにーっ！？」
「人の心を！？」



人の心を読んでいるというその答えに
驚愕する会長と鈴音、
それを証明するべく努力マンは心の中で
とある事を呟き始めた。


「(安達祐実はキスシーンは絶対にしない、なぜなら安達祐実は中学生(チューがくせー))」
「ぶふっ！！くすくす‥っふ、」
「やはり読んでいる！！私がギャグに溶け込むために努力して考えたギャグに笑ったーーっ！！！」
「(努力マンのギャグで笑うなんてよっぽど笑いに植えてたんだね‥)」


その前に安達祐実さんはもう中学生では無いし管理人自体安達祐実さんを知らないのでちんぷんかんぷんである


「さすがは努力マン三本柱マンの息子なだけはあるな‥その通りだ！私は人の心が読める！！」
「世直しマン…その能力、もしかして…」
「その通りだ。」


会長が何かに気がついたかのように恐る恐る、と言ったように問いかけた。


「ヒーロー神を殺した時に、やつから奪った能力だ。」


世直しマンのその言葉にぞくり、と悪寒が走った。