ヒーロー伝説!天才マンの悲劇!の巻
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「ふっ…安心しろラッキーマン、お前に恨みは無い」
「え?」
不安げな鈴音に近寄るとその肩に手を置いて優しく微笑んだ。
「私が殺すのは会長と認定証を盗んだ奴だけだ。もっとも、私の邪魔をする奴は殺すがな…。お前を軽く気絶させて、それで終わりだ」
「それで終わり…?」
こてん、と首を傾げて聞く鈴音に
天才マンは内心”この相手は大したことは無い”と思っていた。
どこからどう見ても普通の少女だと…
「っで、でも天才マン…」
「なんだ…………っ……?」
それでも、まだ眉を下げて天才マンを見上げる鈴音
まだ何かあるのかと改めて彼女の顔を見た天才マンは一瞬言葉を詰まらせる
長いまつ毛にパッチリとした黒い瞳に…
少しの間見とれてしまっていた。
「(…ラッキーマンは、顔立ちが整っているな)」
「あの…?」
それと同時に高鳴る心臓と心音
そして頬の暑さの正体は、天才マンには、分からないものだった。
「(…なんだ…?これは…)」
「あの!!」
「はっ、なんだラッキーマン」
ぼーっと見とれていた天才マンは
鈴音の声で我に返った。
見ると彼女は何かを取り出そうとしている。
「これから戦うんだろうけど、良かったらだけど私の認定証いる…?だって、貰ったばっかで無くしたなんて…」
「ははよせったら、そんなの私にはもう…ん!?」
いらないと返そうとした天才マンの目は1点に止まった
それは認定番号…彼女が持っている認定証の認定番号は………001番だった。
「わっ!?」
もしかしてと思い彼女の手から認定証をひったくる。
震える手でひっくり返すと…そこには、紛れもない自分が書いた野獣と日付があった。
そして天才マンは気がついてしまった。
認定証を奪った相手は今目の前にいるのだと…
「お…」
「え?」
「おま…え…だったのか…!!」
「あ、えと、天才マン…?」
「ご説明しましょう!!」
「え?ご説明…?」
天才マンの後ろに炎が浮かぶ
不穏な雰囲気を察した鈴音が恐る恐る彼の名を読んだその時、幸運の星が声をかけた。
「その認定証は、先代のラッキーマンが宇宙で拾ったものなのだ!そして天才マンの名前を消して自分で書いたのでした!」
「えええぇぇぇ!?そ、そんなぁ!!私、知らないよぉぉぉ!!」
「ふふ…ふふふ…!!」
「あっ…あ、天才マン……」
天才マンは認定証で顔が隠れ見えないが…
不気味な笑い声を出していた。
そんな天才マンに鈴音は怯えながら後ずさった…
「え?」
不安げな鈴音に近寄るとその肩に手を置いて優しく微笑んだ。
「私が殺すのは会長と認定証を盗んだ奴だけだ。もっとも、私の邪魔をする奴は殺すがな…。お前を軽く気絶させて、それで終わりだ」
「それで終わり…?」
こてん、と首を傾げて聞く鈴音に
天才マンは内心”この相手は大したことは無い”と思っていた。
どこからどう見ても普通の少女だと…
「っで、でも天才マン…」
「なんだ…………っ……?」
それでも、まだ眉を下げて天才マンを見上げる鈴音
まだ何かあるのかと改めて彼女の顔を見た天才マンは一瞬言葉を詰まらせる
長いまつ毛にパッチリとした黒い瞳に…
少しの間見とれてしまっていた。
「(…ラッキーマンは、顔立ちが整っているな)」
「あの…?」
それと同時に高鳴る心臓と心音
そして頬の暑さの正体は、天才マンには、分からないものだった。
「(…なんだ…?これは…)」
「あの!!」
「はっ、なんだラッキーマン」
ぼーっと見とれていた天才マンは
鈴音の声で我に返った。
見ると彼女は何かを取り出そうとしている。
「これから戦うんだろうけど、良かったらだけど私の認定証いる…?だって、貰ったばっかで無くしたなんて…」
「ははよせったら、そんなの私にはもう…ん!?」
いらないと返そうとした天才マンの目は1点に止まった
それは認定番号…彼女が持っている認定証の認定番号は………001番だった。
「わっ!?」
もしかしてと思い彼女の手から認定証をひったくる。
震える手でひっくり返すと…そこには、紛れもない自分が書いた野獣と日付があった。
そして天才マンは気がついてしまった。
認定証を奪った相手は今目の前にいるのだと…
「お…」
「え?」
「おま…え…だったのか…!!」
「あ、えと、天才マン…?」
「ご説明しましょう!!」
「え?ご説明…?」
天才マンの後ろに炎が浮かぶ
不穏な雰囲気を察した鈴音が恐る恐る彼の名を読んだその時、幸運の星が声をかけた。
「その認定証は、先代のラッキーマンが宇宙で拾ったものなのだ!そして天才マンの名前を消して自分で書いたのでした!」
「えええぇぇぇ!?そ、そんなぁ!!私、知らないよぉぉぉ!!」
「ふふ…ふふふ…!!」
「あっ…あ、天才マン……」
天才マンは認定証で顔が隠れ見えないが…
不気味な笑い声を出していた。
そんな天才マンに鈴音は怯えながら後ずさった…