兄弟の絆復活!の巻
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「な、何を言ってるんだー!!何をそんなに拘っているんだ!そんなに死にたいのか!?」
「止めろ努力!!無駄だ!!!勝利兄さんは、死なない限りお前には回さない!」
友情マンも声をはりあげ努力マンの肩を掴み止めた。
「な、なぜだ…!そんな事をして何になる!!!」
「…ね、友情マン……今まで口出ししなかったけど、言ってもいい?」
ぽそり、と鈴音が声を出し、
努力マンと友情マンが彼女の方へ向いた。
「あのね、私は何があったかは知らないけど‥努力に何があったか話して欲しいの、努力マンは友情マンと勝利マンにとって大事な弟でしょ?」
「‥師匠‥」
「このまんま内緒のまんまじゃ仲直りできないよ、溝が深まったまんまだよ…それでいいの?」
それとも私と努力は信用出来ない‥?
「っ!‥」
目尻と眉を下げて首をかしげ、恐る恐ると言った様子で友情マンに問いかける鈴音の問いかけに、友情マンも目を瞑り、全てを話す覚悟を決めた。
「……仕方ない……ならば教えよう、あの時、お前はまだ赤ん坊だったからなー、知らなくても当然なのだが…」
意識を昔に飛ばしぽつり、ぽつりと語り出した。
三兄弟の父、彼らの力を全てを備えた…無敵のヒーロー三本柱マン
自慢だった父は最後は凶悪な宇宙人に殺された。
亡くなった知らせを聞き、どんなに悲しんだことだろう…
友情も勝利も悲しみ嘆いたが、それよりも嘆いたのは母だった。
元々体の弱かった母親はそのショックで倒れどんどん弱っていってしまった…
「母さん!!」
青い顔をして苦しそうに息をする母親に勝利と友情はベッドの傍で母を呼ぶ。
「どう、やら……さよならを言う時が来たようです…」
「母さんっ…!!」
「勝利…お兄ちゃんのお前に…、頼みがあります…」
勝利は涙を押さえ込んで、笑顔で聞く。
「な、何だい…母さん」
「勝利と友情は…父さんにヒーローになるよう…教育を受けてきましたが……この子は……努力だけは、ヒーローにしないでおくれ……この子だけは父さんのような目にあわせたくない……」
涙を拭うがどうしても拭いきれずに頬を伝った
それでも勝利は声を張り上げる。
「ああ、分かった!!努力はヒーローなんかにしない!その分俺が強くなって、こいつを守る!!努力が戦わなくちゃいけない時は、俺が戦う!!」
「…やく、そくだよ……ゆびきり…」
「ゆびきりげんまん…うそついたら…針千本、のーます……指、きった……」
そっと、力なく母の手が離れ、友情は涙をぼろぼろと流し母に縋った。
「母さん!母さんも死んだら…針千本だからねっ!!」
「ごめん……母さん…もう……針、飲めない……」
母親は力なく笑い、目を閉じた。
その手はゆっくりと落ちてゆき‥もう目覚めることは無かった。
「止めろ努力!!無駄だ!!!勝利兄さんは、死なない限りお前には回さない!」
友情マンも声をはりあげ努力マンの肩を掴み止めた。
「な、なぜだ…!そんな事をして何になる!!!」
「…ね、友情マン……今まで口出ししなかったけど、言ってもいい?」
ぽそり、と鈴音が声を出し、
努力マンと友情マンが彼女の方へ向いた。
「あのね、私は何があったかは知らないけど‥努力に何があったか話して欲しいの、努力マンは友情マンと勝利マンにとって大事な弟でしょ?」
「‥師匠‥」
「このまんま内緒のまんまじゃ仲直りできないよ、溝が深まったまんまだよ…それでいいの?」
それとも私と努力は信用出来ない‥?
「っ!‥」
目尻と眉を下げて首をかしげ、恐る恐ると言った様子で友情マンに問いかける鈴音の問いかけに、友情マンも目を瞑り、全てを話す覚悟を決めた。
「……仕方ない……ならば教えよう、あの時、お前はまだ赤ん坊だったからなー、知らなくても当然なのだが…」
意識を昔に飛ばしぽつり、ぽつりと語り出した。
三兄弟の父、彼らの力を全てを備えた…無敵のヒーロー三本柱マン
自慢だった父は最後は凶悪な宇宙人に殺された。
亡くなった知らせを聞き、どんなに悲しんだことだろう…
友情も勝利も悲しみ嘆いたが、それよりも嘆いたのは母だった。
元々体の弱かった母親はそのショックで倒れどんどん弱っていってしまった…
「母さん!!」
青い顔をして苦しそうに息をする母親に勝利と友情はベッドの傍で母を呼ぶ。
「どう、やら……さよならを言う時が来たようです…」
「母さんっ…!!」
「勝利…お兄ちゃんのお前に…、頼みがあります…」
勝利は涙を押さえ込んで、笑顔で聞く。
「な、何だい…母さん」
「勝利と友情は…父さんにヒーローになるよう…教育を受けてきましたが……この子は……努力だけは、ヒーローにしないでおくれ……この子だけは父さんのような目にあわせたくない……」
涙を拭うがどうしても拭いきれずに頬を伝った
それでも勝利は声を張り上げる。
「ああ、分かった!!努力はヒーローなんかにしない!その分俺が強くなって、こいつを守る!!努力が戦わなくちゃいけない時は、俺が戦う!!」
「…やく、そくだよ……ゆびきり…」
「ゆびきりげんまん…うそついたら…針千本、のーます……指、きった……」
そっと、力なく母の手が離れ、友情は涙をぼろぼろと流し母に縋った。
「母さん!母さんも死んだら…針千本だからねっ!!」
「ごめん……母さん…もう……針、飲めない……」
母親は力なく笑い、目を閉じた。
その手はゆっくりと落ちてゆき‥もう目覚めることは無かった。