そして結婚式がおごそかに始まった…
友情マンが初めに入場し…式が始まる


「新婦 入場」


そして新婦が入場する…
ドアが開かれてドレスを纏った
アサシンマンが入場し…拍手が響く


「アサシンマン綺麗…！！」
「おひめさまー！」
「さまー！」



双子も小さな手を叩いて拍手をする
新婦姿のアサシンマンはメイクを
施され白いドレスを纏い美しく
仕上がっていた…



「友情マン…」
「！！…綺麗だよアサシンマン」



アサシンマンに手を差し出し…
共に歩いてゆき、永遠の愛を違う



「何時ら、互いに愛し合うことを誓いますか」
「「誓います」」


頬の色はほんのり桜色
幸せそうに微笑む2人を
仲間たちが見守る…



「それでは指輪の交換を…」



指輪の交換が行われる…
アサシンマンの目元に涙が滲む
……自分の事を黒い闇の社会から
救ってくれた宇宙で1番愛するヒーロー


長い間彼を想い、はるばるヒーロー協会へやってきた
……そして今、彼女の想いが…
愛する彼と一緒になりたいという願いが…

今、叶う時…



「それでは誓いのキスを」



友情マンがベールをあげ、涙を浮かべる
アサシンマンの腰に腕を回して…



「…私が幸せにするよ、アサシンマン」
「友情マン…私、幸せだ…」



静かに2人は誓い口付けを交わし…
大きな拍手が包み祝福した



「よっご両人！」
「おめでとうー！友情マン！！アサシンマン！！」
「おおおぉぉいおいおいおい！！兄さん！！おめでとうございまずぅぅ！！」


滝のように涙を流す努力マンに
笑っていた鈴音は
横にいる勝利マンに目がいった
…彼は目頭を抑えている



「…………グズ……」
「……勝利マン、お前」
「…悪ぃかよ泣いてたら」



勝利マンも弟の晴れ姿に思わず涙していた
天才マンがそんな彼にハンカチを差し出す
そして教会の外へ出るとフラワーシャワー
が舞い…



「友情、アサシンマン」
「兄さん！……あれ、兄さん…泣いてます？」
「そりゃ泣くだろうが、弟が手元から離れて結婚したんだ……」



勝利マンは涙を拭い、友情マンに笑いかける



「……アサシンマンの事を幸せにしろよ」
「…はい！」
「……アサシンマン、弟を頼んだ」
「はい！」



そうして友情マンとアサシンマンは
結ばれ………めでたく夫婦になったのだ