「やれやれ、あの三本柱マンがあんな風になるとは…恋は人を変えるのだな」


そのまま寝転んだまま夜空を眺める
……三本柱マンはそのままその好きな人と
結ばれて結婚をして子供が3人産まれるのだろう………
これは神のお告げである、このお告げは後に
現実のものとなるのだが…




「………だがしかし自分のお告げだけは出来ん」



そう、周りの人のお告げはできても
自分の余地だけはできないのだ…
そこがデメリットでもある


「…私が子を得ることはあるのか」



そう自分の将来を感じ始めた
その時だった


「神才マンーーーーーっ！！！！！」
「！！君は私の星にいた…」


そう急いだ様子で自分の星の住民が飛んできた
神才マンは起き上がり彼に駆け寄った



「い、今すぐ戻ってきてくれ！！星に強盗が！！」
「なにぃ！？許せん！！このHero of godが相手だ！！！」



拳をふるわせて神才マンは自身の故郷
へと急いで…星へ着くとその場所へと
飛んでゆき降り立った


「待て！！この私の故郷で悪さを働くとはいい度胸だな！！」
「！！し、神才マン！！」
「あ、兄貴！！ピンチですよ神才マンが来るなんて！！」
「そう怯えんな…そのためにこいつがいるんだよ」


強盗しに来た宇宙人はニヤリ、と笑うと
後ろにいた女性を前に突き出した



「神才マン動くな！！！これが見えねぇか！！！」
「！？」


そう目の前に突き出されたのは…
体を縛られ、頭をぐったりと項垂れた
金髪の女性であった



「こいつの命がおしくば大人しくしな！！がはははは！！」
「………なるほど、貴様は救えぬと」



神才マンは目を細めて影を落とし
真顔になる…これは神才マンが
本気で怒っている表情だ…
神才マンは肘の星を取ると光の矢を
作り出し…弓を引く



「い！？ま、まさか打つ気か！？こ、こっちには人質が」


「この私くらいになるとな？……人質を傷つけずにお前を倒すことなど容易いのさ！！！

ゴッド・スナイパーッ！！！！」



ビン！！と音を立てて弓を放つと
その弓は男の頭へと当たり…



「ぐぁっ！！！…が……あ…！！」



苦しみながら女性を離す…そして神才マン
は女性を引き離す、とその直後だった


ドカァァァァン！！！！



「ふっ、愚かな…」
「っ、！？」


強盗共は爆発して消え去った
そしてその爆発音で女性は神才マンの
胸の中で目を覚ました