神才マンというヒーローの存在は
あっという間に宇宙に拡がった
そして彼を求める悪に脅かされる
星は増えていき、神才マンは
難なく星を救い続けた



「あっ！！あれだ！！あいつだよ！！例の！」
「あいつがHero of god！！」
「(Hero of god？)」


なんだそれは、と首を傾げて
神才マンはその宇宙人のそばを
通り過ぎようとしたが‥



「あっ！！ま、待って！！僕君のファンなんだ！！Hero of god！」
「！？‥それは私のことか？」
「そうだよ！！」



その呼び名はどうやら自分の事だったらしい



「‥‥なぜそのような呼び名が」
「神のようなヒーローだからだよ、貴方が！！」
「‥神、か」


そう言われると嬉しくて、むず痒くなった
この名に相応しい行動が‥
出来ていると知って嬉しかった‥
そして、尚更宇宙を平和にせねばという
思いが神才マンの胸に芽生えた


「安心してくれ！！この私が悪を全て倒して見せる！！」
「「神才マン！！」」



その宇宙人達に手を降って神才マンは
勢いよく飛び立った



「よーし！！これからも頑張るぞ！！」



やる気を胸にして、また悪に悩まされる
星が目の前に見えて神才マンは
その星へ一直線に向かってゆく‥



「待っていろ悪め！！この神才マンが相手だ！！」


そしてその星へと足を踏み入れた
その星は荒れた星で‥遠くから
銃が乱射されるような騒音が
聞こえ、そこが現場だと気がついた



「あそこか！！」


遠くへ見える街へ神才マンは
飛んでいき向かってゆく‥