ミルクを飲み終わりげっぷもした
双子は満足して2人寄り添い
ベビーベッドに寝ている‥
毛布をかけてその寝顔を愛おしげに
見つめた。



「可愛いー‥」
「満足してぐっすり寝ているな」
「本当に‥孫っていうのは愛おしくてついつい甘やかしてしまう」



祖父と両親とで双子の赤ちゃんの寝顔を
じっと見つめる
天才マンがふとその場を離れて
緑茶を入れて戻ってきた。



「お茶を入れたよ、少し一息つこうか父さん、鈴音。」
「あ、ありがとう天才！」
「すまないな」



程よく暖かい緑茶を1口飲むと
ほっ、と落ち着き息をついた。




「‥沢山ミルク飲んで、遊んで寝て大きくなって欲しいね」
「赤ちゃんはそれが仕事だからな」
「赤ちゃんである時間は短いから‥沢山撮らないとな」



赤ちゃんに目をやりながらそう話す



「‥将来どんな大人になりたいって言うのかな？やっぱりヒーローになりたいって言うかな‥」
「さぁ？それは分からないぞ、案外アイドルとかになりたいって言うかも」
「‥どんな夢を持ったとしても、私たちで全力で応援してやろう」
「「そうだな/ね」」



子育ては初めてで大変だが嫌では無い、
だってこの可愛い子供たちの無邪気で可愛い姿を見たら大変さなんて吹っ飛んでしまうんだ
聞こえてるかい可愛い子、お父さん、
お母さん、おじいちゃんは君たちを守るからね