天城と星奈が生まれて数ヶ月
双子の赤ちゃんははいはいが
出来るようになり可愛い盛りです



「せーちゃん、あっくんおいで〜！」
「あだっ、ぶぅ」
「うーっ」


鈴音に向かいハイハイしてくる
双子をパシャパシャと撮りまくっている
天才マンと神才マン。
可愛い子供、もとい孫にメロメロである



「まだまだ服ならあるぞ、ほら次はこれなんかどうだ？」



天才マンはくまの耳が着いたフードの
ロンパースを目の前に出してみせるが
神才マンは‥



「いいや猫ちゃんの方がいい！！」



と、白と黒の猫のロンパースを出して見せた



「くまちゃんの方がいい！」
「猫ちゃんの方が！！」
「じゃあどっちも着せようよ、ね？」
「「うーっ」」



それもそうだ、とくまの方を星奈に
白猫の方を天城に着せるとまた撮影
大会が始まる。



「ほらー！どっちも着せたら可愛い！」
「いかん、うちの娘と息子が可愛い！！」


もうメロメロの鈴音と天才マン。
そんな風にとっていれば‥次第に双子がぐずり出す



「んゆー‥っう、うぅー」
「あら、ミルクかな？」
「私が作ってこよう、待っててくれ」
「あ、ありがとう父さん」


神才マンがミルクを作りにキッチンへ
歩いてゆき‥鈴音と天才は
ぐずり出した双子をあやす。



「う〜、ふぇっ、うぇえええん！！！」
「びぇえええん！！」
「よしよし！おじーちゃんがミルク作ってくれるからねー、」
「お腹すいたな、よしよし」


抱っこをしてあやして待つこと数分‥
すると神才マンがミルクをもって
戻ってきた。



「孫達ー、ミルクだぞー」
「ほーら来た！」
「あぅー」
「うーっ」



すると泣き止んでミルクに手を伸ばす
星奈と天城‥ミルクを受け取ると
それぞれ天才と鈴音は双子に
ミルクを飲ませ始めた。