スーパースターマン出陣!の巻
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その言葉にスピードマンは声をあげて笑った
「わ、笑うなー!!お前にはバラは似合わないと言ってるんだー!!」
「ハッハッハ、バカめ!!これはお前がくわえていたバラだ!!」
「何!?」
「それにしてもお前の方は似合ってるぜ…」
「えっ!?」
気がつけば、スーパースターマンはいつの間にかちくわをくわえていた。
「ギャハハハハ!!!!」
「みっともねーっ!!!」
「確かにそれの方がお似合いなんじゃねえかー!?」
会場はスーパースターマンを笑う声で溢れかえった。
「な、なにーっ!?あの一瞬のうちにバラをとってちくわをくわえさせたのか!?」
「うそーっ!?」
「よ…よくもこのスーパースターマンに恥をかかせてくれたな!貴様をもっとみっともない姿にして倒してやるぜ…」
「ハッハッハ馬鹿め俺を倒せると思っているのか?そういうのを何て言うか教えてやる。背中を見ろ!!」
「何!?」
普通、スーパースターマンの背中には『目立』と書いてある。
それが今は…『自意識過剰』と書かれてあった。
「し…信じられん!あの一瞬にあそこまでしているとは…この俺でさえやつの動きは見えなかった…早くあいつと戦いたい!」
「さすが小指グリーン、いやスピードマン」
『みなさーん!真の姿の時の名前はスピードマンだー!!』
スーパースターマンが背中の紙を外していると、スピードマンは口にくわえていたバラを手に取った。
「さーて、このバラの正しい使い方を教えてやろう」
「えっなに!?」
スピードマンはそれを宙に高々と投げ…
「あのバラが地に着くまでにお前を倒す!!」
「な…なにーっ!?」
次の瞬間、スピードマンが何人も増えた。
しかもリングの4辺に1人1マスずつ立っているので、28人もいる…
『な…なんだーーーっ!?』
『ス…スピードマンの数が増えたーっ!!』
「ど、どうなってんのあれー!?」
「増えたのではない…ひとマスひとマスの上を物凄いスピードで移動して見せているのだ…」
「そ、そんなバカな…」
「は…速い!私の鍛えぬいた動体視力でも奴が今どこのマスの上にいるのか見分けられない…!」
「ええ!?努力マンでも~!?そりゃ凄いね!」
「終わったな…」
「ああ…あのバラが地に落ちる前に全てが終わる」
「しかしあんな相手にこんな技を使わなくても…」
「死ねーー!!スーパースターマン!!」
28人ものスピードマンが一斉にスーパースターマンに飛び掛かって来た。
『げげっ、28人が一斉に襲いかかったー!!』
「違う本物は一人だ落ち着いて見分けるんだー!!」
「くっそー!!負けたら目立てねえー!!負けるかー!!!」
「(…そうだ!こんなときは心の目だ!)」
スーパースターマンはゆっくりと目を閉じ、スピードマンの気配を探した。
そして、小さく微笑んだ。
「真っ暗で何にも見えん」
「28人パーンチ!!!」
「ハニャアァァァー!!!」
スーパースターマンはスピードマンのパンチを食らい空高く飛ばされた。
『き…きまったー!!』
「ああ…」
「兄ちゃん…」
そして顔から地面へと落下した。
「「す…スーパースターマン!」」
倒れたスーパースターマンの側に、努力マンと鈴音が駆け寄った。
「…、どうやら…対戦不能のようだな」
「見りゃわかるだろ!!!」
「では、スーパースターマン対スピードマンはスピードマンの勝ち!!」
「く…くっそ〜…この戦いで目立つために秘密特訓したのに…一人にも勝てないなんて…く………悔しい……」
「何を言う!!今回のお前はよくやったぞ!!お前のおかげで敵の正体と技を知る事が出来た!!よくやってくれた!!」
「そうだよスーパースターマン!スーパースターマン凄くカッコよかったよ!!」
その言葉を聞き、スーパースターマンは小さく笑うと努力マンの腕の中で気を失った。
「す…スーパースターマン!!」
「しっかりして!!」
「…安心して、気を失っただけだよ…」
スーパースターマンを心配する努力マンの後ろで、勝利マンが不敵な笑いを浮かべていた。
「バカめ…秘密特訓したって勝たなきゃなんの意味もねーんだ…」
「っ!兄さんそんな言い方って…!」
「安心しろスーパースターマンの敵は俺が打つ…」
「…な、なんか勝利マン変だよ…」
「フフフ……気に入ったぜスピードマン!!相手にとって不足はねえー!!!」
「ああ!!」
「えっ、友情マンどうしたの!?」
「しょ、勝利兄さんが水を得た魚状態になっている…。あの状態になったのは50年前のあの時以来だ……お、恐ろしい事になるぞ…」
「…水を得た魚状態…?どういう事?」
「見ろ、兄さんの肩を!!」
「…ああ!?」
見れば、勝利マンの肩のマークのカツオが勢いよく動いているのが分かった。
「ではヒーローチームの次鋒、前へ」
シンパンマンがヒーローチームの方へやって来た。
「あ、はい。兄さん、出番……あれ?今、そこに……」
「いない…」
「ん、どうした?」
キョロキョロとあたりを見回し勝利マンを探していると、突如観客が沸きだった。
「えっ?……あ、あれ!!」
「あっ!?」
「うおおおおーっ!!!」
リングの上を見れば、勝利マンがスピードマンの上に乗っかり殴りつけていた。
手には凶器もつけている。
「も、もう殴ってる!!!」
「勝利兄さんらしい…」
会場には勝利マンの雄叫びが響いていた。
二戦目、スピードマン対勝利マンの勝負はいかに…
「わ、笑うなー!!お前にはバラは似合わないと言ってるんだー!!」
「ハッハッハ、バカめ!!これはお前がくわえていたバラだ!!」
「何!?」
「それにしてもお前の方は似合ってるぜ…」
「えっ!?」
気がつけば、スーパースターマンはいつの間にかちくわをくわえていた。
「ギャハハハハ!!!!」
「みっともねーっ!!!」
「確かにそれの方がお似合いなんじゃねえかー!?」
会場はスーパースターマンを笑う声で溢れかえった。
「な、なにーっ!?あの一瞬のうちにバラをとってちくわをくわえさせたのか!?」
「うそーっ!?」
「よ…よくもこのスーパースターマンに恥をかかせてくれたな!貴様をもっとみっともない姿にして倒してやるぜ…」
「ハッハッハ馬鹿め俺を倒せると思っているのか?そういうのを何て言うか教えてやる。背中を見ろ!!」
「何!?」
普通、スーパースターマンの背中には『目立』と書いてある。
それが今は…『自意識過剰』と書かれてあった。
「し…信じられん!あの一瞬にあそこまでしているとは…この俺でさえやつの動きは見えなかった…早くあいつと戦いたい!」
「さすが小指グリーン、いやスピードマン」
『みなさーん!真の姿の時の名前はスピードマンだー!!』
スーパースターマンが背中の紙を外していると、スピードマンは口にくわえていたバラを手に取った。
「さーて、このバラの正しい使い方を教えてやろう」
「えっなに!?」
スピードマンはそれを宙に高々と投げ…
「あのバラが地に着くまでにお前を倒す!!」
「な…なにーっ!?」
次の瞬間、スピードマンが何人も増えた。
しかもリングの4辺に1人1マスずつ立っているので、28人もいる…
『な…なんだーーーっ!?』
『ス…スピードマンの数が増えたーっ!!』
「ど、どうなってんのあれー!?」
「増えたのではない…ひとマスひとマスの上を物凄いスピードで移動して見せているのだ…」
「そ、そんなバカな…」
「は…速い!私の鍛えぬいた動体視力でも奴が今どこのマスの上にいるのか見分けられない…!」
「ええ!?努力マンでも~!?そりゃ凄いね!」
「終わったな…」
「ああ…あのバラが地に落ちる前に全てが終わる」
「しかしあんな相手にこんな技を使わなくても…」
「死ねーー!!スーパースターマン!!」
28人ものスピードマンが一斉にスーパースターマンに飛び掛かって来た。
『げげっ、28人が一斉に襲いかかったー!!』
「違う本物は一人だ落ち着いて見分けるんだー!!」
「くっそー!!負けたら目立てねえー!!負けるかー!!!」
「(…そうだ!こんなときは心の目だ!)」
スーパースターマンはゆっくりと目を閉じ、スピードマンの気配を探した。
そして、小さく微笑んだ。
「真っ暗で何にも見えん」
「28人パーンチ!!!」
「ハニャアァァァー!!!」
スーパースターマンはスピードマンのパンチを食らい空高く飛ばされた。
『き…きまったー!!』
「ああ…」
「兄ちゃん…」
そして顔から地面へと落下した。
「「す…スーパースターマン!」」
倒れたスーパースターマンの側に、努力マンと鈴音が駆け寄った。
「…、どうやら…対戦不能のようだな」
「見りゃわかるだろ!!!」
「では、スーパースターマン対スピードマンはスピードマンの勝ち!!」
「く…くっそ〜…この戦いで目立つために秘密特訓したのに…一人にも勝てないなんて…く………悔しい……」
「何を言う!!今回のお前はよくやったぞ!!お前のおかげで敵の正体と技を知る事が出来た!!よくやってくれた!!」
「そうだよスーパースターマン!スーパースターマン凄くカッコよかったよ!!」
その言葉を聞き、スーパースターマンは小さく笑うと努力マンの腕の中で気を失った。
「す…スーパースターマン!!」
「しっかりして!!」
「…安心して、気を失っただけだよ…」
スーパースターマンを心配する努力マンの後ろで、勝利マンが不敵な笑いを浮かべていた。
「バカめ…秘密特訓したって勝たなきゃなんの意味もねーんだ…」
「っ!兄さんそんな言い方って…!」
「安心しろスーパースターマンの敵は俺が打つ…」
「…な、なんか勝利マン変だよ…」
「フフフ……気に入ったぜスピードマン!!相手にとって不足はねえー!!!」
「ああ!!」
「えっ、友情マンどうしたの!?」
「しょ、勝利兄さんが水を得た魚状態になっている…。あの状態になったのは50年前のあの時以来だ……お、恐ろしい事になるぞ…」
「…水を得た魚状態…?どういう事?」
「見ろ、兄さんの肩を!!」
「…ああ!?」
見れば、勝利マンの肩のマークのカツオが勢いよく動いているのが分かった。
「ではヒーローチームの次鋒、前へ」
シンパンマンがヒーローチームの方へやって来た。
「あ、はい。兄さん、出番……あれ?今、そこに……」
「いない…」
「ん、どうした?」
キョロキョロとあたりを見回し勝利マンを探していると、突如観客が沸きだった。
「えっ?……あ、あれ!!」
「あっ!?」
「うおおおおーっ!!!」
リングの上を見れば、勝利マンがスピードマンの上に乗っかり殴りつけていた。
手には凶器もつけている。
「も、もう殴ってる!!!」
「勝利兄さんらしい…」
会場には勝利マンの雄叫びが響いていた。
二戦目、スピードマン対勝利マンの勝負はいかに…