神父の前に立つと今聖書を読み上げて
読み上げられ、誓約を交わして
‥いよいよ誓いの言葉である
神父が新郎新婦に、問いかける




「新郎、天才マン‥あなたは新婦ラッキーちゃんを妻とし、病める時も健やかなる時も、富める時も貧しき時も、死がふたりを分かつまで命の続く限り、これを愛し、敬い、貞操を守ることを誓いますか？」
「誓います」



天才マンがそう誓うと今度は鈴音へと問いかける



「新婦、ラッキーちゃん‥あなたは新郎天才マンを夫とし、病める時も健やかなる時も、富める時も貧しき時も、死がふたりを分かつまで命の続く限り、これを愛し、敬い、貞操を守ることを誓いますか？」
「誓います」



幸せそうに笑いながら愛を誓う。
これから‥ずっと、愛する人と
死がふたりを分かつまで隣にいられるのだと



「‥では、ここに指輪の交換を」



そして指輪交換‥結婚式の見せ場のひとつだ
その結婚指輪はもちろん、

ビッグ・コスモス・ゴッドリングだ

お互いの手に指輪をはめて交換する‥
彼女の柔らかで小さな手に
彼の大きくてたくましい手に‥！
指輪が交換されれば‥



「では、誓いのキスを」
「「はい」」


鈴音のベールを上げて向かい合う
2人の表情は‥赤く頬が桃色に染まり、
お互いを見つめるその目は何よりも熱いものである‥


「‥天才マン‥大好き」
「‥私も、君が大好きだ、君を幸せにしていくよ」
「うん、もう離さないでね」



指を絡めて手を固く握りあうと
静かに顔を近づけて‥唇を重ねた
誓いのキスが交わされると会場は
大きく湧き上がり盛り上がる



「おめでとうー！！！」
「よっ！！宇宙一のラブラブ夫婦！！」
「お幸せに！！」



そんな参列者のお祝いの言葉に
頬を染めて照れながら鈴音と
天才マンは心の底から幸せをかみ締めて微笑んだ
そして新郎新婦は退場し‥
外へと出るとフラワーシャワーで
盛大に祝われる