アンラッキー?いいえラッキー!の巻
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一方新郎控え室
「‥‥‥‥落ち着かん‥‥‥」
既にタキシードに着替えた天才マンは
ソワソワとしながら控え室を歩きまわる‥
落ち着かない理由はただひとつ
花嫁姿の鈴音を早く見たいのだ
「天才マーン、もう入っていいかい?」
「!あぁいいぞ」
ドアを開けて入ってきたのは
三兄弟と神才マンとパシリ1号、世直しマン‥
天才マンのタキシード姿を見てほー‥と
息を吐くとやはり似合う、と笑みが零れる
「やっぱり似合いますね!様になる!」
「兄貴ーっ!!!王子様見たいっす!!」
「兄貴はやめろ‥」
パシリの言葉にまたいつものように返して
靡く白いマントを翻してその場で一回転してみせる
世直しマンは目を細めて小さく何度も頷く。
「‥とうとう今日だな、天才マン」
「あぁ‥彼女の花嫁姿が待ち遠しくって仕方ないんだ」
「それで落ち着かねぇと」
苦笑しながら答えて、恥ずかしげに
はにかんで微笑む天才マンは幸せそうだ
しかし神才マンが静かだと世直しマンが
神才マンを見ると‥
「ぐっ‥うっ、うっ‥」
「うぉっ!?もう泣いてる!!」
「もう号泣!!」
神才マンは顔をくちゃくちゃにしてもう泣いていた。
「うぐ‥泣かずにいられるか!!あっ、あんなに‥ひぐ、おしゃぶりを咥えて離さなくて‥おしゃぶりが外れると泣いていた天才が‥」
「ちょ、父さん」
「夜泣きが酷くって私が抱っこしないと寝なかった‥」
「父さん!!恥ずかしいからやめてくれ!!」
「わははははは!!!おしゃぶりがねぇとダメだったのかよ!」
「勝利マン!!」
赤子の頃の話をしながら泣く神才マン
顔を赤くして止める天才マンに
それを聞き爆笑する勝利マン
神才マンはそんな天才マンの頭に
手を置いて撫でる‥
「!」
「‥そんなお前が‥今日‥結婚するんだな‥」
父親として、こんなに嬉しいことは無い
子供が立派な男になり、今大好きな娘と結ばれる‥
「‥天国の母さんも、きっと、喜んでいるよ‥」
「父さん‥」
涙ぐみ‥天才マンは涙を拭い
にっ、と笑って見せた
「今日は‥いい式にするから!」
「うむ、最後まで見届けるぞ」
「‥天才マン」
「ん、」
勝利マンは真っ直ぐに天才マンを
見遣り‥笑顔で伝えた
「‥幸せにしてやれよ」
「あぁ」
そう答えたその時、スタッフが入ってきた
「天才マンさん‥花嫁さんの準備が出来ました」
「!!もう式が始まるのか」
「はい」
愛しい子の花嫁姿を見るために
天才マンはスタッフの後に続いて
鈴音の元へと歩いてゆく‥
「‥‥‥‥落ち着かん‥‥‥」
既にタキシードに着替えた天才マンは
ソワソワとしながら控え室を歩きまわる‥
落ち着かない理由はただひとつ
花嫁姿の鈴音を早く見たいのだ
「天才マーン、もう入っていいかい?」
「!あぁいいぞ」
ドアを開けて入ってきたのは
三兄弟と神才マンとパシリ1号、世直しマン‥
天才マンのタキシード姿を見てほー‥と
息を吐くとやはり似合う、と笑みが零れる
「やっぱり似合いますね!様になる!」
「兄貴ーっ!!!王子様見たいっす!!」
「兄貴はやめろ‥」
パシリの言葉にまたいつものように返して
靡く白いマントを翻してその場で一回転してみせる
世直しマンは目を細めて小さく何度も頷く。
「‥とうとう今日だな、天才マン」
「あぁ‥彼女の花嫁姿が待ち遠しくって仕方ないんだ」
「それで落ち着かねぇと」
苦笑しながら答えて、恥ずかしげに
はにかんで微笑む天才マンは幸せそうだ
しかし神才マンが静かだと世直しマンが
神才マンを見ると‥
「ぐっ‥うっ、うっ‥」
「うぉっ!?もう泣いてる!!」
「もう号泣!!」
神才マンは顔をくちゃくちゃにしてもう泣いていた。
「うぐ‥泣かずにいられるか!!あっ、あんなに‥ひぐ、おしゃぶりを咥えて離さなくて‥おしゃぶりが外れると泣いていた天才が‥」
「ちょ、父さん」
「夜泣きが酷くって私が抱っこしないと寝なかった‥」
「父さん!!恥ずかしいからやめてくれ!!」
「わははははは!!!おしゃぶりがねぇとダメだったのかよ!」
「勝利マン!!」
赤子の頃の話をしながら泣く神才マン
顔を赤くして止める天才マンに
それを聞き爆笑する勝利マン
神才マンはそんな天才マンの頭に
手を置いて撫でる‥
「!」
「‥そんなお前が‥今日‥結婚するんだな‥」
父親として、こんなに嬉しいことは無い
子供が立派な男になり、今大好きな娘と結ばれる‥
「‥天国の母さんも、きっと、喜んでいるよ‥」
「父さん‥」
涙ぐみ‥天才マンは涙を拭い
にっ、と笑って見せた
「今日は‥いい式にするから!」
「うむ、最後まで見届けるぞ」
「‥天才マン」
「ん、」
勝利マンは真っ直ぐに天才マンを
見遣り‥笑顔で伝えた
「‥幸せにしてやれよ」
「あぁ」
そう答えたその時、スタッフが入ってきた
「天才マンさん‥花嫁さんの準備が出来ました」
「!!もう式が始まるのか」
「はい」
愛しい子の花嫁姿を見るために
天才マンはスタッフの後に続いて
鈴音の元へと歩いてゆく‥