ジリリリリリ・・・・ジリリリリ・・・

｢うーん、うるさいなぁ・・・今何時～？・・・・・・

って、ああああああああ！もうこんな
時間！？遅刻遅刻ーー！！｣


そういって、飛び起きた髪の長い少女は髪を結びながら下に降りていく。

彼女の名前は追手内鈴音。
日本一ついてない中学生だ。

しかし、彼女はただの女子中学生ではない。
彼女は、元々違う世界の平凡な女の子だったが不運の事故で亡くなり、　
とっても！ラッキーマンの主人公、
追手内洋一に成り代わってしまった。
　
だから大体のことはわかっていたりする。


｢ママー！どうして起こしてくれなかったの！？｣

｢鈴音ちゃん起きなかったでしょ～。｣

｢あー、もう！！歯磨きだけして行く～！あ、たしか断水だったよね・・・お茶でいいや。｣

鈴音は水の代わりにお茶で歯磨きをして学校へ向かった。


ガチャ、


何度も言うようだが彼女は日本一ついてない中学生だ。
ドアを開ければとりの糞が落ちてくる。だが。

｢よっと！へへっ、そう簡単にはいきませんよーだ！｣　　

まあこれは何度もかわしているので何ともない。


｢あっ、鈴音ちゃん！おはよー！｣

｢あら鈴音ー、おはよー。｣

｢あっ、みっちゃんです代ちゃんおっはよー！｣


しばらく歩くと、二人の女子中学生が話しかけてきた。

彼女たちの名前は

綺麗田見代と不細工です代、
見代は日本一美しい中学生で、
です代は日本一醜い中学生だ。

みっちゃんとです代、そして鈴音は幼馴染みで仲がいい。特にです代とは仲がいい。たぶん鈴音が洋一に成り代わっているからだろうと思う。

三人がたわいもない話をしていると、突然鈴音の上に影が。

｢ん？なん・・・・うひゃあ！？｣

上を見ると、大きなUFOが落ちてきていた。