誰が先方?の巻
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…のだがその5人のヒーローチームは
中々チームワークがなく…現在、
スーパースターマン、勝利マン、努力マンが先鋒をめぐり喧嘩をしていた。
「先鋒は俺だー!!」
「私だ!」
「もちろん私だー!!」
「なんで喧嘩しちゃうのよ、も〜…」
『おぉーっと!ヒーローチーム!早くも仲間割れか!?』
『チームワーク無いですね。大丈夫でしょうか。』
実況と解説の声に、たぶん大丈夫じゃないだろうと鈴音はため息をついた。
事態を重く見て…この試合のために呼ばれたエコヒイキ星からシンパンマンがこちらへやってきた。
「なんでそんなに先鋒になりたいの?」
「5人全部倒して目立つためだ-!」
「5人に勝利して1つでも多くの勝ち星をあげるんだ!」
「私は……勝利兄さんの汚い戦い方を、見たくないからだ!」
「なんだと!?」
その言葉に勝利マンが素早く反応した。
「私が先に戦い、5人に勝てば勝利兄さんの戦いを見ないですむ!勝負とは正々堂々戦うものだ!ましてやヒーローならば…」
努力マンは勝利マンに指を指し、断言した。
「私が真のヒーローの戦い方を兄さんに見せてやるのだ!」
「まだそんな甘いことを言ってるのか!勝負は勝つことに意義がある!」
「こんな勝ち方でもかー!!」
「「ッ!!」」
努力マンが差し出した栓抜きに…
友情マンと勝利マンは絶句した。
「お…お前、まだそんなもの持っていたのか…」
「あぁ。あの時のことを一生忘れないためにな、あんな戦いはもう見たくない……」
重い雰囲気になりつつあった時、シンパンマンから待ったがかかった。
「あのさ~、話を広げないでくれるかな?だいたい…1人で5人に勝つなんて無理なんだから。前の人が負ければ順番が回って来るんだし。」
「(そうか、負ける奴は先でもいいんだ!)」
「(一人負けさせておいて勝ったほうが勝ちに意味がある…!)」
「「よし!スーパースターマンお前先頭でいけ!」」
負ける奴なら先でもいいと判断し、2人が先鋒を譲ったのは努力マンの過去に同情して泣いていたスーパースターマンだった。
「2番は譲れません!」
「こっちもだ!…って、いつまでもこうしてるわけにもいかない。コインの裏表で決めるか?」
勝利マンはコインを取り出しそれを宙に投げた…とその時。
「ちょっと待ったー!!」
努力マンがコインを取り、裏表を確認し始めた。
「……やっぱりだ、コインが2枚貼り付けてあって片面しか出ないようになってる…」
「おっ、努力が兄さんのインチキを見破った!どうする?勝利兄さん…」
「努力マン…努力ならインチキくらい見抜けるよ!」
「そう、なのか………」
友情マンは驚いたような顔をしていたが、すぐに顔を引き締め努力マンと勝利マンの方へ目線を戻した。
中々チームワークがなく…現在、
スーパースターマン、勝利マン、努力マンが先鋒をめぐり喧嘩をしていた。
「先鋒は俺だー!!」
「私だ!」
「もちろん私だー!!」
「なんで喧嘩しちゃうのよ、も〜…」
『おぉーっと!ヒーローチーム!早くも仲間割れか!?』
『チームワーク無いですね。大丈夫でしょうか。』
実況と解説の声に、たぶん大丈夫じゃないだろうと鈴音はため息をついた。
事態を重く見て…この試合のために呼ばれたエコヒイキ星からシンパンマンがこちらへやってきた。
「なんでそんなに先鋒になりたいの?」
「5人全部倒して目立つためだ-!」
「5人に勝利して1つでも多くの勝ち星をあげるんだ!」
「私は……勝利兄さんの汚い戦い方を、見たくないからだ!」
「なんだと!?」
その言葉に勝利マンが素早く反応した。
「私が先に戦い、5人に勝てば勝利兄さんの戦いを見ないですむ!勝負とは正々堂々戦うものだ!ましてやヒーローならば…」
努力マンは勝利マンに指を指し、断言した。
「私が真のヒーローの戦い方を兄さんに見せてやるのだ!」
「まだそんな甘いことを言ってるのか!勝負は勝つことに意義がある!」
「こんな勝ち方でもかー!!」
「「ッ!!」」
努力マンが差し出した栓抜きに…
友情マンと勝利マンは絶句した。
「お…お前、まだそんなもの持っていたのか…」
「あぁ。あの時のことを一生忘れないためにな、あんな戦いはもう見たくない……」
重い雰囲気になりつつあった時、シンパンマンから待ったがかかった。
「あのさ~、話を広げないでくれるかな?だいたい…1人で5人に勝つなんて無理なんだから。前の人が負ければ順番が回って来るんだし。」
「(そうか、負ける奴は先でもいいんだ!)」
「(一人負けさせておいて勝ったほうが勝ちに意味がある…!)」
「「よし!スーパースターマンお前先頭でいけ!」」
負ける奴なら先でもいいと判断し、2人が先鋒を譲ったのは努力マンの過去に同情して泣いていたスーパースターマンだった。
「2番は譲れません!」
「こっちもだ!…って、いつまでもこうしてるわけにもいかない。コインの裏表で決めるか?」
勝利マンはコインを取り出しそれを宙に投げた…とその時。
「ちょっと待ったー!!」
努力マンがコインを取り、裏表を確認し始めた。
「……やっぱりだ、コインが2枚貼り付けてあって片面しか出ないようになってる…」
「おっ、努力が兄さんのインチキを見破った!どうする?勝利兄さん…」
「努力マン…努力ならインチキくらい見抜けるよ!」
「そう、なのか………」
友情マンは驚いたような顔をしていたが、すぐに顔を引き締め努力マンと勝利マンの方へ目線を戻した。