運命の戦いの巻
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「ど…努力…」
「ふぇぇえん…!」
努力マンが殺された
その事実に泣き、悲しむヒーロー達に
会長が声をかけた
「悲しむな努力マンはあれで本望だったんだ…勝利マンを殺すなら自分の手でそして殺されるなら誰よりも先に自分が、と考えていたんだ…」
悲しげに、しかし信じられないと言った様子で
手を握る鈴音に勝利マンは目を向ける
「さてとあともう1人」
「!!」
「女に手をかけるのは好きじゃねぇんだがな」
手をバキボキと鳴らしながら鈴音に
近づき…それに鈴音は肩を跳ねさせた
「せいぜい逃げ回って少しでも長く生き延びるか?」
「…しな、」
しないよ
そう言おうとした時だった
「ちょっと待った」
「あ?」
「!!」
そこで前に出たのは、天才マンだった
天才マンが鈴音に近寄る
「…天才…」
「お前を見ると謎の記憶が流れる、そして謎の感情が湧いてくるお前は何者だ」
「……分からない?」
「何?」
そこで鈴音はポケットから
とあるものを取りだし…それを見て
会長とスーパースターマンが反応した
「あっ!あれは!!」
「催眠に使ったペンダント!!」
そう、出てきたのは最初に出会った際に
使われたペンダントだ
それを天才マンの目の前に出して言葉を繋げる
「…これ覚えてる?……初めに戦った時これで眠らされたんだっけね」
「………」
目の前に出されたペンダント
それにはどこか見覚えがあって…
それを見て…何か、何かが引っかかる
…もう少しで…
「…何者かって話だよね教えてあげる、私は…」
涙を少し目に浮かべて…どこか、覚悟した
表情で答えた
「私は貴方の、恋人だよ…貴方のことをこの宇宙で何より愛してる」
「!!!」
その言葉と共にどっ、と記憶が波のように
溢れて全てを思い出す
惚れたあの日
想いを伝えて両想いになったあの日
そして……
天才マンは目を瞑り黙り込む…
「…決着つけるんだっけ、ご自由に」
「よーしいい覚悟だ、動くんじゃねぇぞ」
目を瞑り気をつけの姿勢で立ち続ける
鈴音に拳をめり込まんと突っ込む!!
「オラーーーーッ!!!!」
拳がめり込む音とともに何かが壊れる
音がして……鈴音は気を失った
だが、彼女は無傷であった
拳がめり込んでいたのは…!
「ぐっ…!」
第2小宇宙のキャプテンだった
キャプテンは顔面から血を流しながら
尻もちをつき…勝利マンは第2小宇宙の者から
批判を受ける
「何してんだ勝利マン!!お前ほどのものが殺すものを間違え…」
「間違ってねーよ!だって俺は第3小宇宙ヒーロー協会の勝利マンだ!!」
「「勝利マン!!」」
そう、記憶が戻ったのだ!!
「そうか、あのセンヌキだ!!あれは兄弟の絆と言ってもいいセンヌキ!!あれを見た時と、そして努力の頑張りが兄さんの記憶をよみがえらせたんだ!!」
「その通り、そして見ろ…努力マンは死んでいない」
「えっ!?あっ!!」
神才マンの言葉に目を移せば、
刺さっているのは血の汗で…あれなら
血が吹き出る、と納得した
「俺の記憶はずっと第三小宇宙の勝利マンだった。テメーごときに操られたりはしてねぇ」
「う、うそだー!負けず嫌いだからそんな事言ってるだけだー!さっきまで絶対操られてたくせに!!」
「うるせーっ!!俺が操られてねーって言ったら操られてねーんだよ!!!」
キャプテンはボコボコにやられて今度こそ
死亡した。
「この天才も彼女の想いで戻ったのみ」
天才マンもそうだった
鈴音の想いで元に戻った…
「さてあとは…」
「ひえーーー!!負けでいいです!!」
「コラーーーっ!!とどめ刺させろ!!」
追いかけようとした勝利マンの肩を
天才マンが掴んだ
「ふっ、あとはザコだ戦わずとも勝ったと同じ」
戦いが終わり…
勝利マンは努力マンの
天才マンは鈴音の元へと
歩み寄るとしゃがんで…
勝利マンは努力マンをおんぶして…
天才マンは鈴音を姫抱きした
「強くなったな努力…」
そしてありがとよ
お前がいなかったら負けていた
「君への想いは、止められなかったよ…ありがとう、愛するラッキーちゃん…父さん、あなたのおかげで戻ってこれた…ありがとう」
やはり君を好きになってよかった
君のおかげで私は勝てた
そして父さんはやはり凄かった
父さんのおかげで…戻ってこれた
姫抱きした愛する人の額にキスを
落として、戻ってきた
「よっしゃーーー!!!!第3小宇宙の勝ちだ!!」
「や…やった!!勝利マンと天才マンが帰ってきた!!」
「帰ってきたんじゃねぇ!俺たちはずっと第3小宇宙人だ!!」
ようやくふたりが帰ってきて
ヒーロー達は湧き上がり喜んだ
こうして、第3小宇宙が勝利を収めた!!
「天才」
「父さん…」
「…私のお告げは当たっていた…おかえり」
「ただいま…」
腕の中の鈴音が、微笑んだ
「ふぇぇえん…!」
努力マンが殺された
その事実に泣き、悲しむヒーロー達に
会長が声をかけた
「悲しむな努力マンはあれで本望だったんだ…勝利マンを殺すなら自分の手でそして殺されるなら誰よりも先に自分が、と考えていたんだ…」
悲しげに、しかし信じられないと言った様子で
手を握る鈴音に勝利マンは目を向ける
「さてとあともう1人」
「!!」
「女に手をかけるのは好きじゃねぇんだがな」
手をバキボキと鳴らしながら鈴音に
近づき…それに鈴音は肩を跳ねさせた
「せいぜい逃げ回って少しでも長く生き延びるか?」
「…しな、」
しないよ
そう言おうとした時だった
「ちょっと待った」
「あ?」
「!!」
そこで前に出たのは、天才マンだった
天才マンが鈴音に近寄る
「…天才…」
「お前を見ると謎の記憶が流れる、そして謎の感情が湧いてくるお前は何者だ」
「……分からない?」
「何?」
そこで鈴音はポケットから
とあるものを取りだし…それを見て
会長とスーパースターマンが反応した
「あっ!あれは!!」
「催眠に使ったペンダント!!」
そう、出てきたのは最初に出会った際に
使われたペンダントだ
それを天才マンの目の前に出して言葉を繋げる
「…これ覚えてる?……初めに戦った時これで眠らされたんだっけね」
「………」
目の前に出されたペンダント
それにはどこか見覚えがあって…
それを見て…何か、何かが引っかかる
…もう少しで…
「…何者かって話だよね教えてあげる、私は…」
涙を少し目に浮かべて…どこか、覚悟した
表情で答えた
「私は貴方の、恋人だよ…貴方のことをこの宇宙で何より愛してる」
「!!!」
その言葉と共にどっ、と記憶が波のように
溢れて全てを思い出す
惚れたあの日
想いを伝えて両想いになったあの日
そして……
天才マンは目を瞑り黙り込む…
「…決着つけるんだっけ、ご自由に」
「よーしいい覚悟だ、動くんじゃねぇぞ」
目を瞑り気をつけの姿勢で立ち続ける
鈴音に拳をめり込まんと突っ込む!!
「オラーーーーッ!!!!」
拳がめり込む音とともに何かが壊れる
音がして……鈴音は気を失った
だが、彼女は無傷であった
拳がめり込んでいたのは…!
「ぐっ…!」
第2小宇宙のキャプテンだった
キャプテンは顔面から血を流しながら
尻もちをつき…勝利マンは第2小宇宙の者から
批判を受ける
「何してんだ勝利マン!!お前ほどのものが殺すものを間違え…」
「間違ってねーよ!だって俺は第3小宇宙ヒーロー協会の勝利マンだ!!」
「「勝利マン!!」」
そう、記憶が戻ったのだ!!
「そうか、あのセンヌキだ!!あれは兄弟の絆と言ってもいいセンヌキ!!あれを見た時と、そして努力の頑張りが兄さんの記憶をよみがえらせたんだ!!」
「その通り、そして見ろ…努力マンは死んでいない」
「えっ!?あっ!!」
神才マンの言葉に目を移せば、
刺さっているのは血の汗で…あれなら
血が吹き出る、と納得した
「俺の記憶はずっと第三小宇宙の勝利マンだった。テメーごときに操られたりはしてねぇ」
「う、うそだー!負けず嫌いだからそんな事言ってるだけだー!さっきまで絶対操られてたくせに!!」
「うるせーっ!!俺が操られてねーって言ったら操られてねーんだよ!!!」
キャプテンはボコボコにやられて今度こそ
死亡した。
「この天才も彼女の想いで戻ったのみ」
天才マンもそうだった
鈴音の想いで元に戻った…
「さてあとは…」
「ひえーーー!!負けでいいです!!」
「コラーーーっ!!とどめ刺させろ!!」
追いかけようとした勝利マンの肩を
天才マンが掴んだ
「ふっ、あとはザコだ戦わずとも勝ったと同じ」
戦いが終わり…
勝利マンは努力マンの
天才マンは鈴音の元へと
歩み寄るとしゃがんで…
勝利マンは努力マンをおんぶして…
天才マンは鈴音を姫抱きした
「強くなったな努力…」
そしてありがとよ
お前がいなかったら負けていた
「君への想いは、止められなかったよ…ありがとう、愛するラッキーちゃん…父さん、あなたのおかげで戻ってこれた…ありがとう」
やはり君を好きになってよかった
君のおかげで私は勝てた
そして父さんはやはり凄かった
父さんのおかげで…戻ってこれた
姫抱きした愛する人の額にキスを
落として、戻ってきた
「よっしゃーーー!!!!第3小宇宙の勝ちだ!!」
「や…やった!!勝利マンと天才マンが帰ってきた!!」
「帰ってきたんじゃねぇ!俺たちはずっと第3小宇宙人だ!!」
ようやくふたりが帰ってきて
ヒーロー達は湧き上がり喜んだ
こうして、第3小宇宙が勝利を収めた!!
「天才」
「父さん…」
「…私のお告げは当たっていた…おかえり」
「ただいま…」
腕の中の鈴音が、微笑んだ