「金をかけた戦闘マシーンか‥どうする会長」
「猛トレーニングマンより強いとなれば‥うーん‥」


会長は誰を指名するかで悩み始める
頼りになるのは‥3人


「(勝てる相手は‥よっちゃんの力か‥ラッキーちゃんのラッキー‥神才マンの神の才能‥)」



世直しマンか鈴音か神才マン
頼れるのはこの中の一人だが‥
その時、神才マンが前に出た


「会長、私が行きましょう」
「！！」
「神才マン！！行ってくれるか！」



自ら言ってくれた神才マンに
顔を明るくしながら彼に
顔を向ける会長と、そんな
神才マンに駆け寄る鈴音。



「神才マン！！私が行くよ、心配‥」
「いいや私が行く‥それにラッキーちゃん、今のラッキーがない君では」
「え、どう言う‥！？えっなにこれ！？」



そこで神才マンに言われて胸のマークを
見て初めて自分の現状に気がついた
胸に書かれていたのは‥［大吉圏外］！
これには周りのヒーローもかけより
彼女の胸のマークに目をやった



「圏外！？なんだこれ！」
「大吉圏外‥流石に大宇宙までは幸運の星の光も届かないからだ‥ひとまずここは私が行く」
「圏外‥私、どうすれば」
「大丈夫さなんとかなる、私に任せたまえ」



前へと歩き途中まで来ると
彼女の元に振り向いた



「このHero of godが勝って見せよう、それに君に何かあれば息子に怒られてしまうからな」



ウインクをして見せるとそのまま
御曹司マンの所へと歩み寄り‥
御曹司マンはふん、と笑うと彼に向かう



「神才マンか、パパに聞いたことがあるよかつて裏大宇宙へたった一人で乗り込んで何十億の悪の兵士と悪の大元を倒して開かずの扉を封印して大宇宙を救った伝説のヒーロー」
「第4小宇宙にまで伝わっているとは光栄だね」
「それも800年も前のこと、今は‥ふふん最強伝説も薄れてるんじゃないの？君金かかってないんだし」


そんな御曹司マンに神才マンは
怒るまでもなく笑って見せた



「いいや私は現役さ、金なんていらないのさ私は生まれつき神に近しい能力を持っているから金なんぞかけなくてもいいのさ、君とは違い」


その言葉にぴき、と血管を浮かばせて
御曹司マンは怒りの顔で向かった


「‥お前、今僕を怒らせたよ‥確実に殺す」
「やってみろ」