救世主マンが続けて戦う事になり
その真ん中へ居続けることになった‥
そして次の相手は、そう努力マンと
対峙した猛トレーニングマンだ

互角だと思われたが救世主マンは
消えて逃げるのがやっと‥だが
猛トレーニングマンに捕まり攻撃を受ける！！
だが救世主マンは努力マンにその攻撃を
見抜かせるためにたち続け‥

努力マンは涙を止めて冷静に彼を
見続けて‥救世主マンが限界になり
投げ出されると彼をキャッチして見せて
冷静に答えた



「救世主マン‥」
「み‥見えたのか‥」
「ああこの目に焼き付けました」
「よ‥よかった‥」


安心した救世主マンはがくりと気絶
し‥ヒーロー達はそれを見て涙を流し
ながら前へと歩く努力マンを見守る‥
それは師である鈴音もであり‥



「‥努力マン‥」



涙を流しながらも鈴音は
努力マンを見守り‥願い、手を組んだ。



「次は私があなたと戦います」



猛トレーニングマンと対峙した努力マンは
鉄下駄を右だけ脱ぎ、猛トレーニングマンを睨む‥
そして左足を埋め込み軸足を固めた


「努力マン‥何してるのかな‥」
「軸足を固めたんだ」
「努力は右足で勝負するつもりだ」


ニヤリ、と猛トレーニングマンは笑う。


「ふっ俺と蹴りで勝負するつもりかいい度胸だあいつが俺に蹴られるのを見てて俺の蹴りを見切れたのか？うん？」
「いいえ‥しかし蹴りそのものは見えなくても見えたものはあります」
「なに？」


「貴方の蹴りは私のケリより遥かに早い、しかし1発の蹴りの重さは私の方が上です、だからあなたが蹴る前に1発決めれば勝てる」


猛トレーニングマンはそのまま
答えてみせる‥



「よっぽどお前の蹴りは破壊力があると見える、しかしお前の蹴りも俺の体に入れる暇などないぞ」
「たしかに‥攻撃は最大の防御、それを実装して見せた‥」


その言葉に味方はみんななるほど、と
納得した。
あんなに早く蹴られたら防御する暇もない


「救世主マンに見せてもらったのはそれだけじゃない‥それが何なのかは言えませんが信じてやって見るしかありません」


努力マンは感情で突っ走るのを
押されて克服しているのだ
しかしそれには欠点もある
それは、練習もせずにやらねば
行けないということ‥