第4小宇宙神がヒーロー神に声をかけた



「ところで第3の、所詮はお前のところと当たるんだが‥どうだこの金でこの戦いから降りねぇか？」
「なっ！？」


第4小宇宙神は大金を積むと
第3小宇宙神にそう呼びかけ‥
まさかの賄賂にヒーロー神は
怒りを顔に出す。


「貴様なんて卑劣な！！」
「悪いことは言わねぇ、知っての通り俺は1番この中で金を持ってる‥それにお前の後継者のみでどうにかなるかな？」
「そうだ、お前の所で頼りになるのは神才マンとラッキーちゃん世直しマンと少ねぇじゃねぇか」
「その上ここに来るまでにナイスマンってやつもくたばったらしいぜ」
「兵隊が15人しかいねぇのにどーすんだぁ？」



くすくすと笑いながら嘲笑う
他の神々‥



「分かったろこれで手を引けよ」
「‥ふざけるな！！」


ばさっ！！



ヒーロー神は積まれたその金を
杖で振り払った。
第4小宇宙神が落ちた金を拾いながら睨む‥



「き‥貴様！」
「この大宇宙の平和を守るために！！貴様らのような卑劣な奴らにこの大宇宙を任せてなるものか！！」
「馬鹿なヤツだぜ平和なんて甘いこと言ってて勝てると思っているのか‥ヒーローごっこしてんじゃねーんだぞ‥

もう容赦しねぇ！！第3小宇宙の奴は皆殺しだ！！」


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
「さあ初戦星へ着いたぞ！」


初戦星へついた‥が、あまりの重力の重さ
にヒーローたちは上手く飛べずフラフラになる。



「な、なんだこの星は！？」
「わわっ、あれ！？あまり上手く飛べない！」
「下は尖った岩だらけだぞ！」
「この星は重力が強いんだこれではまともに飛べん！」
「みんな！頑張ってあの3と書かれた岩へ！！」



何とか頑張りながら3と書かれた
岩の上へおりたヒーロー達‥
ほっと息を着いたが‥



「見ろ、相手を！！」
「ひゃ、百人はいるぜ‥」


ずらりと並んだ第4宇宙人
その中に、猛トレーニングマンがいるのに
努力マンは気がついた。


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

それをモニターで見ていた第4小宇宙神は笑った。


「どうだ第3の勝ち目がねぇってのは分かったろ？」
「‥こ‥この戦いにはルールもないのか！！」


「ルールならばある！！」
「ん！？その声は！！」


声が聞こえて振り向けば‥


「ト、トリシマン！！」
「私がルールを作る、いいね？」


大宇宙の取締役
トリシマンが立っていた



「相手が編集長‥いや、大宇宙の取締役超人トリシマンでは仕方ない」
「(なんで大宇宙神と一緒にやらなかったんだよ誰がやったのかしらねぇけど)