「うむさすがはラッキーちゃん」
「どうせまたラッキーだろうけどさすがだぜ」
「え、えへラッキーだよ‥」
「ふっ」
「この宇宙人はこのスーパースターマンが倒したー！！」
「ところでどうして皆を集めたの？天才」
「そうだ天才マン、なぜ皆を集めた」
「ふむ‥」



皆いる‥と思いきや、1人いない
ことに気がついて辺りを見回す。


「あれ？天才マン、神才マンは？」
「父さんは事情があり来られないんだ‥さて、話を変えよう」



咳払いをして天才マンが話を本題に戻す。



「この所の宇宙人の表れ方はおかしくないか？この辺一帯に続いて現れている」
「そういえば最近6人に一気に出たねぇ」
「この天才は見抜いた‥この近辺に悪の秘密結社が出来ている！！」
「「秘密結社！？」」



秘密結社、というワードに緊張感が走る
ならばそこへと向かわなければいけないのだが



「しかしそのアジトがどこかがこの天才にも分からん、この辺であることは確かなんだが‥父さんならば神のお告げで何とかできたんだが」
「やっぱ地下とかにあるんじゃない？そういうの」
「しかしあのビル目立ってて気に入らねぇな」



そうスーパースターマンが見上げたビルには
でかでかと「悪役宇宙人商会」と
書かれていたのだが‥


「つまりそのアジトを見つけ出し一気にぶっ潰そうと言うんだなおもしれぇ！！」
「努力して倒す！！」
「でも、まだどこなのかはわかんないんじゃ」
「ふっ、いやラッキーちゃん君のおかげでその場所で‥簡単に推理できそうです！！」



なんかどっからか古畑任三郎のテーマが
聞こえたような気がしたのは気の所為だろうか。



「全てを推理する鍵はそこの宇宙人です！！」


そう指を刺したのは先程彼女を庇い
死亡した宇宙人。


「まずはこの通りの地図を見てくださーい宇宙人が倒れているのはここです」



地図を出すと人型を出して地図に貼り付けて説明をして見せた。



「その宇宙人が持ってるコンビニの袋の中身はあそこのコンビニAの物です、つまりそこのコンビニで買い物をしてこっちに来た‥彼のアジトはこっち側にあることは確かでしょう」
「さすが天才！」
「推理はまだまだこれからです」