ある日、突然神才マンの元へ
ヒーロー神が現れた。


「神才マン」
「！！ヒーロー神様！！」


現れた師匠に姿勢を正して
神才マンは跪く。



「お久しぶりです、ヒーロー神様‥」
「久しいな神才マン、よく無事で帰ってきた‥！」



嬉しそうに目を細めて微笑む
ヒーロー神だが、次に険しい顔に
なり神才マンに告げた


「‥今すぐ戻ってきてくれ、重大な自体になった‥私の後継者として」
「！なんですって！？一体何が！！」
「‥‥それは向かいながら話そう」
「分かりました、でもその前に天才に伝えておいていいですか？」
「ああ、かまわ‥」

「その必要は無いよ父さん」



その言葉と共に天才マンが空から
降りてきて神才マンは上を見上げた



「！！天才、聞いていたか」
「ああ聞いていた‥私にあとは任せて、父さんはヒーロー神様と共に向かうといい」
「わかった、すまないな‥では、ヒーロー神様」
「うむ、ではゆくぞ」



神才マンはヒーロー神の肩へ捕まると
一気に向かう場所へと瞬間移動をして消えた‥
そう、この時から最終章への物語は始まっていたのだ‥


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
そして翌日‥鈴音は
変身してラッキーちゃんの姿で
工事現場の前へとやってきた。


「天才マンってばこんなところに変身して来てってなんなんだろ？」


そう呟きながら壁によりかかった
その時！！



ヒュー‥



「あっ！？」



鈴音の頭上から鉄骨が落ちてくる！！
それに気がついた黒ずくめの男が彼女の
元へかけてゆき‥



「そこの人危ない！！」
「っえ！？」


ドーン！！！

その男が鈴音を突き飛ばした
事で鈴音は助かったが‥
その代わりにその男が下敷きになってしまった！！



「ああっ！！助けてくれたの‥！？大丈夫！？」
「な、なに‥男として当たり前の‥うっ‥」



鉄骨が落ちてきたショックでその男は
絶命してしまい‥鈴音は
その男の元へと駆け寄る。



「し、しっかり！‥あっ！」


顔を向けさせようと顔を掴んだその時、
黒い目だしマスクがすっぽ抜けて‥
その男の顔が顕となる
その男の顔は！！



「う、宇宙人！？」


宇宙人だったのだ！！



「さすが師匠！！もう宇宙人を倒しているとは！」
「えっ？」


その時後ろから声が聞こえて振り向けば
仲間が勢ぞろいしていた。