生月親子の朝は早い
まず先に起きるのは地球では息子とおなじ
学校の教師として働いている神才である


「ん‥よし、時間通りの起床だ」


5時30分の起床である
起床して顔を洗い歯を磨いて
髪を整え着替えるとキッチンへ立ち、
息子と自分の朝食を作る‥
今日のメニューはハムエッグとトーストのようだ



「後は塩コショウを‥適量、とよし完璧」



大体朝食を作っている時に天才が起床してくる
制服に着替えて髪を整えて、歯を磨いたりと支度を済ませて寝ぼけまなこで
起きてきた天才に笑いかける。



「おはよう、天才朝食出来てるぞ」
「おはよう父さん‥ありがとう、頂くよ」



朝食を済ませて教科書等の支度をして
共に学校へと向かう、ちなみにこの時6時15分
学校へ着けば勝利が一番に着いている‥
ここで天才と神才は一旦別れる。



「じゃ、また朝のホームルームでな」
「あぁ、じゃあまた」



手を振り天才は教室へ
神才は職員室へと向かう
天才と勝利はまぁ会えばあのいつもの
やり取りをするのだが神才はと言えば？




「おはようございます」
「「キャー！生月先生ー！！」」
「おや皆さんお早い‥おはようございます」


職員室へ神才が行けばだいたい
女性の教師が揃っており女性教師は
目をハートにしてキャーキャー言いながら
神才に集う‥



「生月先生が来てから女性の先生の登校が早くなりましたなぁ‥」
「そりゃあれですよ、早く生月先生に会いたいから‥」
「なんせ生月先生は生月天才くんのお父様‥子が子なら親もイケメン、ですなぁ」
「「ですなぁ」」



そう喋る男性教師とは真逆に
善良教師マンはガックリ項垂れていた。



「私が‥担任なんですがー‥」