そして地球へ戻ったヒーロー達…
救世主マンも彼らが戻って
きた事でヒーロー星へ戻り
元の地球での生活が戻ったのだ、が…



「そういえば天才、神才マンも地球に来たけど今どうしてるの？」
「あぁ、父さんか？…今にわかる」
「今にわかるって？」

「はーい皆さん席に着いてくださーい」



教師マンが生徒名簿を持って入ってきた。



「えー、今日は…新しい副担任の先生を紹介するのでーす」
「副担任？いきなり？」
「えぇ私もいきなりだったので驚いてまーす、でもとても頭がいい先生でーす、ではどうぞ〜」



ガラガラ、と扉を開けて長い髪を
なびかせて入ってきたその先生に…



「「キャー！！すてきー！！」」
「「キャー！？生月くんにそっくりー！？」」
「「どうなってんだー！？」」



天才にそっくりなその先生に
生徒は騒ぎまくり、まさかの副担任に
三兄弟と鈴音は口をあんぐりと開けた。



「生月神才です、息子がお世話になっております」
「「息子！？」」
「父さん、やはりここに来たか」
「「父さん！？」」

「し、神才マンまでここに来たの…？」



神才はにっこりと笑うと
黒板に神才マン、と書き
あっさりと正体をばらした。



「その通り！私の正体は天才マンの父親でヒーローやっている神才マンだよよろしくな」
「「いやーん！！神才先生素敵ー！！キラーッ！！」」


「また…宇宙人増えたね…」
「なんなんだよー！！また目立つやつが増えたじゃねぇか！！僕だって歌ってやるー！！！」
「あっ、こら目立！！」



対抗心燃やして歌い出す目立に
鈴音はため息を吐いて…
くすり、と笑った。