「さっき何を言おうとしてたんだろう…？」


先程の発言が気になったが、鈴音
は気にせずに廊下を歩いていく…
神才マンにどれくらいでもう大丈夫かを
聞きに行く鈴音…

そして一方休憩室のヒーローたちは…



「…………………」

「な、なんかアニキ怖い〜…」
「黒いオーラがダダ漏れだけどなんかあった！？」
「やだ怖いよ天才マン…」



黒いオーラダダ漏れで貧乏ゆすりを
する天才マンにパシリやスペードマンや
男のロ・マンが何事かとヒソヒソと
話し合ってビクビクと怯える…



「ねぇ友情マン…天才マンなんで不機嫌なの？」
「…あー…」


ビクビクしながらもトップマンが
友情マンに聞くと友情マンは
イライラしている様子の天才マンを
見て苦笑するとその理由を察して
口を開く


「多分…ヤキモチかな」
「ヤキモチ？」
「そう、ラッキーちゃん最近怪我した兄さんに付きっきりで看病してるだろ？多分それが気に入らないんだと思う」
「「あぁー…」」



友情マンの説明に一同は納得した
鈴音からしたら自分のせいで
彼は怪我をしたのでその償いとして
と付きっきりで看病しているのだが…

恋人である天才マンからしたら
他の男に付きっきりでいる鈴音が
気に入らずに勝利マンに対してヤキモチを
焼いているのだが彼が鈴音を
庇って守ってくれたのは事実なので…と
いう感じなので今こうしてイライラ
しているという事であろう。



「友情マン…何とかならない？」
「いやぁ…変に茶々入れてカッ！！は間逃れたいなぁ…」
「変な事言うと今ならカッ！！されますよ…」
「ゾゾッ…」


それは嫌だ、と顔色を真っ青にさせた。
そんなこんなと話していると
話の中心にいた鈴音が歩いてきた。



「あっ、師匠！！兄さんの様子はどうでした？」
「元気だったよ、それでね、もうどれ位で地球に帰ってもいいのかを神才マンに聞きたくて…神才マンは？」
「今会長と会長室にいますよ」
「ありゃー…じゃあ今ダメみたいな感じ？」
「ダメですね」



そう話している鈴音の目には
自分は写っていなくて…それが気に入らなくって…
天才マンのイライラは募って行くのみだった