衝撃!努力マンの過去
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……………
あれはもう200前…努力たち三人はガンバル星で仲良く暮らしていた……
「おい努力、郵便が来たようだ取ってこい」
「はい、兄さん」
努力は掃除機を動かす手を止めて、郵便ポストへと走っていった。
その郵便物の内容を見た途端、努力の顔がパッ、と明るくなった。
「見てみてー!!兄さんたち!!」
「「ん?」」
その内容は、全宇宙ヒーロー協会主催のヒーロートーナメントの案内であった。
「ついに我々のところにも40年に一度のヒーロー試験の招待状が…!!」
「ああ!これでやっと我々も正式なヒーローになれるぞ!!」
「そうならばヒーロー協会会長のヒーローパワーをもらってもっともっと強くなれる!なんとしてもこの大会で勝って勝って勝ちまくり、1位になってやるのだ!!」
と、熱く闘志を燃やす勝利マン。
「よーし!私もヒーロー協会にいる友達のコネで三位以内に入って正式なヒーローの友達をいっぱい作ってやるー!」
と、別の闘志を燃やす友情マン。
「頑張れ頑張れ兄さんたち!!これでもう三人のうちの二人は兄さんたちに決まりだね!」
「ああ、絶対になる!!」
その時ふと、努力マンはもう一人ヒーローになれることに気づいた。
「(と…いうことはもう一人なれるんだ…)よーし、僕も頑張ってヒーローになってやる!」
この時から努力マンの瞳は燃える瞳になったのだ!
努力のその言葉を聞いた二人は腹を抱えて笑い始めた。
「はははーっ!!子供のお前にはまだ無理だやめとけ!せめて俺達くらいの年にならなきゃ!!」
「で…でもなれないけどしれないけれど努力して目指してみるよ」
「ははは、そうか努力してみるか…お前らしいな。」
「勝利兄さん、どうやったら強くなれるのか教えて?僕どんな努力でもするから!」
「え?」
努力のその言葉に勝利マンはふむ、と考えた。
「よーし…それじゃ背中の上に一トンのおもりをのせて腕立てを一万回するんだ。」
努力はその言葉を聞くと驚くことを聞いてきた。
「兄さん、それって当然小指一本でやるんだよね?」
「え?(まさかこいつできるんじゃねえだろうな…)」
その言葉に驚いた勝利マンは少しハードルをあげた。
「甘い!手も指を使わずにやるのだ!!」
「えっ、手も指も使わず腕立て!兄さんそんなことホントにできるの…?」
「あーできる!努力すれば!!」
そして3日後…
ついに大会の日が来た!
「よーし、頑張るぞー!!」
「はは、まあ頑張れよー」
「負けても泣くなよー、兄弟としてはすかしいからな」
三人はドンドン勝ち進んだ!
そして…とうとう準決勝、まずは努力マンが蹴り一本で勝った。
「やったよ兄さん!これで三位以内だ正式なヒーローだ!!」
友情マンはわざと勝利マンに負けた。
どんな手を使ってでも勝つ兄の性格を知っているからだ。
でも友情マンは三位決定戦で勝った!最初から三位以内に入っていればそれで良かったのだ…
「やったー!兄さんおめでとう!これで三人揃って正式なヒーローだね!」
「では、決勝戦を行います!勝利マン対努力マン、兄弟の対決です!」
「兄さん、お互いもう正式なヒーローになれるのは決まっているけれど手を抜かないで頑張ってね!僕も全力で頑張るから!」
「お…おう手加減なんかしねー」
「行くよ兄さん!!」
ヒュ…ッ!!
その蹴りの速さに、勝利マンは尻もちをついた。
「(な…なんて蹴りの速さだ!!)」
努力マンの蹴りの風圧で、勝利マンの頬が切れそこから血がツツー…と垂れた。
「(じょ…冗談じゃねえ!蹴りはかわしたのに風圧だけで!こんなのまともに食らったら…!!つま先だけの腕立て…その答えがこの蹴りか、効果抜群じゃねえかデタラメ教えたのに…)」
…しかしそこはどんな手を使っても勝つ彼…
勝利マンは背中に腕を回した。
「もーっ、兄さんったら弟だからって油断しちゃ駄目じゃないか!さあ早く立って!手を貸すよ…」
「はは…そうだな…」
手を握るとき…勝利マンは努力マンに何かを手渡した。
「こ…こいつ凶器を持ってるぞ!審判見てくれー!!」
それは勝利マン愛用の凶器用栓抜きだった。
「こ…これは…!?」
「努力マン凶器所持により反則負け!!」
「けしからん!!ヒーローを目指すものが凶器とは!!努力マンお前から以後200年間ヒーローになる権利を剥奪する!!」
「そ…そんな…!!」
ガク、と膝をついた努力マンは友情マンに助けを求めた。
「ゆ…友情兄さんなんとか言ってくれ…!!」
「…………わ……私もお前が凶器を出すところを見た…なんてことをしてくれたんだ…………」
最後の助けさえも振り払われ、努力マンは絶望のどん底をへと突き落とされた。
努力マンは逃げ出すように人前から姿を消して山にこもり…ただひたすらヒーローになることを考え修行をしてきた。そして200年たち彼はヒーローになれた…
………………
「自分のことしか考えない兄のために耐えてきた200年間…長かったぜ…」
「そして今回の会長を助けるという任務も兄さんたちは出世のためにやろうとしているにちがいないんだ…
しかも…純粋で心優しい師匠を友達に仕立て上げて利用して…だ…!!」
怒りと憎しみに努力マンの手が震える。
「だ…だから…私はこの手で…兄さんたちの前で敵を倒し…成長したヒーロー努力マンを見せ、真のヒーローというものを教えてやるのだ!!」
あれはもう200前…努力たち三人はガンバル星で仲良く暮らしていた……
「おい努力、郵便が来たようだ取ってこい」
「はい、兄さん」
努力は掃除機を動かす手を止めて、郵便ポストへと走っていった。
その郵便物の内容を見た途端、努力の顔がパッ、と明るくなった。
「見てみてー!!兄さんたち!!」
「「ん?」」
その内容は、全宇宙ヒーロー協会主催のヒーロートーナメントの案内であった。
「ついに我々のところにも40年に一度のヒーロー試験の招待状が…!!」
「ああ!これでやっと我々も正式なヒーローになれるぞ!!」
「そうならばヒーロー協会会長のヒーローパワーをもらってもっともっと強くなれる!なんとしてもこの大会で勝って勝って勝ちまくり、1位になってやるのだ!!」
と、熱く闘志を燃やす勝利マン。
「よーし!私もヒーロー協会にいる友達のコネで三位以内に入って正式なヒーローの友達をいっぱい作ってやるー!」
と、別の闘志を燃やす友情マン。
「頑張れ頑張れ兄さんたち!!これでもう三人のうちの二人は兄さんたちに決まりだね!」
「ああ、絶対になる!!」
その時ふと、努力マンはもう一人ヒーローになれることに気づいた。
「(と…いうことはもう一人なれるんだ…)よーし、僕も頑張ってヒーローになってやる!」
この時から努力マンの瞳は燃える瞳になったのだ!
努力のその言葉を聞いた二人は腹を抱えて笑い始めた。
「はははーっ!!子供のお前にはまだ無理だやめとけ!せめて俺達くらいの年にならなきゃ!!」
「で…でもなれないけどしれないけれど努力して目指してみるよ」
「ははは、そうか努力してみるか…お前らしいな。」
「勝利兄さん、どうやったら強くなれるのか教えて?僕どんな努力でもするから!」
「え?」
努力のその言葉に勝利マンはふむ、と考えた。
「よーし…それじゃ背中の上に一トンのおもりをのせて腕立てを一万回するんだ。」
努力はその言葉を聞くと驚くことを聞いてきた。
「兄さん、それって当然小指一本でやるんだよね?」
「え?(まさかこいつできるんじゃねえだろうな…)」
その言葉に驚いた勝利マンは少しハードルをあげた。
「甘い!手も指を使わずにやるのだ!!」
「えっ、手も指も使わず腕立て!兄さんそんなことホントにできるの…?」
「あーできる!努力すれば!!」
そして3日後…
ついに大会の日が来た!
「よーし、頑張るぞー!!」
「はは、まあ頑張れよー」
「負けても泣くなよー、兄弟としてはすかしいからな」
三人はドンドン勝ち進んだ!
そして…とうとう準決勝、まずは努力マンが蹴り一本で勝った。
「やったよ兄さん!これで三位以内だ正式なヒーローだ!!」
友情マンはわざと勝利マンに負けた。
どんな手を使ってでも勝つ兄の性格を知っているからだ。
でも友情マンは三位決定戦で勝った!最初から三位以内に入っていればそれで良かったのだ…
「やったー!兄さんおめでとう!これで三人揃って正式なヒーローだね!」
「では、決勝戦を行います!勝利マン対努力マン、兄弟の対決です!」
「兄さん、お互いもう正式なヒーローになれるのは決まっているけれど手を抜かないで頑張ってね!僕も全力で頑張るから!」
「お…おう手加減なんかしねー」
「行くよ兄さん!!」
ヒュ…ッ!!
その蹴りの速さに、勝利マンは尻もちをついた。
「(な…なんて蹴りの速さだ!!)」
努力マンの蹴りの風圧で、勝利マンの頬が切れそこから血がツツー…と垂れた。
「(じょ…冗談じゃねえ!蹴りはかわしたのに風圧だけで!こんなのまともに食らったら…!!つま先だけの腕立て…その答えがこの蹴りか、効果抜群じゃねえかデタラメ教えたのに…)」
…しかしそこはどんな手を使っても勝つ彼…
勝利マンは背中に腕を回した。
「もーっ、兄さんったら弟だからって油断しちゃ駄目じゃないか!さあ早く立って!手を貸すよ…」
「はは…そうだな…」
手を握るとき…勝利マンは努力マンに何かを手渡した。
「こ…こいつ凶器を持ってるぞ!審判見てくれー!!」
それは勝利マン愛用の凶器用栓抜きだった。
「こ…これは…!?」
「努力マン凶器所持により反則負け!!」
「けしからん!!ヒーローを目指すものが凶器とは!!努力マンお前から以後200年間ヒーローになる権利を剥奪する!!」
「そ…そんな…!!」
ガク、と膝をついた努力マンは友情マンに助けを求めた。
「ゆ…友情兄さんなんとか言ってくれ…!!」
「…………わ……私もお前が凶器を出すところを見た…なんてことをしてくれたんだ…………」
最後の助けさえも振り払われ、努力マンは絶望のどん底をへと突き落とされた。
努力マンは逃げ出すように人前から姿を消して山にこもり…ただひたすらヒーローになることを考え修行をしてきた。そして200年たち彼はヒーローになれた…
………………
「自分のことしか考えない兄のために耐えてきた200年間…長かったぜ…」
「そして今回の会長を助けるという任務も兄さんたちは出世のためにやろうとしているにちがいないんだ…
しかも…純粋で心優しい師匠を友達に仕立て上げて利用して…だ…!!」
怒りと憎しみに努力マンの手が震える。
「だ…だから…私はこの手で…兄さんたちの前で敵を倒し…成長したヒーロー努力マンを見せ、真のヒーローというものを教えてやるのだ!!」