天才マンの思いが届き‥無事、
神才マンの記憶が戻った！！
神才マンは1度ヒーロー星へ戻る事にし、
鈴音たちと共に宇宙船へ乗り込んだ！


「‥ヒーロー星へ戻るのは800年ぶりかな‥」
「会長も心配していたよ‥神才マン」
「あぁ、戻ったら会長に謝らなければな」


懐かしげに目を細めて宇宙を見つめる
神才マン‥その様子を見て本当に
父が戻ってきた、と実感して天才マンは嬉しく思った。



「見えてきたよ父さん」
「‥おぉ、懐かしいな」


そうして見えてきたヒーロー星‥
戻ってくるのに800年ほどかかってしまったが‥ようやく帰ってこれた
一行はヒーロー星へ宇宙船を近づけて
着陸させた。


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
ヒーロー星へ降り立った神才マンは
昔とは違い変わったヒーロー星に
辺りを見回して変わった景色に
内心驚きと共に少し、寂しさを覚えた。
そして‥懐かしさも、彼の心に沸いた


「変わったな、この星も」
「1度壊滅状態になったからね」
「‥‥‥‥‥」


その言葉に天才マンは気まずそうに
目線をそらす‥‥その目線に気がついた
神才マンはふっ、と笑う



「‥間違いを犯したからといって恥じることは無いさ、改心したのならな」
「！」
「な、天才」
「‥うん」


そう息子に語りかける神才マンは
何があったかを全て察したらしい
さすがは自分の父だ、と天才マンは苦笑する



「さぁさぁ！いかがかな？我が友神才マン久々のヒーロー星は！」
「あぁ、風変わりしたがどこか落ち着くな」
「さ、はやく本部へ行きましょう！心配してましたからね‥皆さん」
「うむ」


こくり、と頷くとヒーロー協会本部へと
6人は飛んで行った。
ヒーロー協会本部の扉近くへと
飛んでいけば‥扉の前に会長と世直しマンが
立っているのが見えた。



「！！あっ、会長とよっちゃんだ！！」
「心配させていたらしいな」
「おーい会長ーー！！世直しマーーン！！」

「！！あっ、あれは！！」
「ラッキーちゃん達……と、ん！？」



声に気がついた世直しマンと会長が
上をむく、するとラッキーちゃん達が
上にいることに気がつき会長が手を振り…
そして世直しマンが、1人多いことに気が付き…


「あ、あれは……神才マン！！」
「なに！？…ああぁぁー！！！本当だ！！神才マンだ！」
「記憶を取り戻して、戻ってきたのか！！」


神才マンは笑顔で世直しマンと
会長に向かって手を振った。