天才マンの懐から‥例の写真が入った
フォトケースが落ちた！！
それを拾い上げるために神才マンを
地面におろして拾いに行く、だが
その間にもエネルギーが溜まり‥
打つ準備が出来‥！




「死ねぇぇぇぇ！！！！」



フォトケースを拾い上げたその時、
天才マン目掛けてエネルギー砲が
発射された！！



「！！しまった！！」

「天才マン！！やだ、避けてぇぇぇぇ！！！」
「危ない！！！天才マン！！」

「、！！」



天才マンに迫るエネルギー砲
それに顔色を変えて勢いよく神才マンは
立ち上がり声高らかに叫んだ



「っやめろ！！！その人に‥”その子”に手を‥‥‥、？」



その子


その言葉に神才マンは何か別の記憶が
頭に浮かび言葉を詰まらせた
その言葉が、なにか引っかかった



子では無いだろう‥？彼は‥
いいや‥‥彼は‥子であっている



「私の‥私の、」



なぜなら、彼は‥‥
天才マンは‥！！




「私の息子に手を出すな！！！！」



咄嗟に出たその言葉と共に、神才マンの
頭の中にまるで映画かのようにざぁっと
空白の間の記憶が流れ込んできた


ヒーローとして戦い始め
三本柱マンに出会った
ヒーロー神に出会った
妻、鬼才と出会い
交際期間の末に結婚した
そして‥彼女との間に‥


息子が生まれて‥その息子に付けた名前は‥


「天才ーーーーーっ！！！！」



神才マンは目にも止まらぬスピードで
天才マンの前へと飛び出し‥
エネルギー砲が2人の元へと迫る！！



「！？とうさ、」
「「神才マン！！天才マン！！」」

「ひゃはははは！！死ね！！」



神才マンは輝きを取り戻した瞳で
ギャングマンを睨むと両腕を
前に出して、忘れていた技名を叫んだ



「カミノマモリ！！！！」



高らかに叫んだとともにエネルギー砲がぶつかる！！
巨大な爆発音がなり炎が上がる‥！！



「そ、んな‥天才‥神才ま、！？」



鈴音が絶望して呟いたその時‥
エネルギー砲がぶつかった場所には‥



「な、何ー！？」
「あぁっ、あれは！？」



丸いバリアーが貼られており‥
それにより神才マンと天才マンは
無傷で立っていた。