「ぶわっはっはっはっは！！これは傑作！！あの救世主マンが恋をしていたとはな！！しかも寄りにもよってラッキーちゃん！！ブス専だったとはな！！彼氏がいる女を好きになって失恋とは！ひー！！腹いてー！！わはははは！！」


それは、さっちゃんだった
げらげらと笑い救世主マンの
鈴音へ向けた愛を馬鹿にされた
ラマンちゃんは‥ぷつん、と堪忍袋の緒が切れた。


「‥貴方に、彼を笑う資格も‥彼女をバカにする資格もないわ！！！」


未だに泣く鈴音の頭を撫でて、
ラマンちゃんは立ち上がってさっちゃんを
睨みつけた。


「あなたは愛する人の為に死ねて！？出きっこないわよね！？愛を知らないあんたなんかに！！」
「愛のために死ぬだと！？馬鹿め！ならば愛などいらんわ！！」
「おだまりーー〜！！！！」


ドッゴーンの体制になり
さっちゃんの元へまた飛びかかるラマンちゃんに
ヒーロー達に緊張感が走る！！



パシン！！



しかし、さっちゃんにとってラマンちゃんは
敵ではなく‥蚊でも払うかのように手を払い、
顔を思い切りはたかれた形になった
ラマンちゃんは吹っ飛んで、柱に激突する形となる！！が


「！！ラマンちゃ、っう！」


ちょうどその柱の場所にいた鈴音
が彼女を受け止めた、が衝撃で
背中を強くうちつけた。

その行動に‥ヒーロー達の怒りの炎が燃えた。


「き‥貴様ぁぁぁ！！！」
「もう我慢出来ん！！」
「女に手を出した上に侮辱するとは許さねぇ！！」


恋人に侮辱され
さらに仲間を傷つけられて‥
勝利マン、天才マン、努力マンが
怒りのままにさっちゃんへと飛びかかろうとした、その時！！



ビカーーーッ！！



「よ‥よくも、ラマンちゃんを‥」



スーパースターマンが大きく光り輝いていた！！
まさかパワーアップするのか！？と
ヒーロー達が彼の変身を見守る！！
目立が改造された時、所長は
彼の怒りが頂点に達した時
1度だけ最高の姿となれる
要素を内蔵していた‥

それが今、来たのだ！！