再会!勝利、友情、努力三兄弟!
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「でも勝利マンの勝利への執念にはほんとまいったよ…すごいよね、勝利マンって!」
笑顔で褒める鈴音に、少し顔を赤らめた勝利マンと友情マン。
「そっ、そうか?まあ、ヒーローなんてのはな!どんな手を使ってでも悪い奴に勝てばそれでいいってのが俺のやり方なんだ!!」
「そうそう、僕なんか強い友達いっぱい作って悪者やっつけてもらって自分は何もしないでからのヒーローだもん!だから友情マン。」
「あはは、いいかもね!」
…………
その頃、いきなり飛び出して行った努力は鉄下駄を取りに鈴音の家へ向かっていた。
「まいったな~、師匠の家に鉄下駄おいてきちゃった!早く履かないと足が衰えてしまう!!」
………
「いやー、いきなり蹴りかかられて来たときは何この人たち!?とか思ってたんだけどいい人で良かったー!!」
すると、突然友情マンと勝利マンの顔が真剣になる。
「ラッキーマンさん。貴方が噂通り強くて安心しました。」
「やだどうしたの友情マン改まっちゃってー?」
「俺たちはお前の強さを確かめに来たのだ。」
「なーんだそうだったの?」
「ぜひ、あなたの力を貸してほしい!!友達だからいいよね?」
「と、いいますと…?」
「実は…」
…………
そして、努力はまもなく鈴音のいる公園に差し掛かるところまで来ていた。
「(あっ、師匠変身してる!?)師匠ー!!」
「あれ、努力ー!!」
「…えっ、!?」
努力は鈴音と共にいる人物を見て目を見開き固まった。
「「よっ、久しぶり!」」
「えっ?えっ?」
ガタガタ、と体が震える。
冷や汗が吹き出す。
怒りが湧き出る。
そして、あの日の苦く苦しい思い出が脳裏を過る。
努力は震えた声で声を出した。
「勝利兄さん……友情兄さん………」
「そうこのお兄さんたち私のともだ…ってえええええ!?兄さん!?」