再会!勝利、友情、努力三兄弟!
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「兄さんったら…目的を忘れないでくださいよ…」
「わかってる…」
ボソボソとまた話し合う二人。なにやらこの兄弟は別に目的があるようだ。
「よーし、お前が負けを認めないのなら力で勝負だ!!」
「(絶対私のほうが足長いよねー…)」
そんな話なんて聞いていなかった鈴音は、勝利マンの足に目が行っていた。
絶対自分のほうが足長い…と呟きながら。
「勝利パンチを受けてもらおう!」
「(どう見ても勝利マンの足短い…)」
「パーンチ!!」
「も一回足図らせて」
そこで無意識のうちにラッキーが起こる。勝利マンの足を図ろうと屈んだ際に、パンチを交わすことができたのだ。
当然避けられた勝利マンは転倒する。
「あれ」
「わーっ!?」
「もーっ!!ちゃんと図らせてよズルい!!」
「こ、コイツ…」
その時、ふと勝利マンはいいことを思いついた。
「(まてよ、コイツにまた下を図らせて…膝蹴り!こりゃいいどんな手を使ってでも勝てばいいんだ…)」
「よし、また下図っていいぞ。」
「ほんと!?やった!!背伸びなしだよ!えーっと…あ、」
「(よし今だ!)」
「巻き尺忘れてた」
「シャー!!って、ええ!?」
バキィッ!!
鈴音に膝蹴りを避けられた勝利マンは
自分でそのケリを受けてしまった。
「あれ、何やってんの?もーちゃんと図らせてってば…」
「こ…このやろ~~っ…」
「(やはり噂通りラッキーマンは強い…だが勝利兄さんは勝ち方はともかく必ず勝ってきた男…)」
彼女ならもしかして…と友情マンはゴクリとツバを飲み込んだ。
「しかし俺は絶対に勝ーーーつ!!」
「はい図るよー。」
「どわぁっ!?」
再度パンチを打つがまた鈴音に避けられた。
「もーっ!!動かないでってば!」
「そりゃこっちのセリフだー!!」
そんな争いが5時間続いた。
馬鹿な戦いが続いて5時間…二人は疲れ果てていた。
「ゼェ、ゼェ、ど、どうやらこのままでは勝負がつかんようだな…」
「ハァ、ハァ、もういいよやめよ、足の長さなんてどうでもいいや…」
「150Rやって勝負つかねーんだこの勝負は審判による判定で決めよう。」
「そんな審判どこにいるのー…」
「ハァ、ハァ…ここにいる」
ポチ、と胸の[勝利]のマークを押すとそのマークが開いて中から小さな審判が現れた。
「この審判はもしものときの判定用でとても厳正な採点をしてくれるのだ。さぁ審判!判定を下してくれ!」
「この勝負…勝利マンの判定勝ちー!!」
よく見るとその審判は人形で、どうやっても彼が勝つように、勝利マンの指と人形の片腕とが糸で繋がれていた。
「もういや…」
「おーっし勝ったーっ……ゼェ…ゼェ…」
二人は息を切らしながらその場に倒れ込んだ。
「し、しかしお前もなかなかやるな気に入ったぜ…」
「勝利マン、もね…」
「さすがの俺ももう少しで負けるところだったからな…」
「でも私、負けたとは思ってないからね…」
「な、なにおーっ!?」
「やる気!?」
少し睨み合って二人はクスッ、と笑いあった。
「はははーっ!!その負けん気ほんと気に入ったぜ!」
「はいはいはい…よいしょっと。」
友情マンが真ん中に入り、勝利マンと鈴音の腕を自分の肩にまわす。
「喧嘩もしたけどこれで僕たち三人は友達だーっ!!」
ははは、と三人で笑い合う。
「わかってる…」
ボソボソとまた話し合う二人。なにやらこの兄弟は別に目的があるようだ。
「よーし、お前が負けを認めないのなら力で勝負だ!!」
「(絶対私のほうが足長いよねー…)」
そんな話なんて聞いていなかった鈴音は、勝利マンの足に目が行っていた。
絶対自分のほうが足長い…と呟きながら。
「勝利パンチを受けてもらおう!」
「(どう見ても勝利マンの足短い…)」
「パーンチ!!」
「も一回足図らせて」
そこで無意識のうちにラッキーが起こる。勝利マンの足を図ろうと屈んだ際に、パンチを交わすことができたのだ。
当然避けられた勝利マンは転倒する。
「あれ」
「わーっ!?」
「もーっ!!ちゃんと図らせてよズルい!!」
「こ、コイツ…」
その時、ふと勝利マンはいいことを思いついた。
「(まてよ、コイツにまた下を図らせて…膝蹴り!こりゃいいどんな手を使ってでも勝てばいいんだ…)」
「よし、また下図っていいぞ。」
「ほんと!?やった!!背伸びなしだよ!えーっと…あ、」
「(よし今だ!)」
「巻き尺忘れてた」
「シャー!!って、ええ!?」
バキィッ!!
鈴音に膝蹴りを避けられた勝利マンは
自分でそのケリを受けてしまった。
「あれ、何やってんの?もーちゃんと図らせてってば…」
「こ…このやろ~~っ…」
「(やはり噂通りラッキーマンは強い…だが勝利兄さんは勝ち方はともかく必ず勝ってきた男…)」
彼女ならもしかして…と友情マンはゴクリとツバを飲み込んだ。
「しかし俺は絶対に勝ーーーつ!!」
「はい図るよー。」
「どわぁっ!?」
再度パンチを打つがまた鈴音に避けられた。
「もーっ!!動かないでってば!」
「そりゃこっちのセリフだー!!」
そんな争いが5時間続いた。
馬鹿な戦いが続いて5時間…二人は疲れ果てていた。
「ゼェ、ゼェ、ど、どうやらこのままでは勝負がつかんようだな…」
「ハァ、ハァ、もういいよやめよ、足の長さなんてどうでもいいや…」
「150Rやって勝負つかねーんだこの勝負は審判による判定で決めよう。」
「そんな審判どこにいるのー…」
「ハァ、ハァ…ここにいる」
ポチ、と胸の[勝利]のマークを押すとそのマークが開いて中から小さな審判が現れた。
「この審判はもしものときの判定用でとても厳正な採点をしてくれるのだ。さぁ審判!判定を下してくれ!」
「この勝負…勝利マンの判定勝ちー!!」
よく見るとその審判は人形で、どうやっても彼が勝つように、勝利マンの指と人形の片腕とが糸で繋がれていた。
「もういや…」
「おーっし勝ったーっ……ゼェ…ゼェ…」
二人は息を切らしながらその場に倒れ込んだ。
「し、しかしお前もなかなかやるな気に入ったぜ…」
「勝利マン、もね…」
「さすがの俺ももう少しで負けるところだったからな…」
「でも私、負けたとは思ってないからね…」
「な、なにおーっ!?」
「やる気!?」
少し睨み合って二人はクスッ、と笑いあった。
「はははーっ!!その負けん気ほんと気に入ったぜ!」
「はいはいはい…よいしょっと。」
友情マンが真ん中に入り、勝利マンと鈴音の腕を自分の肩にまわす。
「喧嘩もしたけどこれで僕たち三人は友達だーっ!!」
ははは、と三人で笑い合う。