仲間割れ?の巻
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止めに入った世直しマンとパシリ、
鈴音に目線を移した。
「世直しマン、パシリ1号、ラッキーちゃん…ヒーロー協会の一員ならばあの3人を止めるのを手伝ってくれ」
「…よしっ、わかった!!」
「わかりやした兄貴!!」
「えっ?」
まさか自分にまで言われるとは
思ってもおらず言葉を詰まらせた
鈴音の元にまた勝利マンが
声をはりあげた
「ラッキーちゃん!!ここで止まる訳には行かねぇだろ!!こっちに来てそいつら止めろ!!」
「え?」
「師匠ーー!!お願いします!!」
「ちょ、」
「ラッキーちゃん!!君と私の仲だろう!!」
「〜〜…」
四方八方から叫ばれてぷるぷる震えて
拳を握る鈴音に、ヒーロー達は
どちらを選ぶのだろうかと観戦する…
「ラッキーちゃん…どっちに着くんだろ」
「そりゃー彼氏の方だろ?」
「いや、彼女正義感強いから三兄弟の方かもよ」
「ラッキーちゃん!!」
「さぁ、こっちに!!」
勝利マンと天才マンが鈴音の
肩を掴んだ、その時!!!
「〜〜…!!いい加減にして!!バカ!!」
パァン、パァン!!!
「いでっ!?」
「うっ!?」
「「!?」」
その時、鈴音が思いっきり
勝利マンと天才マンの頬を引っぱたいたのだ!!
そう、彼女は怒りで震えていたのだ…
頬に紅葉のような手の後を残して
内心驚いたような顔で鈴音をみる
2人と…まさか叩くとは思わず口をあんぐりと開けるヒーローたち。
「ラッキーちゃん!?」
「な、なにしやが…」
「どっちに着くかですって!?着くわけないでしょ!!自分勝手すぎるよ!!大体今の状況よく分かってる!?表宇宙が今どうなってるとか考えた!?」
「「!!」」
抗議をしようと口を開いたが、
珍しく心の底からの”怒り”の表情で
ビンタしたままの姿で息を荒くして
そう叫んだ鈴音に、反省せざるを得なかった。
「私より年上なのに!!私よりヒーローやってんのに!!そんな事も分からないなんて最低!!」
「「……………」」
そしてなによりも…表宇宙に、地球に
大事な家族がいる彼女だからこそ…
言える言葉であった。
そんな鈴音の後ろから会長が
来て彼女の肩を叩く
「ラッキーちゃんの言う通りだ、今こうしている間にも裏宇宙の兵士は我々の表宇宙を侵略しているのだぞ」
「会長…」
「しかし、天才マンが言っていることも気になる…」
「今のままでは勝てないんでしょ?だったら勝てる方法があるかもしれないってこと?」
天才マンは俯き…答えた
「それは…私にも分からない、まだ」
「天才マンが勝てないって言ってるならほんとに勝てないんじゃ…」
「…でもさ、このまま戻ることは出来ないんだろ」
「…付き合ってらんねぇ!!もう行くぜ!!」
「あっ、おい勝利マン!!」
痺れを切らした勝利マンが飛び去り、
それに続いて努力マンと友情マンも飛んでゆく。
「ど…どうする」
「お、俺は行くぜ!!負けると知ってても行く!!」
「俺も!」
「私もだ!!」
「私もよ!!」
「よし、行こう!!」
次々に仲間たちも飛んでゆき…
天才マンは真っ青な顔で立ち尽くすが、
鈴音が彼の肩を指でトントン、とつついた
「!」
「一緒にいこ」
「……………あぁ」
仕方なく天才マンもゆくが、
どうすればいいのかも分からず
青い顔のままの天才マンに勝利マンが
振り返った
「何時までそんな顔してんだ、いくら考えたって勝つ方法なんて分からねぇぜ?勝つ方法ってのはな!相手と戦って始めてわかんだよ」
「……ふっ勝つことに関してはお前の方が上のようだな」
「よせやい照れるぜ」
「…それにさ、私のラッキーが何とかしてくれるかもじゃん、だからさ…信じてみてよ、仲間をさ」
そうにこやかに伝えた鈴音に
ふっ、と笑った
「…………あぁ、そうだな…すまないなラッキーちゃん」
「もう、あんな喧嘩しないでよね」
そんなこんなと会話しているうちに
次の星へ着いていた。
次の星は…ドアしかないゴツゴツした星だ…
「全ての道はあのドアと見た!!」
「までパシリ!!そっちは!!」
スペードマンの止める声も聞かずに
パシリ1号はドアに向かってゆく…が!!
バン!!
「ぐえっ!!」
「「!!」」
勢いよく扉が空き、パシリはドアに勢いよく
顔面をぶつけて倒れ…そんなパシリの顔を
踏みつけて門番が現れた。
「お…お前は一体!!」
「…俺の名は越谷太郎」
名を聞いた勝利マンは身震いをして、
天才マンに声をかけた
「天才マン、お前の言った通りだ…こいつは今までのヤツとは違う…」
「よせやい照れるぜ」
「しかし俺は勝つ!!」
勝利マンが越谷太郎に向かって飛び掛る!!
「じゃーお手並み拝見と行くか越谷太郎さんよ!!」
「勝利マン!!!」
そう叫ぶ天才マンの声も聞かずに
向かってゆく勝利マン!!
どうなる!?
鈴音に目線を移した。
「世直しマン、パシリ1号、ラッキーちゃん…ヒーロー協会の一員ならばあの3人を止めるのを手伝ってくれ」
「…よしっ、わかった!!」
「わかりやした兄貴!!」
「えっ?」
まさか自分にまで言われるとは
思ってもおらず言葉を詰まらせた
鈴音の元にまた勝利マンが
声をはりあげた
「ラッキーちゃん!!ここで止まる訳には行かねぇだろ!!こっちに来てそいつら止めろ!!」
「え?」
「師匠ーー!!お願いします!!」
「ちょ、」
「ラッキーちゃん!!君と私の仲だろう!!」
「〜〜…」
四方八方から叫ばれてぷるぷる震えて
拳を握る鈴音に、ヒーロー達は
どちらを選ぶのだろうかと観戦する…
「ラッキーちゃん…どっちに着くんだろ」
「そりゃー彼氏の方だろ?」
「いや、彼女正義感強いから三兄弟の方かもよ」
「ラッキーちゃん!!」
「さぁ、こっちに!!」
勝利マンと天才マンが鈴音の
肩を掴んだ、その時!!!
「〜〜…!!いい加減にして!!バカ!!」
パァン、パァン!!!
「いでっ!?」
「うっ!?」
「「!?」」
その時、鈴音が思いっきり
勝利マンと天才マンの頬を引っぱたいたのだ!!
そう、彼女は怒りで震えていたのだ…
頬に紅葉のような手の後を残して
内心驚いたような顔で鈴音をみる
2人と…まさか叩くとは思わず口をあんぐりと開けるヒーローたち。
「ラッキーちゃん!?」
「な、なにしやが…」
「どっちに着くかですって!?着くわけないでしょ!!自分勝手すぎるよ!!大体今の状況よく分かってる!?表宇宙が今どうなってるとか考えた!?」
「「!!」」
抗議をしようと口を開いたが、
珍しく心の底からの”怒り”の表情で
ビンタしたままの姿で息を荒くして
そう叫んだ鈴音に、反省せざるを得なかった。
「私より年上なのに!!私よりヒーローやってんのに!!そんな事も分からないなんて最低!!」
「「……………」」
そしてなによりも…表宇宙に、地球に
大事な家族がいる彼女だからこそ…
言える言葉であった。
そんな鈴音の後ろから会長が
来て彼女の肩を叩く
「ラッキーちゃんの言う通りだ、今こうしている間にも裏宇宙の兵士は我々の表宇宙を侵略しているのだぞ」
「会長…」
「しかし、天才マンが言っていることも気になる…」
「今のままでは勝てないんでしょ?だったら勝てる方法があるかもしれないってこと?」
天才マンは俯き…答えた
「それは…私にも分からない、まだ」
「天才マンが勝てないって言ってるならほんとに勝てないんじゃ…」
「…でもさ、このまま戻ることは出来ないんだろ」
「…付き合ってらんねぇ!!もう行くぜ!!」
「あっ、おい勝利マン!!」
痺れを切らした勝利マンが飛び去り、
それに続いて努力マンと友情マンも飛んでゆく。
「ど…どうする」
「お、俺は行くぜ!!負けると知ってても行く!!」
「俺も!」
「私もだ!!」
「私もよ!!」
「よし、行こう!!」
次々に仲間たちも飛んでゆき…
天才マンは真っ青な顔で立ち尽くすが、
鈴音が彼の肩を指でトントン、とつついた
「!」
「一緒にいこ」
「……………あぁ」
仕方なく天才マンもゆくが、
どうすればいいのかも分からず
青い顔のままの天才マンに勝利マンが
振り返った
「何時までそんな顔してんだ、いくら考えたって勝つ方法なんて分からねぇぜ?勝つ方法ってのはな!相手と戦って始めてわかんだよ」
「……ふっ勝つことに関してはお前の方が上のようだな」
「よせやい照れるぜ」
「…それにさ、私のラッキーが何とかしてくれるかもじゃん、だからさ…信じてみてよ、仲間をさ」
そうにこやかに伝えた鈴音に
ふっ、と笑った
「…………あぁ、そうだな…すまないなラッキーちゃん」
「もう、あんな喧嘩しないでよね」
そんなこんなと会話しているうちに
次の星へ着いていた。
次の星は…ドアしかないゴツゴツした星だ…
「全ての道はあのドアと見た!!」
「までパシリ!!そっちは!!」
スペードマンの止める声も聞かずに
パシリ1号はドアに向かってゆく…が!!
バン!!
「ぐえっ!!」
「「!!」」
勢いよく扉が空き、パシリはドアに勢いよく
顔面をぶつけて倒れ…そんなパシリの顔を
踏みつけて門番が現れた。
「お…お前は一体!!」
「…俺の名は越谷太郎」
名を聞いた勝利マンは身震いをして、
天才マンに声をかけた
「天才マン、お前の言った通りだ…こいつは今までのヤツとは違う…」
「よせやい照れるぜ」
「しかし俺は勝つ!!」
勝利マンが越谷太郎に向かって飛び掛る!!
「じゃーお手並み拝見と行くか越谷太郎さんよ!!」
「勝利マン!!!」
そう叫ぶ天才マンの声も聞かずに
向かってゆく勝利マン!!
どうなる!?