その様子を見ていたさっちゃんが
救世主マンに問う。


「ラッキーちゃんのラッキー
勝利マンの勝利への執念
世直しマンの力‥

救世主マン、お前がH-1グランプリに偵察に言った時目に付いたのはこの3人だったな？」

救世主マンは肩を跳ねさせて答える


「！はい、じ、実はもう1人気になる男が‥素晴らしい頭脳を持った男が」
「ほーっ？素晴らしい頭脳か‥ヒーロー協会のブレインって訳か、言うてみいその男の名を」
「そ‥それは‥と、トップマン」


違うヒーローの名を出したその瞬間
さっちゃんはギロリ！！と救世主マンを
睨みつけ、救世主マンは慌てて訂正した


「じゃなくて天才マン！！」
「天才マン、やはりな‥‥奴はラッキーちゃんと恋人だったな‥奴のデータを出せ黄桜！」
「はっ！！」


黄桜がコンピューターを操作しデータを
出す、すると天才マンのデータが映し出された



『天才マン
地球人名 生月天才

父 神才マン
母 鬼才

伝説のヒーロー Hero of God
神才マンの実の息子である
宇宙一のヒーローと呼ばれる
ラッキーちゃんとは恋人同士であり
彼女にゾッコンであり独占欲が強い』



天才マンのデータを見たさっちゃんが
首を傾げてまた問う。



「‥ん？伝説のヒーロー神才マンだと？おい救世主マンー、神才マンとは誰だーっ」
「はっ、神才マンとは‥”神に近しいヒーロー”と呼ばれるほどの名の通りの神の才能を持つヒーローです‥彼はかの三本柱マンのライバルであったとか‥」
「‥何？三本柱マンのライバル‥‥
なるほど、私の腕に傷をつけたあの
三本柱マンのライバルの息子！！
ぶはははは！！こいつは面白くなってきた！！」


げらげらと笑いながらさっちゃんは
モニターを真っ直ぐとみて、黄桜に指令を出した


「黄桜、確か次はハリーの星だったな？」
「はっ！」
「ふふふこれはちょうどいいわい！ハリーに伝えておけ天才マンを引っ張り出して奴の頭脳の程度を計れとな！！」
「はっ！！ハリー！ハリー！聞こえるか！！」


さっちゃんの高笑が響いて‥
指令が次の星へ伝わった。