救世主マンは喉で笑いながらも
血を口から流し、立ち上がる。


「勝利マン‥私をそこらの兵士と同じにしてもらっては困る‥」
「それはどうかな？」
「いくぜーーーっ！！！」


救世主マンが救世拳を繰り出すが勝利マン
は体を屈めて避けると一気に距離を詰めた。


「くっ、！バカめ自ら懐に入ってくるとは！この距離からではもうかわせんぞ！！」
「そりゃそうだ、だが！その前のてめーの腹を見やがれ！！」
「！！何っ！？」



救世主マンが腹を見ると、救世主マンの
腹はトイレのスッポンこと通水カップが
くっついており救世主マンと勝利マンは
繋がった状態にあった‥
これで2人は繋がれ、勝利マンを吸いこめば
救世主マンも吸い込まれる事となるのだ！！


「どうした吸い込んでみろよ死んでも俺はこの手を離さねぇ！！」
「うぐぐ‥！」

「しかし、右手は使えるぞ!!」
「そう!!お互い右手で勝負ってわけだ!!」


勝利マンはこんな状態でも笑みを
浮かべていた‥戦うのが好きな
勝利マンは、戦いがいのある
相手が現れて嬉しいのだ‥


「救世拳！！！」
「ビクトリーパンチ！！！」

「「ああっ！！」」


お互いのパンチが顔面に炸裂する！！
が、勝利マンはケロりとしており‥
救世主マンは先程のダメージもあり
少しやられていた‥


「きかねーな！！」
「こ‥こちらの、セリフだ、」
「ほんじゃまもー1発！！！せーの！！」


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そんな様子を見て悪にふさわしい笑みを
浮かべてモニターを見ていたのはさっちゃんだ。


「ふっ‥救世主マン所詮この程度の男よせいぜい時間を稼ぐのだ‥黄桜！！早くラッキーちゃんの分析を終わらせろ、あれじゃあいつどこまで持つかわからん」
「ハッ！！」


そう、さっちゃんが救世主マンを行かせたのは‥
鈴音の弱点や能力を分析する為であった
つまり救世主マンはただの時間稼ぎ‥
黄桜と呼ばれた部下が分析をし
モニターに心配そうな顔をして見守る
鈴音が映し出され彼女のデータが映る



『ラッキーちゃん
正体 追手内鈴音
地球人 日本一ついてない中学生
兼 日本一可愛らしい中学生
母 追手内伊八代
父 追手内止朗
妹 追手内やあ菜』


『変身用らっきょで変身をする
同じヒーローである天才マンとは
両思いであり恋人同士にある
勝利マンに片思いをされているが
彼の思いには気づいていない模様』

「変身前と恋愛についてのデータはいらん今までの戦闘データを出せ！！」



黄桜が鈴音の戦闘データを
出す、戦闘相手と勝ち方が映し出され勝ち方は‥
ラッキー、ラッキー、ラッキー、ラッキー‥
羅列されたラッキーの文字に思わずずっこけた。