戦いの幕開けの巻
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勝利マンは、三本柱マンの最後の姿を
忘れない‥
朝、三本柱マンは誰にもばれないように
して出ていこうとした‥だが
「あっ父さん!こんな早くどこに行くの?」
「!勝利‥!」
勝利マンがもう起きていることに
気がついて振り向き長男に目線を
合わせて中腰になる。
「お前こそこんな朝早くに熱心だな」
「だってボクも父さんみたいな立派なヒーローになるんだもん!」
三本柱マンは意を決して
自分が出る理由を話すことにした‥
「勝利、父さんはこれから悪いやつをやっつけに行くんだ、そしてこれがヒーローとしての最後の仕事になるだろう‥」
「えっ!じゃあこれからは病気の母さんのそばにずっと居てあげるんだね!」
そう喜ぶ勝利マンに三本柱マンは
真顔で黙り込む‥
違う‥最後の意味とは‥
三本柱マンは勝利マンの
肩に手を置くと、口を開く
「ぃぃいか勝利」
これが最後の教えだ、と心の中で
呟いて勝利マンにひとつの教えを口にした
「絶対負けないヒーローになれ、死んだら負けだぞ」
その言葉は一生、勝利マンの
心に刻みつけられる事になる‥
勝利マンはその教えを口にした後に
飛んで行った父の後ろ姿を忘れない‥
その最後の父の姿を‥
…………………………………………………………………………………
「ヒーロー神もう一度言ってみろ、なんて言った」
「裏宇宙の支配者、それは三本柱マンを殺した男じゃ」
また反芻された言葉に‥努力マンと
友情マンは険しい顔をしただならぬ
オーラを醸し出す‥
勝利マンがヒーロー神の肩を掴んで
揺らし怒鳴る
「見たのか!!指を咥えて見てたのか三本柱マンが殺されるところを!!!」
「わしから話そう‥」
「会長‥」
会長がまた何かを知っていたらしく
口を開く‥
「‥今から五百年前の事だ」
五百年前のヒーロー協会の事だった
あの日を会長は忘れない
「会長!!会長!!」
「なによー!!午後のティータイムの邪魔しないでよねー」
「ブラックホールから強力なエネルギー光線が!!」
「何っ!?」
ティータイムを中断して急いで
モニターを見れば‥確かに吸い込むだけの
はずのブラックホールが出ていた!!
そのエネルギー光線は次々に星を破壊していた‥
その様子を見て裏宇宙人の‥さっちゃん
仕業だと察した会長は、ヒーロー全員を集めた。
「今、宇宙は最大の危機にある!ブラックホールから送り出されている破壊光線によってこの宇宙はどんどんせばまっている!!」
「「何っ!?!?」」
「そしてそれを防ぐ方法はただ一つ!ブラックホールを操ることの出来るさっちゃんを倒すしかない!!」
「さっちゃん!?」
当然ヒーロー達は全員、そいつを
倒しに行こうと意気込み始めるが‥
そう容易く倒せる相手では無いのだ
「やつは裏宇宙をたったの16時間24分3秒で支配した男だ!容易く倒せる相手では無い」
「じゃ、じゃあこのまま宇宙が支配されるのを見てろと!?」
「それじゃあなんのためのヒーロー協会だ!」
「負けるかもしれなくても!やるしかないじゃないか!!!」
「俺は行くぜ!!」
「俺もだ!!」
勝手にそうヒーロー達が向かおうとした時!!
「皆黙れ!!もっと冷静になれ!!」
「「っ!三本柱マン!!」」
三本柱マンの声が響き渡った
「今向こうへ行っても相手の思うつぼだ、みすみす殺されに行くようなものだ!それこそこの宇宙は終わりだ‥だからこそ会長は皆を集めて対策をねろうとしているのではないか!!」
「三ちゃん‥」
「いいか勝手な行動は取るな!私と会長で明日までに答えを出す!!それまで持ち場にもどれ」
三本柱マンの鶴の一声に
納得したヒーロー達は解散して
持ち場に戻り、三本柱マンと会長は
会長室へ戻った‥
「いったいどうすれば‥このままではこの宇宙は‥!」
ウロウロと動き回りながら悩む
会長は心細い、と言った様子で
寂しげに呟いた
「こんな時に‥よっちゃんと神才マンがいてくれたら‥!」
「っ!それを言うな超ちゃん!‥まだ時間はある、これから考えよう」
そう言って三本柱マンは会長室を
後にした‥これが最後になることも知らず
忘れない‥
朝、三本柱マンは誰にもばれないように
して出ていこうとした‥だが
「あっ父さん!こんな早くどこに行くの?」
「!勝利‥!」
勝利マンがもう起きていることに
気がついて振り向き長男に目線を
合わせて中腰になる。
「お前こそこんな朝早くに熱心だな」
「だってボクも父さんみたいな立派なヒーローになるんだもん!」
三本柱マンは意を決して
自分が出る理由を話すことにした‥
「勝利、父さんはこれから悪いやつをやっつけに行くんだ、そしてこれがヒーローとしての最後の仕事になるだろう‥」
「えっ!じゃあこれからは病気の母さんのそばにずっと居てあげるんだね!」
そう喜ぶ勝利マンに三本柱マンは
真顔で黙り込む‥
違う‥最後の意味とは‥
三本柱マンは勝利マンの
肩に手を置くと、口を開く
「ぃぃいか勝利」
これが最後の教えだ、と心の中で
呟いて勝利マンにひとつの教えを口にした
「絶対負けないヒーローになれ、死んだら負けだぞ」
その言葉は一生、勝利マンの
心に刻みつけられる事になる‥
勝利マンはその教えを口にした後に
飛んで行った父の後ろ姿を忘れない‥
その最後の父の姿を‥
…………………………………………………………………………………
「ヒーロー神もう一度言ってみろ、なんて言った」
「裏宇宙の支配者、それは三本柱マンを殺した男じゃ」
また反芻された言葉に‥努力マンと
友情マンは険しい顔をしただならぬ
オーラを醸し出す‥
勝利マンがヒーロー神の肩を掴んで
揺らし怒鳴る
「見たのか!!指を咥えて見てたのか三本柱マンが殺されるところを!!!」
「わしから話そう‥」
「会長‥」
会長がまた何かを知っていたらしく
口を開く‥
「‥今から五百年前の事だ」
五百年前のヒーロー協会の事だった
あの日を会長は忘れない
「会長!!会長!!」
「なによー!!午後のティータイムの邪魔しないでよねー」
「ブラックホールから強力なエネルギー光線が!!」
「何っ!?」
ティータイムを中断して急いで
モニターを見れば‥確かに吸い込むだけの
はずのブラックホールが出ていた!!
そのエネルギー光線は次々に星を破壊していた‥
その様子を見て裏宇宙人の‥さっちゃん
仕業だと察した会長は、ヒーロー全員を集めた。
「今、宇宙は最大の危機にある!ブラックホールから送り出されている破壊光線によってこの宇宙はどんどんせばまっている!!」
「「何っ!?!?」」
「そしてそれを防ぐ方法はただ一つ!ブラックホールを操ることの出来るさっちゃんを倒すしかない!!」
「さっちゃん!?」
当然ヒーロー達は全員、そいつを
倒しに行こうと意気込み始めるが‥
そう容易く倒せる相手では無いのだ
「やつは裏宇宙をたったの16時間24分3秒で支配した男だ!容易く倒せる相手では無い」
「じゃ、じゃあこのまま宇宙が支配されるのを見てろと!?」
「それじゃあなんのためのヒーロー協会だ!」
「負けるかもしれなくても!やるしかないじゃないか!!!」
「俺は行くぜ!!」
「俺もだ!!」
勝手にそうヒーロー達が向かおうとした時!!
「皆黙れ!!もっと冷静になれ!!」
「「っ!三本柱マン!!」」
三本柱マンの声が響き渡った
「今向こうへ行っても相手の思うつぼだ、みすみす殺されに行くようなものだ!それこそこの宇宙は終わりだ‥だからこそ会長は皆を集めて対策をねろうとしているのではないか!!」
「三ちゃん‥」
「いいか勝手な行動は取るな!私と会長で明日までに答えを出す!!それまで持ち場にもどれ」
三本柱マンの鶴の一声に
納得したヒーロー達は解散して
持ち場に戻り、三本柱マンと会長は
会長室へ戻った‥
「いったいどうすれば‥このままではこの宇宙は‥!」
ウロウロと動き回りながら悩む
会長は心細い、と言った様子で
寂しげに呟いた
「こんな時に‥よっちゃんと神才マンがいてくれたら‥!」
「っ!それを言うな超ちゃん!‥まだ時間はある、これから考えよう」
そう言って三本柱マンは会長室を
後にした‥これが最後になることも知らず